おじさんの人生はB級

想いは着実に現実となる。B級の結果の場合もあるけど。

アテンザ購入 パート3

2005年04月28日 | くるま
時間をかけて車を購入したのは初めてだった。
1台目はFD。実物を見ず、カタログでフェアレディZ、スープラ、GTOと比べ、比較車種の中では最新だったFDの購入をあっさり決意、値引きも総支払額が4万円台半ばに対してわずかに8万円、今にして思えばアホな買い方をしたもんだ。
テクがあるわけでもなく、走りを目指したわけでもなく、ただデザインにほれ、スペオタとしてTYPE-Rをチョイスしてしまった。高速で追い越し車線を走れば、道を譲られ、峠を走ればあおられ、注目度が高かったことに対してはいい気分だったが、車にしてみれば欲求不満の乗り方(安全運転)であったと思う。
子供が生まれ、FDの後席にチャイルドシートを装着し、「赤ちゃんが乗ってます」ステッカーを貼ってノローリと走っていたが、1歳になるころには赤ん坊でも前席のシートに脚がつかえるようになり、4ドアを物色した。
HONDAインテグラが丸眼からマイナーチェンジをした直後に下取りして30万円キャッシュバックしますというささやきに、当時ノートパソコンがほしかった私の心は大いに揺さぶられた。日産は下取り査定140万で、MAZDA地獄といいながらMAZDAも160万くらいの査定のところを、HONDAは220万と3年3ヶ月落ちだがドノーマルのFD TYPE-Rを高く評価してくれた。
こうして、3年ちょっとでわずか2万キロしか走行していないFDをHONDAに引き取ってもらったのだった。

FDは自分で購入した初めての車だったこともあり、思い入れが強い。当時会社の寮に住んでいたのだが、近所にすんでいた外人が、寮で洗車をしていると「おー、まずだ!ぐっど」といって、よく声をかけてきたのには悪い気はしなかった。
また、32Rやスープラに同乗させてもらって、あの加速感を味わった後に乗ると刺激が少なく感じられたが、まさしく操る感覚と、いつの間にか高速という低振動にはロータリーの素性のよさと、MAZDAのスポーツへのこだわりを強く感じ、このRX-7が後の車選びのリファレンスとなってしまった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする