飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

魂の法則⑬ 「愛の法則」

2013-06-14 08:48:36 | 魂の法則

今回は、そのプロローグだ!
短いが、「愛の法則」は最も重要な法則だ!!
「愛の法則」なくして、魂の法則は意味がない!!
愛こそすべて、存在の根幹である・・・
始まりと終わりなき進化の道程がそこにある!!

 

 愛を語ることに、制限を設けることは出来ない。同時に語り尽くすことも出来ない。口幅ったい言い方であるが、全ての全てであろう。

 そのために生かされ、存在し、その行使のために存在するのがすべての存在であろう。

 だから、語り尽くせぬ程に、語れば長くなる性質のものだ。今回はそのプロローグに留めておくのも、その理由からである。

 

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 一つだけ、書いておきたい。愛されることも心地がよいが、愛する方がもっと心地よい。愛は、内からあふれ出てくる。愛されると平安を得るが、愛する時、歓喜を得る。平安と歓喜、どっちが大事か? いずれも大事であるが、成長した魂は、後者だろう。

 そして、素直な愛の行使を阻むものは何か? これが問題だ! 乞う、後編へ・・・。これで、『魂の法則』転載も、半ばに差し掛かる。

 

 尚、全文を読むには、日本語サイト:http://tamashiinohousoku.blogspot.com.esで、ダウンロードできる。

 

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題名: 「魂の法則」
スペイン語原題: “LAS LEYES ESPIRITUALES”
著者: Vicent Guillem Primo ヴィセント ギリェム・プリモ
邦訳: 小坂 真理
知的財産権登録番号 V-2095-08 (Valencia, España)
Copyright © 2008 Vicent Guillem Primo
Japanese Translation Copyright © 2013 Mari Kosaka
ホームページ: http://lasleyesespirituales.blogspot.com.es/
日本語サイト:http://tamashiinohousoku.blogspot.com.es
メールアドレス:tamashiinohousoku@gmail.com

 

Photohttp://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/3.0/deed.es_ES

 

「魂の法則」 by Vicent Guillem is licensed under aCreative Commons Reconocimiento-NoComercial-SinObraDerivada 3.0 Unported License. Creado a partir de la obra enhttp://lasleyesespirituales.blogspot.com.es/.
本書に修正を加えず営利目的にしない条件で、現在利用可能な全ての媒体によって、本書全体またはその一部の複製を許可するものとする。

 

【本文転載その⑬開始】

第四の法則: 「愛の法則」

? 魂の目的は、自身の自由な決断で、無償の愛の経験を通して、幸福になることである。

? 愛なくして進化はなく、愛なくして叡智はなく、愛なくして幸福はない。

? 愛は、霊的宇宙を調和し躍動させる力である。

*繰り返し、「愛の法則」と言われていますが、あなたにとって愛とは何ですか。

  愛は広義では、他者のことを自分自身のことのように感じる能力だと定義される。

*でも、愛は実在するものですか、それとも単なる抽象的な概念なのでしょうか。

 愛は実際に存在し、「生命の本質」または「魂の素」の強い振動として顕れ、霊的次元からメンタル・アストラルを経て物質次元へと、全ての存在次元に伝わる。

 愛の顕現は、エネルギー的には最高の振動エネルギーで、星の光のように最も明るい光となる。この振動・愛の波動は、光のものと同様に、伝送し知覚することが可能だ。

*愛として、具体的に経験できるものは何ですか。

 人は真の愛を体験すると、充足して完全な幸福を感じ、えも言われぬ波動と力と感覚で満たされる。そしてもうそれ以上、他には何も必要としなくなる。愛に感化された魂は、他者を自分自身の一部のように感じるので、他の人にも愛の至福を伝え、幸せになる手助けをしたいと望む。

 愛に満たされると、アストラル体の振動が高まるので、オーラは非常に大きくなり、更に輝きを増す。愛の度量が大きければ大きいほど、その人の波動は高くなり、伝送可能なエネルギー量も増える。

 人が愛す時には、この愛の波動を相手に伝えているのだ。受け手が敏感であれば、熱くはないが温かい強いエネルギーが波のように押し寄せる感覚と、体中を巡る波動を感じる。それは、魂の気孔の一つ一つを満たすように、自分の一番奥深い隅々まで行き渡り、ぞくぞくさせ、平和と調和の雲に包まれている感じにさせる。

 このように内面が安定した状態では、人は楽観的で朗らかで、寛いでいて冷静で、自分自身の問題はそれほど深刻ではないと理解するのだ。

*お話を聞く限りでは、とても神秘的な体験のようです。僕たち人間に、どの程度達成可能なものか分かりません。

 手は届くのだが、君たちは非常に物質的になっているので、愛を直接与えたり感じたりする感受性に欠けている。ドリルが音を立てている脇で、ラジオを聴こうとするようなものだ。

 そのため大半の人は、愛を感じるというよりも、愛がゆえになされる行為を評価する。もっとも、一体何が人をそう駆り立てているのかが理解できていないのだが。

*愛がなぜ、「魂の法則」なのですか。

 魂の内部に、そう刻まれているからだ。魂は、幸せになるために愛を必要とする。愛が欠如すれば、魂は、根っこから引き抜かれた花のように枯れてしまう。

 「自由意志の法則」で、魂が幸せでいるために自由が必要だとしたら、「愛の法則」では、魂が幸せでいるには愛すことが必要となる。これら二つの法則を統合すれば、魂は幸せでいるためには自由に愛すことが必要となる、と言えるであろう。

*魂の幸福のために愛が必須であるなら、皆が愛せるように生まれついていないのはなぜですか。

 愛せる能力というのも、魂が自分の進化において、独自に発達させなければならない能力の一つなのだ。説明した通り、魂の火種は、創造された時点で無数の能力を秘めているのだが、それらを発達させる必要があるのだ。その一つが愛せる能力だ。愛すという能力を発展させることは、魂の進化の工程にとって最も重要な目標である。愛は、霊的宇宙を調和し躍動させる力である。

*愛はどのように、宇宙の調和に影響するのですか。

 我々霊的な存在は皆、愛の所業によって存在しているのだ! 愛は、創造しようとする衝動の全てを養う力である。

 愛は、宇宙の魂の連帯を支える基礎となるものだ。愛に感化された魂は、宇宙の全ての生命の進化を手助けし、愛から溢れ出る至福を誰もが体験できるようにと願う。本当のものと永続的なものは、愛の基盤にのみ構築できるのだ
【本文転載その⑬終了→その⑭に続く】