諸悪の根源は検察であるが、
裁判所よ、お前もか?
と言うべき時代に来ている!!
司法刷新は、是が非でも国民主権で
成し遂げなければ、暗黒の世になる!!
三審制度はほとんど無意味化している。それは裁判所の官僚化にある。上告で公判開廷、あるいは口頭弁論が開かれることはほとんどない。99.99%最高裁判所調査員(多分、地裁判事)の事務的な調査を経て、控訴審通りに決定される。
開廷されるのは、決定変更と相場が決まっている。殆どは、一審通りに処理されていくのが通例である。ならば、三審制など有名無実化していると云っても過言ではない。
これは想像ではあるが、最高裁判事が目にするのは、殆ど、書き上げられた判決草稿を追認するだけではあるまいか。とにかく、現在の裁判所など頼りに出来ると思う方が、殆ど、見当違いである。
ウソだと思うなら、そこいらの弁護士に聞いてみるが良い。特定の弁護士で、上告して開廷まで持ち込めた弁護士は、殆どいない。管理者は、間違って口頭弁論開始、決定変更を目の当たりにした経験があるが、知り合いの弁護士はたまげていた。
さて、鈴木宗男議員は無罪である!!
何故か? 無罪なものは無罪だ! こうなると理屈は要らない。理屈など考えるも億劫だ! そして、植草一秀先生も無罪である。
要は、権力の犠牲者だ! こうなってくる。もはや、世は暗黒化した。暗黒化したのなら、権力を行使する者の天下だ。こうなると、革命しかない。こうなる!
そして、今や、革命が進行している。それに勝利するのみである。
法は法であるが、その執行機関が腐敗しているのである。執行機関は刷新されなければならない。即ち、司法刷新が急務である。
鈴木宗男議員に敬意と同情と激励を送るしか術はないが、それに代えて、氏のブログを全文掲載する。怒りを以て、赤字を用いる。
【転載開始】
2010年9月8日(水)
鈴 木 宗 男
最高裁第一小法廷から11時半、「上告を棄却する」という特別送達が自宅に届いたと家内から連絡が入る。
昨夜から今朝にかけて、マスコミ関係者から最高裁が特別送達を出したという話があったので、心の準備はできていた。最高裁の理由は、職務権限にだけ触れて、政治資金規正法違反、議院証言法違反については何も触れていない。
検察が善良な市民を密室で誘導し、でっち上げの調書を作り、その調書を持って判決を下す裁判所が、真に公正公平で、真実を明らかにする司法としての責任 を果たしているのかどうか、疑問である。いや、果たしていないと言った方が正しいだろう。公判で「賄賂はもらっていません」と言うと、判決文では「反省の 情皆無」と一方的に断じる裁判所も、官僚化しているのである。
読者の皆さんに、やまりん事件の山田哲社長が東京高等裁判所に出した陳述書の一部を紹介したい。私を取り調べた吉田正喜検事(以下、吉田検事といいます)から「業者が政治家にお金を渡すのは『お礼』か『お願い』しかない」とこまごまと説明され、「どちらなのだ」と言われて、この件は「お礼」という趣旨では通らないと思い、「お願い」
としてしまったのです。
やまりん関係者一同の気持ちは、官房副長官就任のお祝いであり、だからこそ、官房副長官室で堂々と祝儀袋を机の上に並べたのであり、賄賂だと思っていたとすれば、人の出入りのあった官房副長官室でそのようなことをすることにはならないと思います。(中略)
平成15年に裁判所で証言する前に、証人尋問の4日前から毎日東京地検に出向いて尋問のリハーサルを行いましたが、その際、吉田検事から不正な行為の働きかけをお願いした旨の答えが予め書き込まれた尋問事項書を渡され、答えに間違いはないか何度も念を押されたからです。
なお、用意された尋問事項書は、リハーサルの終了時に、返すように言われ、私の手元には存在しません。
また、島田建設事件では、島田社長が検察のプレッシャーから、公判に証人として出た翌日、脳梗塞で倒れられ、話もできない状態になった。その島田社長が奥さんに話していたことについて、奥さんは陳述書を作ってくれた。一部紹介したい。夫の話では、検察官はあらかじめ文章を作っていて、その表現内容が夫の認識と違うと言っても受付けてくれず、どのように対応をしたらよいか困っているということでした。(中略)
夫は、納得のいく形での調書を作ってもらえず、そのあげく、鈴木宗男代議士は逮捕され、また島田建設も賄賂行為をした企業とされて9ヶ月の指名停止の処分を受けてしまいました。(中略)
俺が検事の言うままにサインしたのが悪かったのかな、申し訳ないことをしたな、などため息混じりに愚痴っていました。
