今般の大阪地検特捜部の証拠捏造事件は、
奇しくも、多くの目覚めを誘う!!
悪も極まれば、善を為すの類である.....。
結果論だが、そうでもなければ
マインドコントロールは解けることはなかったであろう!
それを見事に表現した文章がある。またしてもヨッシーさんに教えて頂いた。
以下に転載する。傾聴に値する。
頑迷な捏造捜査の牙城も、これで大きく損壊した。自業自得だ。
『検察は、真実を追究する場でなく、検察の作ったストーリーに準えて、如何に事件をでっち上げるか。』と言う、ある検察官のうそぶきが、まさに天下に馬脚を晒した格好だ。そして、それは違法な検察リークで世論をマインドコントロールしながら、念入りに仕上げていく。
荷担するのは、紛れもなく、マスゴミだ。
今回は、あまりに杜撰(ずさん)であった。知恵が回りかねた。自信過剰であった。それよりも、検察官の中にも良心の呵責で、嫌気が射す人間もいたと言うことだ。
その内部告白がなければ、思うつぼであっただろう。これはまさに氷山の一角であると言うことに多くの者が気づいた。
斯くの如く、気づいた。
【転載開始】
私は騙されていた。ムネオを返せ!
http://www.asyura2.com/10/senkyo96/msg/311.html
投稿者 巨悪は検察にあり 日時 2010 年 9 月 28 日 13:55:38: 8wEVMR18S.Dgw
私は騙されていた。
検察は正義の味方だと思い込んでいた。
夢を見ていたようなものだ。
検事が証拠を改ざんしていた。
それを組織ぐるみで隠蔽していたとは!
そういえば公金を検察が横領していたという噂はどうなったんだ。
内部告発した検事に濡れ衣をきせて投獄したそうじゃないか。
検察は人の罪をけっして許してはならない。
当然、自らの犯罪もけっして許されない。
検事はまず盗んだ金を返せ。
それまで検察庁の業務を停止しろ!
私は騙されていた。
マスコミは公明正大だと思い込んでいた。
とんでもない、嘘の塊だった。
小沢一郎氏、鈴木宗男氏、その他多数!
彼らを中傷誹謗しまくった記事は、すべてでたらめ、嘘の塊だった!
私は、当初ネットを見ると、マスコミのことを、マスゴミと書いてあるのに強い違和感を持っていた。
こういう言葉遣いしか出来ない連中はろくなものではないと思っていた。
違っていた、彼らが正しかった。
痴漢の常習犯だと思っていた植草一秀氏が正しかった。
植草一秀氏に申し訳なかった。
マスゴミと呼ぶのが言葉の正しい使い方だった。ちなみに、
読売新聞は、ゴミ売新聞、
朝日新聞は、浅卑新聞、
産経新聞は、惨刑新聞、
と表記するのが正しいそうだ。
先日、日経新聞(あいにく日経新聞の正しい表記法を知らない)を呼んでいたら、コラムにこんなことが書いてあった。
彼らの強い味方であり、貴重な情報源であった主任検事が逮捕されてしまったことが、彼らには、よほど残念だったのであろう。
しかし、公明正大な振りをしている彼らは、さすがにこれを正直に残念だとは書けないため、彼らはこう書いた
『この事件でほくそ笑んでいるのは、すねに傷もつあの人この人である』
日経をよく読んで、よく洗脳された読者は、『あの人この人』が、誰を指すのかすぐわかるのだろう。
私も、『あの人この人』とは、小沢一郎氏や、鈴木宗男氏を指すのだと思ったから、まだ洗脳が抜け切れていないのかもしれない。
私は騙されていた。
民主党のマニュフェストが実現されるものと思い込んでいた。
高速は無料になるし、子ども手当は全額支給されると信じて、民主党に投票した。
騙された。
票が欲しいための、明白な嘘だった。
『有言実行内閣』
と呼ぶのだそうな。
はじめについた嘘はすっかり忘れて、これからは嘘をつきませんと仰っている。
財源がない。これも嘘だ。
先日、激論クロスファイアーで、国民一人当たりのGDPが、
2000年の3位から、2008年の23位へと、
急速に落ちたのはなぜかと、各党の議員が集まって、不毛で、かつ難解な、さも賢そうな議論を戦わしていたが、
この間、そして今も、敗戦国日本の政府は、戦勝国アメリカの傀儡でしかないという視点がない。
アメリカにしてみれば、本店が苦しくなったから、調子がいい支店から利益を還流させただけのことである。
各党の議員たちは、こうしたアメリカと日本の関係を、本当に知らないのだろうか?
