イエス、聖賢と共に七日間の瞑想!!
アッシリヤ、ギリシャ、エジプト、ベブライ、いわゆる中東に真理の種がまかれようとする。その現状認識は、七聖賢の分析は興味がある。
イエスが与えた影響は、単にエルサレムとその周辺の地域に限定されたものではなった。それは現在のキリスト教が示す地域に見る以前に、当初からそうであったとする見解が取れることは目新しい。
たまたま、地域の新興宗教が世界的広がりを見せたと言うことには、無理があると認識していたが、その認識を再確認できて納得をする。
世界的広がりを持つには、それなりの見識と世界観を必要とする。
宗教を見る目は険しい。取り分け、末法と称せられる当時代に於いては、なおさらである。それは頷ける一面も多い。宗教が形骸化し、組織で空洞化し、それに付けいるカルトが横行している。その原因の一端は、肝心要の真理が失われているからである。
イマヌエルこそ、その真理に明かりを灯す存在として、選ばれたのであった。
<? :記事に無関係>
<ウバメ樫:記事に無関係>
それを支えるプロジェクトが存在した。一大人類覚醒システムが胎動したのである。勿論、物語であるから、その真偽の程は、各自に委ねられるが、直覚する者がいてもおかしくはない。寧ろ、その方が納得がいく。。
世の中には偶然はない、と言う言葉がある。偶然と見える事々も、実は必然の摂理によって織りなされており、そこには一分一厘の誤りもなく経綸(策)されていると言うことは、否定できないと思う。実際、人間には『出会い』一つ創り出すことは出来ない。即ち、生まれ出るということは、すべての『出会い』の初転法輪ではないか。
聖賢の集会続く。開会の言葉。イエス聖賢と共に七日間の瞑想。
アシビナは言った、「アッシリヤは疑惑の国です。大抵の人が乗る車には、疑惑という貼札(はりふだ)がはってあります。
嘗つて、信仰がバビロンを潤歩していた時代がありました。彼女は晴れやかで美わしかった。しかし彼女はすばらしい白衣を着けていたので、人々はこれを恐れていました。そこで車がみな向きを変え、疑惑が信仰と戦ってこれを国外に放逐したので、二度と帰って来ません。
人々は形の上では唯一の神を拝しているが、心の中では神が存在するかどうかはっきりしていない。信仰は見えぬ者の杜(やしろ)で拝するが、疑惑は自分の神を見なければ承知しない。アッシリヤ全国の最大要求は信仰です。それはすべて存在するものに確実性の風味をつけるような信仰です。」
次ぎにアポロは言った。「ギリシャの最大要求は真の神意識です。ギリシャの神統系譜(しんとうけいふ)に舵(かじ)がない。思想はすべて神であって、神として拝せられているようです。
思想の面は広く、相容れぬはげしい反対論者が一杯です。それで神々の社会は憎悪、闘争、いやしい陰謀に満ちています。ギリシャの必要とするものは、神々の上に立つ一大精神です。これによって、人々の思想を多数の神々から離れて、唯一神に挙げることです。
われわれは既に光が丘の上に来ていることを知っている。神よ、光をいそがせ給え。」
マセノは言った、「この神秘の国、この死者の国エジプトを見て下さい。われわれの神殿が時という昔からの秘密の墳墓となってから、幾久しくなりました。神殿、地下室、洞窟は暗い。
光には秘密はない。太陽はすべて隠れた真理を明らかにする。神には何の秘密もない。昇天の太陽を見よ。その光線はあらゆる入口から入る。いや、そればかりか、ミズライム(訳者註、エジプト)の秘密な地下室の裂け目からも入ります。
われらは光を歓迎します。エジプト全国は光を熱望します。」
次ぎにファイロは言った、「ヘブライの思想と生命の要求するものは自由です。ヘブライの予言者、先覚者、律法制定者は有力な人、神聖な思想家であって、理想的な哲学系統を遺してくれました。これはわが国民を完成の目標に導くに足る十分強い善いものであった。
しかし、肉の意欲は神聖を拒み、利己心一杯の祭司職が起り、純潔な心は神話となり、人々は奴隷化した。祭司職はイスラエルの呪いです。しかし来るべき者が来れば奴隷の解放を命じ、わが国民は自由になりましょう。
見よ、神は智恵、愛、光の化身を造って、これをイマヌエルと呼びました。彼に黎明を開く鍵を渡され、ここに彼は人間としてわれわれと一緒に歩いて居る。」
その時、会議室の扉が開き、ロゴスが世の聖賢たちの中に現われた。
再び聖賢たちは七日間瞑想した。
【宝瓶宮福音書:栗原 基訳】
第十二部 世界の七聖賢の評議会
第五十七章 聖賢の集会続く。開会の言葉。イエス聖賢と共に七日間の瞑想。
1)アシビナは言った、「アッシリヤは疑惑の国です。大抵の人が乗る車には、疑惑という貼札(はりふだ)がはってあります。」
2)嘗つて、信仰がバビロンを潤歩していた時代がありました。彼女は晴れやかで美わしかった。しかし彼女はすばらしい白衣を着けていたので、人々はこれを恐れていました。
3)そこで車がみな向きを変え、疑惑が信仰と戦ってこれを国外に放逐したので、二度と帰って来ません。
4)人々は形の上では唯一の神を拝しているが、心の中では神が存在するかどうかはっきりしていない。
5)信仰は見えぬ者の杜(やしろ)で拝するが、疑惑は自分の神を見なければ承知しない。
6)アッシリヤ全国の最大要求は信仰です。それはすべて存在するものに確実性の風味をつけるような信仰です。」
7)次ぎにアポロは言った。「ギリシャの最大要求は真の神意識です。
8)ギリシャの神統系譜(しんとうけいふ)に舵(かじ)がない。思想はすべて神であって、神として拝せられているようです。
9)思想の面は広く、相容れぬはげしい反対論者が一杯です。それで神々の社会は憎悪、闘争、いやしい陰謀に満ちています。
10)ギリシャの必要とするものは、神々の上に立つ一大精神です。これによって、人々の思想を多数の神々から離れて、唯一神に挙げることです。
11)われわれは既に光が丘の上に来ていることを知っている。神よ、光をいそがせ給え。」
12)マセノは言った、「この神秘の国、この死者の国エジプトを見て下さい。
13)われわれの神殿が時という昔からの秘密の墳墓となってから、幾久しくなりました。神殿、地下室、洞窟は暗い。
14)光には秘密はない。太陽はすべて隠れた真理を明らかにする。神には何の秘密もない。
15)昇天の太陽を見よ。その光線はあらゆる入口から入る。いや、そればかりか、ミズライム(訳者註、エジプト)の秘密な地下室の裂け目からも入ります。
16)われらは光を歓迎します。エジプト全国は光を熱望します。」
17)次ぎにファイロは言った、「ヘブライの思想と生命の要求するものは自由です。
18)ヘブライの予言者、先覚者、律法制定者は有力な人、神聖な思想家であって、理想的な哲学系統を遺してくれました。これはわが国民を完成の目標に導くに足る十分強い善いものであった。
19)しかし、肉の意欲は神聖を拒み、利己心一杯の祭司職が起り、純潔な心は神話となり、人々は奴隷化した。
20)祭司職はイスラエルの呪いです。しかし来るべき者が来れば奴隷の解放を命じ、わが国民は自由になりましょう。
