握りしめて・・・
縁あって久しぶりに新幹線やJR線に乗りました。
慣れないので疲れます。
あ~・・・たまらん。
はよ、着いてくれ~・・・
って、心の叫び。
長い時間を雑誌でも、って思い一応は買うのですが読めないのです。
酔いそうになります・・・
だから、2,3ページ捲っただけで網の中に直行です。
長い時間、ボエ~っと外を見ています。
新幹線、早いよな~・・・
飛ぶように景色が流れます。
あっという間に過去にしてしまうような時の流れのなかにどれだけの人が住んでいるのだろうか・・・
楽しく笑っている人・・・
悲しく泣いている人・・・
怒りの中で争っている人・・・
会うことのないその人々の時を突き抜けて走るようでした。
切符を握りしめます。
これがなかったら大変なことになるから・・・
これがあるから乗ることを許されます。
車掌さんもご苦労なことで確認に忙しそう。
切符を握りしめているから乗れるか・・・
そうでもありません。
時間が来るとコイツが乗ろうが乗るまいが関係なく出発します。
コイツの為ではありませんでした・・・
でも、親の車は子どものためにあります。
その子が乗るまでそこにある・・・
迎えに行ってそこにある・・・
有難いな~。
切符もいりません。
時間も心配ありません。
可愛い子を迎えに行くのですから嬉しいのです。
いてもたってもおれないのです。
そんなにコイツが可愛いのですか・・・親さま(阿弥陀さま)
幸せです・・・コイツ。