尖閣諸島での船長釈放に関しても、政府は堂々と見え透いた嘘を付いている。
地検が高検にお伺いをたて、高検が最高検にお伺いをたて、最高検が、そこで政治的判断をした?
主任検事逮捕で、倒産寸前の最高検にそんなことを検討している余裕は全くあるまい。
地検の判断に、政府の意向が反映されているのは、誰が見ても明らかなのに、
『検察当局の判断を尊重する』
と言い張る。嘘もつき続けると癖になるのだろうか。
でも、このことで、これまで『国策捜査はない』と言い張っていた嘘もばれた。
検察は、特に特捜は、アメリカ傀儡政権の意向を伺って行動する忠実な犬であることが明らかとなった。
私は騙されていた。
一番悔やまれるのは、騙されて、鈴木宗男氏を悪党だと思い込んでいたことである。
フォーク歌手の変なやつが、収賄政治家の味方をしていると思っていた。
有罪判決が出たあとにもかかわらず、愚かな北海道道民は、地元利益誘導型の政治家を選びやがったと思っていた。
私は間違っていた。松山千春が正しかった。北海道道民が正しかった。
身近に接し、鈴木氏をよく知っている松山千春は、北海道道民は、そして鈴木氏の家族は、
検察にも、裁判所にも、マスコミにも騙されなかった。
鈴木宗男氏に申し訳なかった。
松山千春氏に申し訳なかった。
北海道道民に申し訳なかった。
鈴木氏の家族に申し訳なかった。
しかし、もう私は、騙されない。
鈴木氏こそ、家族を愛し、北海道を愛し、日本を愛し、世界を愛す、真の政治家だった。
鈴木宗男氏は、収賄の有罪判決が出たあとに、北海道道民によって国会議員に選ばれている。
北海道道民は、判決が間違いであると決しているのだ。
それを、ペーパーテストが得意なだけの、非人間的集団に過ぎない司法官僚が否定していいのか。
厳しい大自然と共に生きる北海道道民の民意を否定していいのか。
鈴木氏の被選挙権を5年間奪うということは、鈴木氏に投票したいと願っている、鈴木氏を愛し、尊敬し、信頼する、北海道道民の選挙権を同時に奪うことになる。
日本は、国民に主権があるのではないのか。北海道道民に主権はないとでも言うのか!
