月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

報告之時

2013年01月19日 20時39分30秒 | 仏々相念(住職日記)

いつも朝夕に・・・

 

「じっとお立ちのののさまが~」って仏教讃歌の歌詞。

いつでもどこでも・・・

ず~っと立ち向こうて下さいます。

そのことのなんと心強いことか・・・

 

一日を過ごします。

バタバタと過ごします。

いろんな感情を持ちながらその時を過ごします。

 

フッと自分を見つめることができるのはお仏壇の前。

今日もいろんなことがあったな~・・・

その一日を親さま(阿弥陀さま)に報告します。

 

「ご院さん、私もお仏壇の前に座るとブツブツ報告するんです。

すると、黙って聞いてくれていてホッとできるんです。」

「よかったですね、お仏壇があって・・・」

 

お仏壇とはそういう空間なのでしょう・・・

霊とか魂みたいなものが宿っているのではなく、

我が故郷に帰って親に出会えるような場所なのでしょう。

親のおはたらきに気付ける場所。

 

何もかも仕上がっているよ!

安心なさい!

 

その温もりに出会えるからこそ、また、明日を生き抜けるのでしょう。

願生りましょう!