おじさんの人生はB級

想いは着実に現実となる。B級の結果の場合もあるけど。

NISAの損益と売り時

2021年10月17日 | 
NISAを利用されていますか?
私はNISAの利用を開始して4年目です。
NISAは、利益に対する課税が免除されるものです。
損失へのフォローはありません。
ので、利益を出さなければ意味のない仕組みです。

私にはまだ、5年を迎えたNISA枠がありません。
配当金に重きを置いた1年目に取得した5銘柄の内、3銘柄が無配・減配になり、取得目的から外れてしまいました。
そのような目柄なので評価額も目減りし、大きいもので1300円も株価を下げている銘柄があります。
2年目は、配当金目的の銘柄と成長を期待する銘柄を組み合わせ、1銘柄が減配・評価額マイナスとなりましたが、トリプル・ダブルバーガーが各1銘柄あり、全体でもダブルが見えてきました。
3年目も同じ考えで、銘柄数を抑えてみました。2年目は6銘柄で3年目は4銘柄にしたのです。
ここでの誤算は、配当目的銘柄が無配・評価額大幅マイナスとなったことです。
この銘柄は736円マイナスになっていますが、200株取得しているので14万7200円の含み損になっています。
しかし、1銘柄がダブルバーガーとなったことで、トータルでカバーできています。
4年目は欲が出て、配当目的銘柄は最後に残った端数での取得とし、成長期待銘柄で構成しました。
銘柄数は3で、成長リスクを重視しました。
そこはやはり甘くないもので、6680円で取得した銘柄が4795円に目減りしています。ここは一時期3000円台にまで値を下げ、リスクの大きさが露呈しました。
しかしここでも、2分割された銘柄があり現在ダブルバーガーとなって、全体をなんとかカバーしています。

このような状態で、NISAの利益確定と損切りのタイミングを見計らっています。
多くの見方では、総選挙を経て、アフターコロナの経済活動が活発になり、年末に向けて上がり調子になると予想されています。
一方で、半導体不足や原油高、海運の混乱などのマイナス要因があり、熱気に盛り上がりを見せながらもどこかで冷静になって落ち着く場面が来ると思っています。
1年目のNISAは来年で終わりなので、年末に向けて上がったところで損益トントンで手じまいできればと考えています。
悩ましいのは2年目のNISAで、調子のよいときに利益確定したほうが良いような気もするし、まだまだ上がる期待も拭い去れません。
3年目以降のものは、まだ寝かせておくつもりです。

株価が上がることはうれしいものですが、上がると売りづらくなるという欲深な心理に支配されがちです。
ですが、利益を確定させないと株価の上昇は絵に書いた餅みたいなものです。
目標を決めていれば気持ちよく割り切れるのですが、昨年、銘柄の目標を達成し売却したところさらに上がり続け、50万円以上取り損ねたケースがあったので、目柄別の目標が流動的になってしまって、機能していないんです。逃した魚は大きい、なんて。
欲なんだよなぁ。

金融庁によるNISAの効果検証結果
2016年の資料から、日経平均が現在の半分程度の頃は利益が確保できれば十分だったみたいですね。

10/15終値換算
NISA  取得金額   評価金額   配当金額   損益    状態
1年目 119万6000円 101万4150円 15万7025円 ▲2万4825円 全株保持
2年目 119万4300円 216万6050円  8万1200円 105万2950円 全株保持
3年目  99万6000円 114万2200円  1万1450円  28万7650円 一部売却利益確定済み
4年目 119万4000円 155万6100円     0円  3万7900円 全株保持
コメント
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