その内実を、余すことなく解体して示す、迫真のデーヴィット・アイクのニューズレター。ガザの虐殺は、到底、一筋縄ではいかない、シオニストの偏執的狂気に由来している。タルムード由来の選民思想を曲解した、ゴイム(異教徒)排除がその根底にあるとする。
そのシオニズムの張本人は、ロスチャイルドの謀(はかりごと)とし、その支配は英国をして、イスラエルと米国に及ぶとしている。中東の和平工作は、決して、終熄を目指す意図は微塵もなく、大イスラエルへと続く道程の一過程にあり、パレスチナ問題など眼中にすらないとする。
ともかく、人道的見地などまるで眼中にないのだ。シオニズムには、ゴイム(異教徒)は人間という観念はない。その典型が、ガザへの軍事行動に表れている。もはや、イスラエルの存立そのものが狂気の温床となった。それを作った勢力の排除が人類の共通の課題となった。そう聞こえる。
みなさん、こんにちは
公式には「ガザ」(地区)として知られる、事実上の強制収容所が、またしてもテル・アビブの弱い者いじめどもによる空からの爆撃にさらされている。
人
為的に捏造された国イスラエルのジェット機、それらはアメリカの資金で買われたものだが、それらのジェット機がこの悲劇的で貧困に打ちひしがれる不毛の地
に住む住民を標的に爆撃を行っている。その地はイスラエル政府が、むしろ死んでしまった方が良いと思っている人々のための収容所として役立っている。
舞台の袖で待ち受けているのは、これまたアメリカが買い与えたイスラエルの戦車で、ガザへの地上侵攻に備えているのだ。
全世界は、イスラエルの真の権力構造──ロスチャイルド家──の意向に沿うべく、その内部にあって細かく指図する暴君どもによって、パレスチナ人の国家が整然と破壊され、滅亡させられていく様を傍観している。
そしてアメリカの(そして世界中の)納税者たちよ、あなた方はこの計算された虐殺行為のために資金を提供しているのだ。
ガザと西岸地区(ウェストバンク)は、パレスチナ「領土」。
イ
スラエルの人口は全世界の人口の、わずか〇・一%に過ぎず、一人あたりの個人所得が世界でも最高の国の一つであるというのに、アメリカの同国への援助は、
すべてのアメリカの海外への援助のうちでも三番目くらいに位置している。こうしたことは、アメリカの企業や個人からの「私的な」寄付金をすべて取り除いた
上でさえ、そうなのである。さらにこれらの寄付金は他のいかなる外国とも異なり、たとえそれがイスラエル軍に与えられる場合であっても税金控除の対象とな
るのだ。
二〇〇七年の統計によると、合衆国政府は金持ちのイスラエルに毎日、六百八十万ドルを与えたが、ガザ地区及び西岸地区(ウエスト・バンク)の絶望的で疲弊したパレスチナ人たちに対しては、たったの三十万ドルを与えただけであった。
イ
スラエルに対するアメリカの軍事「援助」は二〇〇七年には年間、平均三十億ドル──十年間保証されてきた額──にさらにその四分の一が増額された。この金
額やさらに他の援助によってイスラエルは第二次世界大戦以降、合衆国の外国への軍事的資金提供の最大の受取国となった。
合
衆国はまた、戦闘機、兵器、その他の軍事技術のイスラエルへの最大の供給国でもある。この結果、イスラエルはアメリカ空軍以外では世界で最大のF─16戦
闘機部隊を有している。ジョン・J・ミアシャイマーとスティーブン・M・ウォルトは彼らの著書「THE ISRAEL LOBBY AND
U.S.FOREIGN POLICY(邦訳:イスラエルロビーとアメリカの外交政策)」の中で次の様に記している。
「一
九七三年の十月戦争以来、ワシントンはイスラエルに対して他のどの国への援助額をも小さく見せてしまう程の援助を提供してきている。一九七六年以降、イス
ラエルはアメリカの経済及び軍事上の直接的援助の最大の年金受取り額を享受し続けており、また、第二次世界大戦以降、総額で最大の受取国でもある。イスラ
エルへのアメリカの直接の援助総額は二〇〇三年に一千四百億ドルを大幅に上回る額に達した。
イスラ
エルは毎年、外国からの直接援助の形で約三十億ドルを受け取っているが、これはアメリカの海外援助予算総額のほぼ、五分の一にあたる。一人当たりに換算す