鈴木氏の収監をけっして許さない。 【転載終了】
しかし、宗男議員の下獄は止まらない。英明な君主なら、それを恩赦するだろうが、手続きの民主主義はそれを許さない。
民主主義を標榜するなら、一人ひとりが、目覚めなければならない。最悪は、世の木鐸であるジャーナリズムの罪だ。この罪は大きい。一つのジャーナリズムが、万人を盲にする。そして、有為の人材を機能不全にする。
【転載開始】「冤罪救助請負人」 緊急対談
「村木さんの事件は例外じゃない。鈴木宗男さんも本当なら無罪だ」人呼んで冤罪救助請負人―。村木厚子元厚生労働省局長の無罪を勝ち取った弘中惇一郎弁護士(64)と、足利事件で菅家利和氏の冤罪を晴らした佐藤博史弁護 士(61)は、これまで検察権力と戦い無罪を勝ち取ってきた。新党大地の鈴木宗男前衆院議員の事件ではタッグを組んだ2人が特捜捜査を告発する。
佐藤 元厚生労働省局長の村木厚子さん(54=現・内閣府政策統括官)の事件の無罪判決は画期的でした。これまで、事件への関与を認める供 述調書を取られてしまうと、裁判で覆すのは非常に難しかった。しかし、今回、裁判所は「いくら具体的で迫真性のある調書でも、客観的証拠と符合しなければ ダメだ」と大阪地検特捜部のつくった供述調書を証拠としてほとんど採用しませんでした。その結果、控訴断念にまで追い込んだ。
![]()
弘中 まさか、捜査を主導する主任検事が証拠まで改ざんしているとは思いませんでしたが…。出廷した関係者全員が、捜査段階で作成された調 書を翻したことに加え、「意に反した調書を取られて悔しかった」と被疑者ノートに詳細に書きとめていたり、抗議の内容証明を送っていたり、客観的な証拠が あったことも大きかったですね。![]()
佐藤 しかし、これで検察特捜部のあり方がクローズアップされ、鈴木宗男さん(62)の事件にも光があたるかと思ったら、村木さんの判決の3日前、最高裁は上告を棄却しました。私は何か国家の意思というものを感じましたね。![]()
弘中 ええ。村木さんの事件も宗男さんの事件も構図としては同じですからね。まず、検察は関係者を呼びつけて長時間にわたって取り調べる。 しかも、話を聞くわけではなく、検事が自分の考えたストーリーに基づいた調書を突きつけて、「こうだったはずだ」、だから、「これにサインしろ」とやる。![]()
佐藤 宗男さんの事件でも、わいろを渡したとされた製材会社幹部は、検事に「会社をつぶしたくなければ検察に協力しろ」と脅されて、意に沿わない調書に署名させられている。![]()
弘中 客観的証拠を無視してつくられた事件、という点でも一緒ですよね。村木さんの事件で、検察は当初、障害者自立支援法をスムーズに成立 させたいがために、大物議員である民主党の石井一参院議員の口利きを受けた、というストーリーを描いていました。しかし、後に、その当時は障害者自立支援 法なんて影も形もなく、口利きを受け入れる動機にはなり得ないことが判明した。ところが、不思議なことに、09年6月7、8日の2日間に、村木さんの上司 や厚労省関係者が一斉に「障害者自立支援法案を通すために議員案件を受けた」という趣旨の調書を取られているんです。事実ではない供述を複数の人が一斉に 話すなんてあり得ない。確実に主任検事が「こういう調書を取れ」と号令をかけたんです。![]()
佐藤 私が手がけた別の東京地検の事件でも同じことがありましたよ。検察の常套(じょうとう)手段なのでしょう。ある特捜部経験者がこんなことをリポートに書いています。特捜部の捜査というのは「鵜飼(うか)い」であると。特捜部の調べの信用性というのは、まったく先入観や情報を持たない検事が鵜のように集めてきた証拠や供述を、鵜匠(うしょう)にあたる主任検事がパズルのように当てはめていく。パズルが一枚の絵になったときに「真相」として報告するのだと。個々の検事は冒頭陳述を聞いて、初めて事件の全体像を知るのだというのです。![]()
弘中 ある意味、それは真実に迫る方法ではありますよね。しかし、村木さんの事件では、その鵜匠自らが、関係者の調書をコピーして検事全員に読ませたり、絵に合うように証拠(フロッピーディスク)を改ざんしたりしていた。![]()
