おじさんの人生はB級

想いは着実に現実となる。B級の結果の場合もあるけど。

人馬一体 CX-30

2022年03月02日 | くるま
mazdaの車づくりでは、人馬一体を標榜している。
言葉から直接受ける印象は、馬を乗りこなす騎乗者で、手綱と鐙、鞭を駆使して騎乗者が馬を思うままに動かす様子だ。
これを最もよく体現しているのは、ロードスターになるのだろう。
操作によって意思を通じる関係だ。

この人馬一体には、もう一つの側面があるように思う。
手綱と鐙、鞭を使わずとも騎乗者の思うがまま動く関係だ。
第7世代のmazda3とCX-30が、その例になると思う。
もちろんこの第7世代のモデルも、前車のように手綱と鐙、鞭を使い動かすことができる。
それに加えて、余計な操作をせずとも期待通りに動いてくれるのも、人馬一体と言えよう。
気がつけばヘッドライトが点灯し、気がつけばワイパーが動いている。
駆る楽しさが無いのではないかと思うかもしれないが、期待通りに動く楽しさを感じることができる。
ただここは完璧ではなく、?が頭に浮かぶ動作をする時もあるのは確かだ。

今年出てくるモデルにはco-pilot1.0が搭載され、騎乗者のトラブルを感知し安全に車を停車させ助けを呼ぶことができる。
楽しさとは違うが、馬が騎乗者を心づかう、安心の人馬一体と言えよう。

人馬一体、深いな。
コメント
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