ると、合衆国はイスラエル人、一人ずつに年間約五百ドルに値する補助金を与えていることになる。こうした多額の大盤振舞(おおばんぶるまい)は、イスラエ
ルが今や韓国やスペインに、ほぼ匹敵する個人所得を有する富裕な工業国となっていることを考えると、とりわけ注目に値することである。」
ど
うして彼らはこんなことを行うのか。何故ならロスチャイルド家がイスラエルを支配しており、さらにまた、合衆国の政治システムを支配するのもロスチャイル
ド家だからである。この二国を結ぶネットワークが、ちょうどイスラエル自体がそうであるように、ロスチャイルドの捏造物、「シオニズム」である。
イスラエル、アメリカ合衆国、ヨーロッパその他にまで及ぶ、このシオニスト陰謀団の力は、ちょうど遊び場にいるいじめっ子のように、またもや歩行器の中に入っている幼な子──ガザ地区の人々──に暴行を加えている。
こ
の記事を記している時点でのパレスチナ人男女、児童の死者の総数は四三〇名、負傷者は二千人に及ぶ。彼らは確実な反撃など決してないであろうことを心得て
いて、非武装の、何の罪もない人々に対して爆撃を行っている──それは全く、すべてのいじめっ子たちが行っている、やり方である。
ああ、勇敢なるイスラエル人よ。エホバはさぞかし誇りに思っていることであろう。
「す
なわちあなたの神、主が彼らをあなたに渡して、これを撃たせられる時は、あなたは彼らを全く滅ぼさなければならない。彼らとなんの契約もしてはならない。
彼らに何のあわれみも示してはならない。」 (申命記 七章一-四・旧約聖書日本聖書協会 一九五五年改訳版による。以下同様)
私たちが今、ガザ地区で目撃し、またこれまでにこの地やレバノンで見てきていることは無慈悲な旧約聖書の大虐殺、計算された冷酷な大虐殺そのものである。
「そこで会衆は勇士一万二千人をかしこにつかわし、これに命じて言った。
『ヤベシ・ギレアデに行って、その住民を、女、子供もろともつるぎをもって撃(う)て』」
(士師記 二十一章十-二十四)
「また、わたしの聞いている所で他の者に言われた、『彼のあとに従い町をめぐって、撃て。あなたの目は惜しみ見るな。
老若男女(ろうじゃくだんじょ)をことごとく殺せ。しかし身にしるしのある者には触れるな。まずわたしの聖所から始めよ。』」
(エゼキエル書 九章五-七)
「そこで彼らは宮の前にいた老人から始めた。この時、主は彼らに言われた、
『宮を汚(けが)し、死人で庭を満たせ。行け。』そこで彼らは出て行って、町の中で撃った。」
(エゼキエル書 九章五-七)
旧
約聖書を血に飢えた「神(ゴッド)」とイスラエルを支配する非情で魂を持たない人工知能、とりわけ顕著なのはコンピューター以上に彼らの行動の影響に関し
て、いかなる心や同情、あわれみを持たない、ロスチャイルド家の生物ロボットたち。この両者の間の類似性は果てしないものである。
も
し、イスラエルやアメリカ(ともにロスチャイルドの手先)以外の、イランとか他のどんな国であっても、イスラエル軍が現在、ガザで行っていることを実行す
るなら、どうなるか想像してみてほしい。それこそ、イスラエルやアメリカは言うに及ばず、全世界からの非難が巻き起こって、国連の安全保障理事会では決議
案が可決されて「罪のない人々を救うために」制裁や軍事的介入の必要性が論じられることであろう。
と
ころがイスラエルがそれを行っている時に我々にできることと言えば「イスラエルの立場に理解を示しつつ」、休戦や暴力の停止を虚(うつ)ろに要望するだけ
なのだ。そして間もなく大統領となる「変革(チェンジ)の」オバマに関しては、ただ沈黙があるのみである。それはすべて、他の諸国であれば直面するであろ
うことの、ほんの一部である。何故ならイスラエルはロスチャイルド家に完全に所有される持ち駒(アセット)であり、それ故、他のどの国とも同じルールに従
うことはないからである。元イスラエル首相、アリエル・シャロンが言ったように、
「イスラエルは他国を裁判にかける権利を有しているが、いかなる国もユダヤ人とイスラエル国を裁判にかける権利を持たないことは確かである。」
そしてゴルダ・メイヤー首相も同じシオニストの傲慢さをうっかり吐露(とろ)してしまった。
