やまろぐ☆つあれぽ

海外登山&トレッキングツア専門の
添乗員の自由日記と
家事育児の日常♪

ティティナと北極探検家やバレンツの地図 そしてツアの予定など。笑

2025-03-09 16:20:09 | ツアー予定

 

みなさんこんにちは。

毎日やりたいことと、やらなければいけないことで

バタバタと過ごしているよ

旅日記もまだ作っていないし、

したい勉強、読みたい本、ヨガ、筋トレ、マッサージ

無限。

ヨガのインストラクターの先生が昨日、

積み重ねていく中で少しずつ、

やっと掴むものがある

その変化を、体を動かしながら、その自分の体を通して知る

というようなことを言ってらっしゃって、ほんとにそうだと思った。

 

そのほか、マッサージの方、パーソナルトレーニングの先生、

私を支えてくださっている。

 

*

 

今回の「冬のスピッツベルゲンを歩く」ツアーでは

すべてがほとんど最北なんだけど、心に残ったのは

最北の景色より、探検家の歴史・ロマン・・・

うちの壁に新しく増えた一枚は

これ。↓この地図。

これは博物館にあったものを写真撮ったのだけど、同じのを購入したの。

何かというと、初めてスバールバル諸島(スピッツベルゲン)を1590年代に見つけた

ウィレム・バレンツの航海の地図。お客さんたちにも伝えていたけどこれは

日本では関ケ原の戦いの直前。この頃、このあたりでは、ヨーロッパからアジアに抜ける

北東航路を探検していた。この地図はその当時の北極圏のもの。

地図の左下から2隻で北上してきて、スピッツベルゲンを見つけ、

まだ未完の地図の一部が描かれている。彼らが海や陸で出会った

クジラも描かれているし、別の絵にはホッキョクグマと格闘する場面も。

彼の船はノヴァヤゼムリャ(ロシアの北の長細い島)に漂着し、氷で進めず、

船を解体してこの島に小屋を建てて一冬を過ごした。そのときの壮絶なことよ。

もう今後この地図を見るたび、この島を見るたび、壮絶なその旅のことを思うわ。

今でこそ、ここがどんな場所か知られているけど、当時は誰も知らないわけで。

冬になると氷に閉ざされるとか、白夜があることや極夜があること。

一歩出ればクマが餌を探して待ち受けていて、仲間がひとりまたひとりと死んでいく。

そのときの日記などが残されていて、この小屋も1871年になってから完全な形で発見されたの。

それ以降も、北極を目指したいろいろな探検の話に

魅了されたわ~。

この地図を見るたびに「旅」というより「探検」のすごさと厳しさとロマンみたいなもので

ワクワクしてしまう。

 

これはロングイヤービーンの街中に立っているエイヴィンド・アストラップ

若くして亡くなったのよね。ソリとスキーを組み合わせた技術で

極地探検に貢献した。グリーンランドのたしか北部の地図を作ったの。

なかなかイケメンで町には絵や本も置いてあった。(イケメンは関係ないか)

エイヴィンド・アストラップやアムンセンとウンベルト・ノビレと

その有名な愛犬のティティナのこと。

ティティナすごくて、

飛行船で一緒に二度も飛んだだけでなく、墜落しても元気に生きていた。

そのときの絵も描かれている。

ティティナが走ってるのわかる?↑

ティティナとノビレ

ティティナ

 

このティティナのこともなぜこんなに心に残ったかって

犬が好きなのもあるけど、

この前のツアのとき(ブライアンとヨットの)、トロムソの博物館に行ってなんと偶然にも

アムンセンとノビレと旅をした犬って、はく製になっていたのを

写真撮っていたの

こちら

 

すごくない?

なんかつながった。

また、6月にスピッツベルゲンにはヨットツアで行くので

お客さんたちにこの物語を語ろう。

ロングイヤービーンでは

日本人のかわいい女の子も住んでいて、仕事をしていて、たくさんのことを教えてくれた。

また会いたいな。きっと会える。

 

これは氷河の中にできる洞窟に入ったところ。

夏には水が流れ、冬には氷り、洞窟になる。

 

などなど、また旅日記書きながら

書くね。面白い極地の歴史や風景。

 

 

私の今後の予定/西遊旅行ツア

4月

去年に続き。大好きなかわいいフランスのガイドさんと。楽しみすぎる。

笑いが絶えなかった。

南仏・プロヴァンスの田舎道を歩く
リュベロン地方とローヌ渓谷の美しい村を訪ねて

5月

御一行様と行くサンチャゴの道ラスト114km スペイン

6月

プライベートヨット泊で歩いて楽しむ

初夏のスヴァールバル諸島スピッツベルゲン

(ブライアンと仁美のプライベートツア)ノルウェー

 

そうだ、この船長さんのエランは、ユーは何しに日本への番組で

4度もシリーズになった人なのだけど、これは神回でめちゃ

面白かったらしく、DVDにもなっている。と会社で教えてもらった。

ニセコYOU編

なので買いましたこのツアーで持って行って

みんなで見ようと思う。

ブライアンは本当にプロ中のプロだし、エランは楽しくて

周囲を明るくする、そんな二人に出会えて本当にラッキー。

 

7月

西遊旅行では私は初めて行くけど

懐かしいツールド・モンブラン

なんか偶然な再会とかあるかも・・・?現地のガイドさんたちと。

 

8月は

ツール・ド・モンテローザ
Tour du Monte Rosa 

8/5から8/16

新しいツアー。

こちら

 

ここまで、ヨーロッパが続く今年。

 

 

9月は

固有種の花咲く原始境へ
太古の台地アウヤン・テプイをゆく

私が同行するのは9/5から9/17

現地のガイドさんたちも仲良しなのできっと、

すごく喜んでくれると思う、再会。

こちら

 

お声がけして、たくさんの方々が

オッケーって参加してくださっていて、心から感謝。

いつもありがとうございます。