検察、裁判所が、私が賄賂をもらったと判決しようが、届けた側が明確に否定していることこそが真実ではないか。官僚化し、小さな出世欲にとらわれ、自分 のことしか考えない一部青年将校化した検察官、また自分の出世しか頭にない心ない裁判官がいることに、「本当に日本は民主主義国家なのか」と、自問自答す るものである。
弁護士は異議申し立てを10日にするというので、今後のことは弁護士に任せたい。
私は淡々と、与えられた立場で最後の最後まで仕事をしていく。有難いことに、事務所には非難や批判の電話、FAXはなく、激励の電話、FAXがいっぱいくる。
8年前と風向きは間違いなく変わっていると実感しながら、声なき声に耳を傾け、絶えず後ろを見ながら、弱い人のために政治があることをいかなる立場でも訴えていきたい。
「心友」松山千春さんは、報道機関に次の様なコメントを出してくれる。報道各位様
今回の鈴木宗男さんに対する最高裁の判決に関しては、大変残念に思います。
「真実」というのは、なかなか裁判では明らかにならないんだなぁと感じました。
宗男さんは収監ということになりますが、ガンの再発など無いように健康に気をつけて頂きたいと思います。
また家族や事務所のスタッフなど周りにいる人たちも心配です。自分にとって宗男さんという人は、自分がどんなに傷ついたとしても守りたいと思う人ですので、出来る限りのことをさせて頂こうと思っています。
自分はこれからも鈴木宗男さんを信頼し、支持していきます。
国政選挙ではありませんが、次の総理大臣が決まる選挙をやっているこの時期に判決が出るのが不可解であると同時に、あらためて、この判決には権力側からのメッセージ性を感じましたし、怖いなぁと感じました。
次の総理大臣はどのかたになるのか判りませんが、権力を持つことがどういうことかを正しく理解して頂けるかたに総理大臣になって頂きたいと思います。
権力は本来国民の正義の中にあるはず。だからこそ裁判員制度もでき、国民も参加しているのですから。国民の方も関心をもってどこに正義があるのか、また「真実」を見抜く、何事にも左右されない、正しい力を持って頂きたいなと感じました。
これからも変わらず音楽活動などを淡々とこなしていきますが、フォークシンガーとして、もっともっといいものを作って、皆さんに訴えていきたいと思います。
ますます燃えてきました。
松山千春
「困った時の友人こそ真の友人」。千春は別格だと手を合わせるのみである。【転載終了】
【転載開始】鈴木宗男議員:「真実、死ぬまで発信」司法を激しく批判
無罪主張は「一蹴(いっしゅう)」された。受託収賄など4罪に問われ、上告が棄却された衆院議員、鈴木宗男被告(62)。東京地検特捜部による逮 捕から約8年、「国策捜査」と不当性を訴え続けたが、司法の最終判断は不正な「口利き」を厳しく非難した。東京都内で会見した鈴木議員は「何をもって真実 か、死ぬまで発信していく」と改めて「潔白」を訴え、検察や裁判所に対する激しい批判を展開した。【和田武士、伊藤直孝】
「わいろをいただいた事実はございません」。午後5時過ぎ、紺のスーツにグリーンのネクタイを付け、弁護士と共に会見場に入った鈴木議員は「当事者の皆さんもわいろを否定している。これが真実だ」と強調した。
集まった報道陣は約100人。「密室で作文された調書を、金科玉条のごとく採用する判決の在り方を見直してほしいと期待していたが、残念ながら棄 却されてしまった」。時折、笑顔を見せながら、裁判所や検察への批判が続く。無罪の可能性が高まっている郵便不正事件の厚生労働省元局長も引き合いに出し 「青年将校化した一部の検察官が冤罪(えんざい)を生んできたと思っている」と声を張り上げた。
家族に話題が及ぶと表情は一変。「犯罪者の家族にしてしまいつらいが、娘が電話で励ましてくれた。申し訳ないと思いながら、ありがたかった」と涙 ぐむ。最後に政界復帰の意思を問われると「それは国民が決めること」としつつ「私は昭和44年から永田町にいた男で政治と切っても切り離せない。バッジが あろうがなかろうが、死ぬまで今までの経験を若い人に訴えていきたい」と自らを奮い立たせるように語った。
会見場には鈴木議員の側近とされ、一連の事件で執行猶予付き有罪判決が確定した佐藤優・元外務省主任分析官(50)の姿も。「タイミングが非常に 政治的。鈴木議員の力を高く買っている小沢一郎(民主党)前幹事長が代表選に勝てば、鈴木議員が要職に就くはずだった。政治主導に対する官僚たちの恐れが この決定に表れている」などと指摘。「鈴木議員がいなくなると、検察批判や外務省の諸問題を追及する人がいなくなる」と語った。【転載終了】