「この国は神(ゴッド)御自身によってなされた約束の成就として存在している。イスラエルに対してその正当性(レジティマシー)の説明を求めることは馬鹿気た話だ。」
なんと、すべては旧約聖書の中にあるというのか。
「ユダヤ人の故国」は、最初の出発点からイルミナティとして知られる全世界的な秘密結社の相互に婚姻関係を結ぶ諸家系のネットワークを通して編成されたロスチャイルドの領地なのである。
二
〇〇六年のイスラエルによるレバノン侵攻の際、イスラエルの著述家、バリー・チャミッシュはエブリン・ロスチャイルドの孫との会見の模様を語った。この孫
はロスチャイルド家の人間をモルモン教徒にしようとしたが断念していた。(つまり彼はそうしようと思ったが現実にはできなかった。)チャミッシュは、わず
か七家族が、このレバノンとの「戦争の成果」を享受していることを知ったと述べた。その孫はロスチャイルド家について語っている。「彼らは自分たちの個人
的玩具(personal toy)としてイスラエルを作った。この国によって彼らはより金持ちになり、より大きな支配力が与えられた」、と。
ロ
スチャイルド家はイスラエルへのヨーロッパ人の初期の移住者たちに資金を与え、ドイツにおいてユダヤ人やその他の人々を恐るべき扱いをするようにし向ける
様々な出来事を演出した。さらにその上で彼らの長期的目標──つまり、ユダヤ人たちを必要な、利用し虐待すべき【えさ】として使ってパレスチナの地にロス
チャイルド=イルミナティの要塞を作ること──に到着するための言い訳に利用したのである
彼らはこ
の、自分たちの計画を「シオニズム」と呼んだ。この用語は、それがロスチャイルド家を通して、ねじ曲げられ、推進され、また多くのユダヤ人たちによって反
対されている類(たぐい)の政治的運動である場合には、しばしばユダヤ民族と同じ意味の言葉として使用されている。
IRGUN(イルグン:イスラエルテロリスト組織)のポスター
イ
スラエルという、いじめっ子少年は四六時中、他国のテロリズムを非難することに時間を費やしている。ところが他ならぬ彼ら自身の国家はイルグンやシュテル
ン・ギャングといった徒党による最も醜悪な類のテロリズムを通して建国されたのだ。これらの徒党は爆撃とテロによってイスラエルを誕生させたのである。
こ
れらの徒党やその他のテロリスト集団の指導者たちの中には、その後イスラエルの首相となった惨殺請負人たち、メナヘム・ベギン、イツハク・シャミル、そし
てアリエル・シャロンなどがいた。彼らはアラブのテロリズムを非難する厚かましさを持っていた。そして今日に至るまで、虐殺はパレスチナの人々を全滅させ
るという目標の下に継続しているのだ。
一九四八年にロスチャイルドの命を受けたシオニストのテロリストたちが爆弾でイスラエル国家を誕生させた後、約八十万人のパレスチナ人たちが自分たちの国であった場所からの避難、亡命を余儀なくされた。彼らの子孫たちの人数は、およそ四百万を数えると言われている。
そして全世界は──ちょうど現在と同じように──ただ事の成り行きを傍観するばかりであった。何故ならイスラエルとは全世界にとっての法律であり、それ故、正義とか公平さ、上品さ、慈悲などといった言葉が適用されることはないからである。
彼らの国が1984年シオニズム主義テロリストによって占領されたあと、
新しく強要されたイスラエルから逃げ出すパレスチナ人家族。
彼
らの考えは、イスラエルが作られる、はるか以前でさえ、いつでもパレスチナの人々を一歩一歩、着実に殲滅(せんめつ)して行くことにあった。一九一七年の
バルフォア宣言において、ロスチャイルド支配下の英国政府はパレスチナに「ユダヤ人の」故国を設立する事を支持した。この宣言には「パレスチナに現存する
非ユダヤ人社会の市民的、宗教的権利を侵害するような事は何もなされることはない。」と謳(うた)われていた。
だ
がロスチャイルドの仲間、ハイム・ヴァイツマンは後に次のように語っている。「アラブの問題に関しては──英国は、そこには数十万人の黒人(ニグロ)たち
が居るが、これはたいした問題ではない、と我々に説いていた。」と。その時以来ずっと同様に彼らのことはたいした問題ではなく、そして彼らを滅ぼすという
目標は今日(こんにち)、以前にも増して近づきつつあるのだ。
さらにもう一人のテロリストで、デ
