風のはなし

おはようございます。

今朝は寒いです。

風が強く、保育園の桜の木を揺すって葉を落としたり、ざわざわと竹藪の竹をしならせたりしています。

お店の広告の旗が一斉にバタバタバタバタなびいています。

正面をむけば、向かい風で歩きにくく、向きを変えれば追い風になって背中を押してくれます。

雲も次々流されていきます。


風は、見えないけれどそこら中ではたらいています。
見えないのに、みんな風って知っています。

風に押されて…今日も１日願生(がんば)りましょう。

なあまんだあぶ…

足元注意

んぅ・・・

お取り越し法要（親鸞聖人のご苦労を偲ばせて頂きながら、今、お念仏に出遇えたことを喜ばせていただくご縁）のご縁をいただいています。
ご門徒様のお家お家をお参りさせていただきます道に蟹が・・・
私の家の周りではあまり見ることも無くなったものですから、急ぎカメラ構えて暫く見ていました。
甲羅の模様がどことなく顔に見えて、「休んでいたのに邪魔すんなよ！」って怒っているような、困っているような・・・

通り過ぎようかなって思ってみたものの立ち止まって良かったです。
暫く童心に帰っていました。

ずっと見ている時間も無いので歩み始めるとこの蟹が一緒の方向に・・・
怖く思ったのでしょうか、しつこいと思ったのでしょうか両方のハサミを広げ歩きながら威嚇します。
「ゴメンよ、ゴメンよ、申し訳ない」って言いながらもう一枚。
ご迷惑をおかけしたことです。


「ごめんくださ～い」ってお家に入らせていただく時には、ここに低い壁（ブロック１つ分程の高さ）があることには気付いていました。
「では、失礼しま～す」って玄関で礼をして振り向いた時には忘れていました、次のお家のことを考えていたのでしょうか・・・
左足を上げるのと同時に激痛が、「ガツッ」・・・
ヨンさまもビックリな長い足は上がりきれてなかったのでしょう、向こう脛から足首まで擦り剥いてしまいました。
こんな傷を負ったの何十年ぶりです。

あれっておもしろいですよね、本当に痛い時って声になりませんもんね。
「んぅ！」ってその場に蹲りました。
それから２秒程で脳のなかで整理するんでしょうね、「お～、イタ～・・・」

帰って坊守に治療してもらいました。

何事も足元に注意しなければなりません、
何があるか分かりません・・・
誰が泣いているか分かりません・・・

自分の一歩です、責任を持って大切に踏み出しましょうね！

美しい色のはなし

おはようございます。

昨日からの雨もひとまず上がったようです。

境内の花壇にはまだ夏からのお花がとりどりに咲いています。

花も葉も雨でしっとりと濡れて色鮮やかです。
それぞれが、こんなにも美しい色をもって咲くんですね。


さて、今日は朝から晩までスケジュールがいっぱいです！
きっと、いろんな出遇いんいただくことでしょう！

願生(がんば)りましょうね！

雨之運転

飛び出て来て・・・

午前中は辛抱していた雨雲も持ち切れなくなったのか、午後から酷い雨になりました。
ボンネットやフロントウインドウ、サイドウインドウの雨粒が後ろへ後ろへ・・・
雨降りのドライブの醍醐味、心のドロドロも流してくれるような気さえします。

午後からのご縁をいただいたお家は敷地まで車で入れます。
いつも止めさせていただく所に向かっていくと玄関からご主人が飛び出てきました。
こっちこっち、って手招きして下さる方を見るとご主人の車庫、自分の愛車は外に出し雨に濡れています。
「すいません、ここいいんですか？　お車濡れていますよ。」
「かまいません、ここからだと濡れずに玄関に行けますから。さぁ、どうぞどうぞ。」

本当に、ありがたく、嬉しく思います。
この私を案じてくださるおはたらきに深く感謝させていただいたことです。
ずっと、待ってて下さっていたのでしょうね、
雨だからここに止めていただこう・・・
間のお菓子は、飲み物は・・・
そうそう、ウチで獲れた野菜も持って帰ってもらおう・・・

そこまでの道中、そんなことを思いながら走っていたか・・・？
いえいえ、雨粒がどうのこうの、前の車の運転がどうのこうの・・・そんなことばかり思いながら行っていました。
なのに・・・案じてくださっていたのですね。

私は、幸せです。

色とりどりの蓮の花のはなし

今日は《沙羅の会》を開きました。

今月の手仕事は、《蓮の花のモビール》作りです。

和紙の折り紙で伝承の蓮の花を折って、水引でこしらえた輪っかに吊します。
ゆらゆら揺れてかわいいんです。
とにかく、色とりどりの蓮の花をたくさんみんなで折りました。
青色青光・黄色黄光・赤色赤光・白色白光……
それぞれ、きれいに咲きました！