21)見よ、神は智恵、愛、光の化身を造って、これをイマヌエルと呼びました。
22)彼に黎明を開く鍵を渡され、ここに彼は人間としてわれわれと一緒に歩いて居る。」
23)その時、会議室の扉が開き、ロゴスが世の聖賢たちの中に現われた。
24)再び聖賢たちは七日間瞑想した。
【原文:The Aquarian Gospel of Jesus by Levi H. Dowling 】
SECTION XII<o:p></o:p>
LAMED<o:p></o:p>
The Council of the Seven Sages of the World<o:p></o:p>
<o:p> </o:p>
CHAPTER 57<o:p></o:p>
Meeting of the sages, continued. Opening addresses.
Jesus arrives. Seven days' silence.<o:p></o:p>
ASHBINA
said,
Assyria is the land of doubt; the chariot of my
people, that in which they mostly ride, is labeled Doubt.
2) Once Faith walked forth in Babylon; and she was bright and fair; but she was
clothed in such white robes that men became afraid of her.
3) And every wheel began to turn, and Doubt made war on her, and drove her from
the land; and she came back no more.
4) In form men worship God, the One; in heart they are not sure that God
exists.
5) Faith worships at the shrine of one not seen; but Doubt must see her God.
6) The greatest need of all Assyria is faith ? a faith that seasons every thing
that is, with certainty.
7) And then Apollo said,
The greatest needs of Greece are true concepts of God.
8) Theogony in Greece is rudderless, for every thought may be a god, and
worshipped as a god.
9) The plane of thought is broad, and full of sharp antagonists; and so the
circle of the gods is filled with enmity, with wars and base intrigues.
10) Greece needs a master mind to stand above the gods; to raise the thoughts
of men away from many gods to God the One.
11) We know that light is coming o'er the hills. God speed the light.
12) Matheno said,
Behold this land of mystery! This Egypt of the dead!
13) Our temples long have been the tombs of all the hidden things of time; our
temples, crypts and caves are dark.
14) In light there are no secret things. The sun reveals all hidden truth.
There are no mysteries in God.
15) Behold the rising sun! His beams are entering every door; yea, every
crevice of the mystic crypts of Mizraim.
16) We hail the light! All Egypt craves the light.
17) And Philo said,
The need of Hebrew thought and life is liberty.
18) The Hebrew prophets, seers, and givers of the law, were men of power, men
of holy thought, and they bequeathed to us a system of philosophy that was
ideal; one strong enough and good enough to lead our people to the goal of
perfectness.
19) But carnal minds repudiated holiness; a priesthood filled with selfishness
arose, and purity in heart became a myth; the people were enslaved.
20) The priesthood is the curse of Israel; but when he comes, who is to come,
he will proclaim emancipation for the slaves; my people will be free.
21) Behold, for God has made incarnate wisdom, love and light, which he has
called Immanuel.
22) To him is given the keys to open up the dawn; and here, as man, he walks
with us.
23) And then the council chamber door was opened and the Logos stood
among the sages of the world.
24) Again the sages sat in silence seven days.
【続く】