ビッド・ベングリオンという名のイスラエルの初代の首相は彼の側近グループの内部では、こうした事実を秘密にはしなかった。元イスラエル首相、イツハク・
ラビンは自らの回想録の検閲を受けていない版(ニューヨーク・タイムズ 一九七九年十月二十三日付に掲載)の中で次のように述べている。
「ベングリオンが我々を引き連れて外を歩いている時のことだった。アロンが質問を繰り返した。『パレスチナの住民たちのことに関しては、どうすべきなのでしょうか。』ベングリオンは自らの手を振って『彼らを追い出してしまえ。』という、しぐさを示して見せた。」
ガ
ザ地区のパレスチナ人たちに対する現在の爆撃作戦は、そうした目的に向かう最新の段階に過ぎない。彼らはパレスチナ人たちをガザ地区に強制的に追い込んだ
が、そこは大規模な強制集中収容所以外の何物でもなく、彼らはそこに入るもの、出るもののすべて、人々、食料、医薬品、その他の生活必需品などを管理して
いるのだ。
イ
スラエルが国境の検問所(post)を閉鎖すると、万事休す。パレスチナ人たちは、わなに掛かり、ロスチャイルドの指令の下にテル・アビブの政府と軍を支
配する、血も涙もない連中のなすがままにされてしまうという段取りなのである。現在、人道的支援がそこに入る事は許可されるべきだとの要望にもかかわら
ず、イスラエルが、一(いち)か八(ばち)かの爆撃を行っている間、この国境の検問所は閉鎖されたままなのだ。
イ
スラエル政府がそうした要望を聞き入れることはあり得ない。何故なら「人道的」とか「支援」といった用語に関しては、そうした言葉の後に「アメリカからイ
スラエルに向けての」という言葉が続かない限り、彼らのコンピューター的頭脳は計算することができないから、というのが私の持論である。
一人の記者がガザの状況を語っている。
「……
三年近く続いた包囲攻撃の下、イスラエルという釘(くぎ)が、ガザという棺桶の蓋(ふた)を閉じた。この包囲攻撃は確実に増幅されていった。そのため栄養
失調者の割合はアフリカのサハラ近隣諸国のそれに匹敵し、汚水がそのまま街頭を流れて海を汚染し、住宅は、集団的懲罰(ちょうばつ)の上に、さらに特別に
付け加えられた集団的懲罰として今でもブルドーザーで破壊されている。男、女、そして子供たちが銃撃を受けて殺害されており、子供たちは絶え間ない衝撃波
によって耳を聞こえなくされている。住民の大多数は外傷的ストレス症候群(post-traumatic stress
syndrome)に苦しんでおり、彼らの大多数は「殉教者」となる以外に、いかなる希望も持てない状況である。……」
そしてそれは、現在、更に悪くなっている。[1月10日、アイク記す]
あ
る民族全体に対して、どうして、このように非情な攻撃を加えることができるのであろうか。シオニスト過激派は、自分たちが神(ゴッド)に選ばれた民であ
り、それ故、パレスチナ人たちは家畜以上の存在ではないのだと本気で信じている。私たちがその事を理解した時、始めてその疑問への答えが得られるのであ
る。
イスラエル首相にしてテロリストのメナヘム・ベギンはイスラエル議会での発言の中でパレスチナ
人たちを「二本足で歩く獣たち」と述べた。もう一人の首相にしてテロリストのイツハク・シャミルは一九八八年、ユダヤ人移住者たちを前にしてパレスチナ人
たちは「バッタのように踏みつぶされ……頭は玉石や壁でぶち割られるだろう。」と語った。
同じく首相にしてテロリスト、アリエル・シャロンは当時、同国の外務大臣であったが、パレスチナ人たちにとってイスラエルの計画が本当はどんなものなのかを一九九八年に確認した。
「時
とともに忘れられた、いくつかの事実を一般国民に対して明確に、勇気をもって説明することはイスラエルの指導者の務めである。これらの諸事実のうちの第一
のものは、アラブ人たちの立ち退きと彼らの土地の収容なくしてシオニズム、入植、もしくはユダヤ人国家は存在し得ないということである。」
この計画は貧困、飢餓、戦争を用いてパレスチナの人々を殺戮するか追い出すかすること、そして、そうしたことを通してシオニストたちが「大イスラエル」へと拡大できるようにすることなのだ。計画は今や首尾良く進められつつある。
二
