カテゴリー「プーチン」を加えた・・・!
今、プーチンを語らずして、
世界の真相は見えない。
ロシアは複雑だが、
プーチンは傑出した指導者だ。
しかも、日本を理解し、その行く末のキーマンである!その2
『イタリア紙のプーチンへのインタビュー(抄)その1』をお読みになれば、
それだけでも、
ウクライナ政変の真相が奈辺にあるかが分かるだろう・・・。
それだけ、プーチンの回答には説得力を持っている。
ましてや、
クリミヤ、ウクライナ南東部問題は、
キエフ政権の一方的問題提起の事件である。
プーチンロシア政府は、単に、受け身で対処したに過ぎない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/16/c51248069d7ba2f0bb7b288f831cb513.jpg)
それを分かってか分からずか? 日本の政府の対応は、
単に米・欧の追随に身を任せているのみである事が理解できよう。
口では強調していないが、
このウクライナ事件は、一部の諜報機関就中、CIAがネオナチを使って、
攪乱したものであると指摘している。
それを各国政府が追認したから、ややこしくなっている。
それだけ米・欧に巣食うハザールマフィア(偽ユダヤ人)の言いなりになっているかを、
暗に批判しているが、
メディアは、無批判に流されているのみである。
それもこれもメディアは、
ハザールマフィア(偽ユダヤ人)の支配下にあるからである。
それを承知の上で、プーチンは語っている。
米・欧の主張は、矛盾に満ちていることをプーチンは指摘している。
その論理は、納得できるものだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/f3/63c1186a5661b7456448c493342dd9ea.png)
クリミアの「併合」を批判している日本のメディアも、
その実情からして、
実態を大きくかけ離れたものだ。
民主主義の原理に則して、クリミア共和国として
ロシア連邦に参加をしたに過ぎないが、
それを「併合」と呼ぶことすら過剰反応である。
尖閣、北方領土を比較することすら、
無批判に流されている証左であろう。
もし、
北方領土が、2島であれ返還されて、
ロシアと平和条約が結ばれるならば、
クリミア併合というロジックは完全に破綻する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/a1/f6533f7964e15aaeaa34c3c8e4e53a86.jpg)
それをすれば、
ロシアの主張は、正当性を保ち、ハザールマフィア(偽ユダヤ人)の
ロシア敵視論は影を潜めざるを得ない。
ハザールマフィア(偽ユダヤ人)が、
それを許さないだろう。
ロシアとの平和条約を日本が結ぶのを嫌うのは、
寧ろ、
ハザールマフィア(偽ユダヤ人)の方だろう・・・。
日本とシベリヤ、そしてリスボンへのユーラシア鉄道が建設されて、
新たな経済圏が台頭するのを邪魔するはずだ。
もしそうなれば、
北朝鮮問題など、直ぐにカタがつく。
ロシアの睨みは、中国の比ではない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/36/bf80fb55b4149e85128f6e2c4c65d455.jpg)
今、中国を相手にしている時ではないのだ。
ましてや、韓国など、好き勝手にさせる他あるまい。
ロシアとの平和条約は、新たな東アジアの安定化と、
日本独立の重しになるはずである。
だからこそ、ハザールマフィア(偽ユダヤ人)は必死に抵抗するだろう。
【転載開始】
(その2)⇔(その1)の続き
なぜこういうことがなされたのか、私には理解できません。私はヨーロッパやアメリカを含め、多くの同僚にその質問をしました。
Paolo Valentino: それで、どういう返事がありましたか?
Vladimir Putin: 事態がコントロールできなくなった、ということです。
私はあなたと、あなたの読者に一つ言いたいことがあります。昨年2月21日に、ヤヌコヴィッチ大統領とウクライナ野党が、どのように国を運営するか、どの ようにこの国の政治的生命を組織するかについて、合意しました。特に3人のヨーロッパの外務大臣が、その実行の保証人としてこの合意に署名したからです。
もし、これらの同僚(外務大臣)たちが、見かけのために利用されているだけで、現場の状況をコントロールできず、実はそれは米大使とあるCIAの駐留者に 握られていたのであれば、彼らはこう言うべきでした――「知っておいてもらいたいが、我々はクーデタには賛成しなかった。だからあなた方を支援するつもり はない。あなた方はその代りに選挙を行うべきなのだ」。
我々のアメリカのパートナーについても同じことが言えます。彼らもまた、状況のコントロールができなくなったと考えられます。しかし、もし米と欧が、こういう憲法に違反する行為を取った人々に対し、「あなた方がそういう方法で権力につくのなら、我々はどんなことがあってもあなた方を支持できない。選挙を行って勝つべきだ」と言ったなら、状況は完全に異なった方向に展開したでしょう。
それで私は、この危機は故意に作られたものであり、それは我々のパートナーたちの政治家らしくない行為の結果だと考えます。しかもこの過程についての報道は、完全に受け入れられませんでした。
私はもう一度強調したい。これは我々の選んだことではありません。われわれはそれを求めなかった。我々は単に、起っていることへの反応を強いられているだけです。
結論として――こんなに長々と一方的にしゃべったのを許してほしいですが――私が言いたいのは、我々が騙されたとか、不当に扱われているということではありません。
それがポイントではありません。ポイントは、相互の関係は、長期的な基盤の上に、対決の雰囲気でなく、協力の精神の中で築き上げなければならないということです。
PaoloValentino: 状況がコントロールできなくなったという話がありました。しかし今こそロシアがイニシャティブを取って、アメリカやヨーロッパのパートナーたちを、この状況の解決の道へと引き込むべき時ではありませんか――この問題と取り組む用意があることを示すために?