佐藤 主任検事は、中立的な判断を求められる一方で、逮捕した被疑者を必ず、起訴・有罪にしなければならない、という重責を負わされているからでしょう。特捜部には組織としてブレーキをかける役割の人間がいないのです。![]()
弘中 ええ。この事件も前田(恒彦検事)さんが単独でやったこととは思えません。![]()
佐藤 ただ、なぜ村木さんの事件は無罪判決が出て、宗男さんの事件はダメだったのかを考えると、やはり、村木さんの裁判は弘中先生が捜査段階から接見を続け、アドバイスされたことが大きいのではないでしょうか。![]()
弘中 東京から大阪まで20日間、接見に通いましたからね。やはり捜査弁護、一審弁護でしっかりした戦いができるかどうかが重要だと思いま すね。身柄を拘束されるというのは異常な状態ですから、目の前に保釈をぶら下げられたり、検事に「否認を続けると刑が重くなる」と脅されたりすると、本人 だけで戦うのは困難なんです。メディアと特捜 性格が似ている
佐藤 その意味で宗男さんの一審についた弁護士は、いわゆる「ヤメ検」だったのですが、腰砕け状態でしたね。検事に呼ばれて「ガサ(家宅捜査)かけるぞ」などと脅され、公判でも検察に遠慮した弁護に終わってしまった。![]()
弘中 事件関係者との信頼関係も大切ですよね。宗男さんの場合は、一審の段階で贈賄側とされた製材会社関係者との信頼関係が崩壊していて、法廷で明確な証言をしてくれなかった。また、残念なのが、非常に重要な証人の一人は亡くなり、もう一人は過酷な取り調べで脳梗塞(こうそく)を起こし、話せなくなってしまったことです。![]()
佐藤 05年に公判前整理手続きが導入されたことで、「証拠開示」が行われるようになったことも大きいですよね。昔は、検察は調書をたくさ んつくって、都合のいい調書だけを出してきていましたが、今は出廷する証人の調書はすべて出さなければならなくなった。身柄を取られている人は、すべて取 り調べ時間も記録される。以前より、捜査のプロセスがよくわかるようになりました。![]()
弘中 確かに、宗男さんの事件のときは取り調べ状況もわかりづらかった。![]()
佐藤 特捜部をここまで肥大化させたのはメディアの責任も大きいでしょう。宗男さんの事件も、新聞やテレビは「宗男は極悪人だ」という印象 を与えるような記事を書き立てました。ですが、当時、宗男さんがかかわったと、メディアが書いた数十にものぼる罪はどれ一つ立件されなかった。![]()
弘中 メディアと特捜部は似ているんですよ。自分たちを正義だと思っていて、真相というものがあると信じ込んでいる。だから、被疑者は極悪 であるというストーリーを描いてしまう。都合の良い部分は膨らませ、悪い部分は使わない、わかりやすい話にしてしまうのです。そうした性格が似ているもの だから、検察からリークを受けると喜んで書いてしまう。![]()
佐藤 ロッキード事件でも、作家の立花隆さんは、検察と一体になって田中角栄をたたき、ジャーナリストとして名をあげましたし。![]()
弘中 そのメディアの報道を世論が後押ししたというのも大きいでしょう。特捜部が狙うのは国会議員という権力者である宗男さんをはじめ、ライブドア事件の堀江貴文さんやロス疑惑の三浦和義さんなど、お金持ちだったり、女性にモテたり、という庶民の嫉妬(しっと)心をあおる人だから。![]()
佐藤 その意味でも、村木さんは特異でしたね。地方大学出身で、手がけてきた仕事は労働問題や障害者雇用でしょう。庶民が味方しやすかった。![]()
弘中 主任弁護人として、私が今回、もっとも問題だと思ったのは、事情聴取の段階で、検察は村木さんの無罪を知っていたにもかかわらず、控訴を取り下げなかった。その勇気がなかった点です。![]()
佐藤 まだ、検察は無謬(むびゅう)だという幻想にとりつかれているんでしょう。村木さんの事件が明らかにしたのは、特捜部の捜査のあり方が間違っているという事実です。これを機に、宗男さんの事件や特捜部のあり方についても見直す必要があると思います。(10月8日発売週刊朝日24~25頁)
【転載終了】