〇〇八年の初め頃、国連の人道問題の指導的高官はガザの「厳しく、悲惨な」状況に「衝撃を受けた」、と語った。ジョン・ホルムズ国連事務次長はイスラエル
が(ガザにおいて)国境を越えることを禁止し、それによって食料の供給やその他の生活物資を制限していること──それらは彼らが、まさに現在行っているこ
と、そのものである──を非難した。
彼は次のように述べた。「こうした、すべてのことが、ここ、ガザでの厳しい人間的、人道的状況を作り出している。それは人々が人間と呼ばれ得るに足る基本的品位となって生存できないという意味である。」
しかし、それでは彼らが単なる「二本足で歩く獣(けだもの)」というのは適切な表現ではなかろうか。
国
連人権理事会の被占領地に関する特別報告担当官であるリチャード・フォークもまた、ガザにおけるイスラエルの行動をめぐって同国を非難した。彼はユダヤ人
であり、それ故、昔から彼らが大好きな「反セム主義者」として簡単に片づけられないので、イスラエル政府にとっては、より一層危険な存在である。あるい
は、おそらく彼は、イスラエルへの反対を公言する、そうしたユダヤ人たちに対して、これらの病んだ連中が与える肩書き、「自己憎悪者(セルフ・ヘイ
ター)」にあたるのかもしれない。
国連の高官として「約束の地」を敢(あ)えて批判した事に対するフォークへの処罰は二十時間抑えられ、その後、同国への入国を拒否される事にあった。それ故、彼は現在の空爆の間のパレスチナ人たちの状況を報告するという、自らの任務を行うことを妨げられている。
彼の入国は十二月中旬に拒否されたが、これは彼らが始まることを承知していた最近の空爆のために彼がその地に居ないようにするために完璧なタイミングであった。Israel expels UN rights envoy Richard Falk - Dec 17 08
過去八年間のブッシュ政権はネオコンによって支
配されてきている。それは、それ自体、アメリカとイスラエルの二重国籍者、そして(あるいは)シオニストのポール・ウォルフォビッツ、リチャード・パー
ル、ダヴ・ザックハイム、ウィリアム・クリストル、ロバート・ケイガン、エリオット・エイブラムズ、ダグラス・フェイス、ジョン・ボルトン、ロバート・
B・ズーリック、ディック・チェイニー、ドナルド・ラムズフェルトその他の連中が支配するネットワークである。ネオコンのゴッドファザーはドイツ生まれの
ユダヤ人「哲学者」、故レオ・シュトラウスで、彼は、一般民衆は「信仰深いエリートたち」によって統治されねばならないと信じていた。
だがシオニストたちの、そうした日々は、「変革(チェンジ)」氏が今や「権力の座」に就きつつある故に、確実に終わりを告げた。バラク・オバマは彼の「新たなる」政権に大統領主席補佐官のラーム・エマニュエルのようなシオニストを詰め込んだ。
エ
マニュエルの父、ベンジャミンはこの文の最初の頃に言及した、パレスチナにおける、イルグン・テロリスト集団の一員であり、我々はオバマ政権がそのイスラ
エル・パレスチナ政策に関して均衡が取れ、公平であることを確実に期待できる(訳注・これは痛烈な反語的表現。)オバマがガザへのイスラエルの爆撃に沈黙
を保っているとしても、なんの不思議もない。
オバマはガザの危機に関して次のように公言している。「私には話すことは何もない。
ここはパーのチャンスだ。(訳注・ここにはオバマがゴルフ中の写真が掲載されている。)
私の補佐官に聞いてくれ。彼は痛烈なシオニストで彼の父親は爆弾でイスラエルを生み出した人だ。
彼なら何が起きているのかわかるだろう。」
もしイスラエルがイランに核攻撃を開始したなら、ヒラリーはイスラエルを抹殺すると言うだろうか。いや絶対に言うことはない。
パ
レスチナ人たちにチャンスがめぐってくることは絶対にない。何故なら交渉のテーブルは偏向しており、駆け引きは操作されているのだから。そうしたことは、
これまでも、現在も状況は変わっていないのだ。第一次世界大戦当時、ロスチャイルドに支配される英国政府はパレスチナのアラブ人たちに対して、もし彼らが
オスマン・トルコと戦ってトルコをパレスチナやその他の土地から追い出せば、パレスチナの独立を約束すると言っていた。