VladimirPutin: まさしくそれが我々のやっていることです。私の考えでは、今日、我々がミンスクで、ミンスクIIと呼ばれて、合意した文書が最善の合意であり、おそらくこの問題の唯一疑問の余地のない解決の道です。私たちは、もしそれが正しく、公平で、実行可能だと考えなかったら、決してそれに合意しなかったでしょう。
我々の側ではあらゆる努力をしており、これからも努力を続けて、未承認のドネツクとルガンスク共和国の政府を説得しようとしています。しかし、それですべて片が付くのではありません。
我々の欧と米のパートナーたちが、現行のキエフ政府に影響を与えなければならない。私たちは、欧や米がもっているような、ミンスクで合意されたすべてを実行するようにキエフを説得する力を、もっていません。
どうしたらよいのか言うことができます。私は、あなたの次の質問を先取りしているかもしれない。この政治的解決の肝心の側面は、この共同作業の条件を作ることでした。しかし、そのためには敵対行動をやめて、重火器を引き上げることが絶対必要でした。
おおむねそれは実行されました。不幸なことに、いまだに時おり銃撃があり、死者が出ています。ですが大規模な敵対行動はなく、双方が分離しています。今がミンスク合意を実行し始めるべき時です。
特定的には、未承認の共和国の自治権を保証するために、憲法の改正がなければならない。キエフ政府はそれを“自治”と呼びたがらず、“脱中央集権”といっ た別の言葉がいいようです。我々のヨーロッパ・パートナーたち、ミンスク合意書でそれに当たる条文を書いた人たちは、脱中央集権という言葉の意味を説明し ました。
それは、彼らが自分の言葉を話し、独自の文化的アイデンティティをもち、国境を越えて取引をする権利を彼らに与えるものです。これは、どんなヨーロッパの国家であっても、少数民族の権利の進んだ理解として、特別のものではありません。
これらの地域の市政選挙と、恩赦に関する特定の法律が、採択されなければなりません。ミンスク合意によれば、これらすべてが、ドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国との協調のもとに、実行されなければならない。
問題は、現行のキエフ政府が、彼らとともに、席について話す気さえないということです。これは我々も、どうすることもできません。この状況に影響を与えることができるのは、欧と米のパートナーだけです。
我々を制裁で脅かす必要はないのです。我々はそれには関与できない、我々の出番ではないのです。我々はミンスク合意の実行を求めているのです。
これらの地区の経済的・社会的再建に取りかかることが不可欠です。正確に何がそこで起ったのでしょう?現行のキエフ政府は、彼らを、国の残りの部分からすっかり切り離してしまいました。政府はすべての社会的支払い、年金や給付金を打ち切りました。
また銀行の利用も打ち切り、規則的なエネルギー供給とか、その他諸々を打ち切りました。だからお分かりの通り、これらの地区で起こっているのは、故意の人道的災害です。
しかもあらゆる者たちが、何も問題がないかのようなふりをしているのです。
我々のヨーロッパの同僚たちは、ある程度の義務を感じていて、特に、彼らはこの地区での銀行システムの復興を約束しました。
我々にどういうことができるか、しなければならないか、誰がすべきかを、我々がしきりに言ったために、やっとEUは確かにウクライナに対し、財政援助ができるようになったと私は考えています。これらが主要なポイントです。
私が強調したいのは、ロシアは、ミンスク合意の完全な無条件の実行に関心があり、これを実現させようと努力していることです。今の段階で、これ以外にこの紛争を解決する方法はないと私は考えています。
ついでに言えば、共和国を宣言している国のリーダーたちは、ある条件の下で――すなわちミンスク合意が実行されるという条件で――自分たちをウクライナ国の一部として考える用意があると、公に表明しているのです。これは根本的な問題です。この立場は、実質的な交渉を始めるための、有効な前提条件とみなすべきだと考えています。
我々のすべての行動は、武力の行使をも含めて、この地区をウクライナから引き離すためでなく、そこに住む人民が、どのような生活を望んでいるか、意見を述べる機会を与えるためです。
前に何度も言ったことをまた繰り返しますが、もしコソボのアルバニア人にそれが許されたのであれば、ロシア人、ウクライナ人、そしてクリミア半島に住むクリミアン・タタール人には、なぜ許されないのですか?
しかも、コソボの独立はもっぱらコソボ議会によって決定されましたが、クリミアでは地域全体の国民投票が行われました。良心的な観察者なら、人民がほとんど満場一致でロシアとの再統合に賛成した様子が、目に入らざるを得なかったと思います。
それを認めたくないという人々に訊ねてみたい――もし我々に反対する人々が民主主義者を自称するなら、民主主義とは正確にどういう意味ですか? 私の知る限り、民主主義とは人民のルール、あるいは人民の意思に基づくルールです。だからクリミア問題の解決は、クリミアの人々の意思に基づいてなされま す。
ドネツクとルガンスクでは、人々は独立賛成の投票をしました。だがそこでは事情が異なります。しかし主要なこと、我々がいつも頭に置かねばならないことは、人民の感情と選択を常に尊重すべきだということです。
そ してもし、これらの地域がウクライナの一部としてとどまってほしいと言う人々があるなら、彼らは、そこに住む人々に、暮らしがもっとよくなり、もっと快適 になり、一つの統合された国家の内部でもっと安全になり、自立して生活でき、この国の中で子供たちの未来の保証ができることを、証明しなければならない。
しかし武器を使ってこれらの人々を納得させることはできません。これらの問題、この種の問題は、平和的手段によってのみ解決することができます。⇒続く【転載終了】