パレスチナのアラブ人たちは、これに同意し、トーマス・エドワード・ロレンス中佐──「アラビアのロレンス」──を通して英国からの援護の下、オスマン帝国を撃破した。
だが彼らへの褒美(ほうび)は独立ではなかった。それは最初は英国の「委任統治」による支配であり、次はシオニスト・イスラエルによる占領であった。
後
にロレンスが認めたように、アラブ人たちは騙されたのだ。そして、それ以来、彼らはいつも欺(あざむ)かれ続けている。すべての「ロードマッブ」とか「和
平交渉(ピース・プロセス)」などというものは、いつでも何処にも到達することがないように設計されているのだ。彼らはパレスチナ人たちが基本的に、もは
や何もできなくなるまで、現状を保つために、ただ陣地を固守しているだけなのだ。
後
にロレンスが認めたように、アラブ人たちは騙されたのだ。そして、それ以来、彼らはいつも欺(あざむ)かれ続けている。すべての「ロードマッブ」とか「和
平交渉(ピース・プロセス)」などというものは、いつでも何処にも到達することがないように設計されているのだ。彼らはパレスチナ人たちが基本的に、もは
や何もできなくなるまで、現状を保つために、ただ陣地を固守しているだけなのだ。
イスラエル人たち
は自分たちがパレスチナ人の集団、ハマスによる攻撃との「関連」において住民たちを殺害していると言っている。ハマスは公式にはガザの「権力」を支配して
いるとされるが、イスラエルがガザへの出入りを決定している現状では支配というのは全く適切な表現とは言えない。
ハ
マスの戦闘員たち(operatives)は、これまでのところ四人を殺害した、低次技術(ローテク)のロケット弾を発射している。恐ろしいことだ。その
通り。それは起こらないに越したことはない。私はハマスを弁護するものではない。それは彼らの流儀での、もう一つの圧制(tyranny)である。だが、
読者には次のことを自問自答してもらいたい。すなわち、もしあなたがほぼ六十年にわたる圧制と迫害を受け、その間、全世界の人々が何もしてくれないとい
う、パレスチナ人たちが現在陥っている状況に直面させられたとしたら、あなたはどうするだろうか。
も
しあなたが不正を取り除きたいのであるなら、その不正に対する暴力的反撃への動機を取り除く必要がある。パレスチナ人たちの哀れを誘う苦境を受け入れるの
か、それとも銃撃を開始するのか、どちらを選ぶのかという状況に人々を置くなら、何人かの人々は後者を選ばざるを得ないであろう。
け
れどもイスラエルはその根本的大義や不正と取り組むかわりに、最先端の科学技術による爆撃をもって反撃している。この爆撃は数日のうちに数百名の死者と数
千名の負傷者をもたらした。そのうちの少くとも九十%はロケット弾攻撃とは何の関係もない男、女、子供たちである。二〇〇七年にはイスラエル人の(死者)
一人あたり二十五倍のパレスチナ人たちが殺害された。それは、たんなる「自己自身の防衛」の域を、はるかに越えている。
ユ
ダヤ人のリチャード・フォーク国連代表が数日前に述べたように「ガザ地区へのイスラエルの空爆は、占領国の義務において、ならびに戦争に関する必要条件に
おいて、ジュネーブ協定に規定されている、国際的人道規約(international humanitarian
law)の大幅、且重大なる侵害に相当する……。
そうした違反には次の事柄が含まれている。
・集団的懲罰──人口の密集するガザ地区に住む百五十万人全体が二、三名の行為の故に処罰されている。
・市民を攻撃対象としていること──空爆は世界で最も人口が密集する地域、中東では確実に最大の人口密集地帯にある一般人居住区域を狙って行われている。
・
軍事的反撃力の不均衡──空爆はガザにおける、(正当な)選挙によって作られた政府のすべての警察署や警備関連の事務所を破壊しただけでなく、数百名の市
民を殺害、負傷させている。少なくとも、一度の空爆では大学から家に戻るための輸送機関を探そうとしていた学生たちのグループが攻撃されたと報じられてい
る。」
パレスチナ人たちに対する、こうした残虐行為は、シオニストのテロリスト集団がイスラエル国
家を確保するために、彼らの暴力的作戦を展開し始めて以降、継続しているが、そうした継続する悪行の規模は「反ユダヤ主義者」と呼ばれることへの恐れに
よって、しばしば明らかにされないままである。
ロスチャイルド王朝は、「ユダヤ人差別防止連盟
(ADL)」やその他の多くの組織のような「反─憎悪(アンチ・ヘイト)」グループの広大なネットワークを形成しており、合衆国やその他の地域においてイ
スラエルと同国の操作のネットワークを敢えて暴露したり非難したりする人物は誰であっても「反ユダヤ主義者」とか「人種差別主義者」のレッテルを貼りつけ
る。
政治家たち(極く少数の者たちを除いて、全員が脅されたり、褒美を与えられて沈黙している
が)、大学教授、私(アイク)のような人間、いかなる種類であっても公的な立場に立つ人物に関しては、もし彼らがイスラエルや、たまたまユダヤ人である人
間を暴露するような行為を行えば、その人物は直ちにADLによって非難され、ロボット的「左翼」というロボット的過激派の支援の下に「人種主義者」として
徹底的に痛めつけられるのだ。
選ばれた民であるとの主張や他のすべての人々の上に立って他の誰をも人種差別主義者と非難するという皮肉な事態が、そうした血まみれの精神をまごつかせている。
す
ばらしいノーマン・フィンケルスタインのように圧制に立ち向うユダヤ人たちは「自己憎悪者」と称されて、結果として仕事を失ったり生計を立てられなくなる
事も珍しくない。ロスチャイルドの「反=憎悪(アンチ・ヘイト)」グループはどんな大物であっても面目を失わせてしまうのだ。
だが、我々はパレスチナ人たちの苦境に関して沈黙したままでいることはできない──また【沈黙してはならない】のだ。何故なら我々は自らのために、その影響の重大性を恐れるからである。我々は何者なのか。臆病者なのか。
これは人種差別の問題ではない。それはファッシズムの問題であり、無力で悲劇的な人々に対する日常的攻撃である。ADLが私の発言内容に関してどう思おうと私の知ったことではないし、ましてや若者のように、ADLの宣伝を口真似する「左翼」の連中のことなどどうでも良い。
それは発言されることが必要であり、誰かが言う必要がある。
と
ころで、シオニストのアジェンダ──それはイルミナティの諸家族と連携する、はるかに大きな全世界的アジェンダの一部なのであるが──を管理する人々は概
してユダヤ人たちを罵倒することはない。ユダヤ人たちもまた、より大きな目標に対しては、たんなる使い捨てられるべき無関係な存在なのである。
初代イスラエル首相でテロリストたるデビッド・ベングリオンは次のように言った。
「も
し、ドイツの子供たちを英国に運べば、全員を助けることができ、イスラエルの地に運べば、その半数を助けることができるということを私が知っているとした
ら、私は後者を選ぶであろう。我々の前にあるのは、たんに、これらの子供たちの人数の問題ではなく、イスラエルの人々の歴史の精算の問題もあるからであ
る。」
このようなことを言うためには、いかなる種類の病んだ精神が必要となるのであろうか。一九四八年以降、イスラエルを動かしている種類の精神がその答えのようだ。
私
たちは、ユダヤ人、異教徒(ジェンタイル)、イスラム教徒といった滑稽で、子供じみたレッテルや、これらすべての人をまどわす、【がらくた】を捨て去り、
すべての人々のための平和と正義の名の下に結集しなければならない。ユダヤ的正義とかパレスチナ的正義があるわけではない。ただ正義があるだけなのだ。
一
人の人間にとっては正義で、もう一人の人間にとっては正義でないということは、誰にとっても「正義」ではないのだ。正義が万人に当てはまらないとすれば、
その正義には何の意味もない。そして世界が沈黙を保ち、あらぬ方を眺めているうちは、正義がパレスチナ人たちに当てはまることは決してないであろう。
The Dangerous Terrorists In Gaza
ガザに於ける危険なテロリストたち
http://jp.youtube.com/watch?v=ibB-PBGaP2o
【翻訳委員会:うま】
PLEASE CIRCULATE AS WIDELY AS POSSIBLE. THE LINK TO SEND PEOPLE IS:
できるだけ広く回してください。英文リンクは以下です。
WWW.DAVIDICKE.COM/ISRAEL