草むしりの不断草
スイスチャードやうまい菜などと呼ばれる西洋不断草は、アクも少なくそのまま油炒めや煮物、汁の実などに使える。また赤や黄色のスイスチャードの葉は、そのままサラダに入れても美味しい。また一度種をまくと、翌年からはこぼれた種から芽をだし、畑のあちこちに生えてくる。手間がかからず、栽培も楽で虫もつきにくい。私のお気に入りの野菜である。
また我が家の畑にはこの西洋不断草の他に、昔からある不断草が植えられている。私が子供の頃から植えられていて、夏の初めに種を取り、秋にその種を蒔く。
濃い緑色の刃先の尖った西洋種に比べ、こちらはまるい葉先をしている。冬の間はちっとも大きくならないで、白っぽい緑色をしている。しかし冬野菜から夏野菜に変わる端境期のころに、グングンと成長し柔らかな緑色の葉を茂らせる。そしてそろそろ畑の夏野菜ができ始める頃、自らの役目の終わりを悟ったように、太い茎をのばして花を咲かせ実を結ぶ。
昔は何処の家にでも植えていたのだが、近ごろではあまり見かけなくなった。
湯がいておひたしや煮物にするとおいしいのだが、食べた時にちょっと土くさい匂がするのが玉に瑕。しかし同時期に出回る筍との相性は抜群で、一緒に味噌煮にすると大変に美味しい。味噌が筍のえぐみと不断草の土くささを消してくれる。
母から譲り受けた不断草の種と、おいしい食べ方。どちらも大事にしていきたい。
スイスチャードやうまい菜などと呼ばれる西洋不断草は、アクも少なくそのまま油炒めや煮物、汁の実などに使える。また赤や黄色のスイスチャードの葉は、そのままサラダに入れても美味しい。また一度種をまくと、翌年からはこぼれた種から芽をだし、畑のあちこちに生えてくる。手間がかからず、栽培も楽で虫もつきにくい。私のお気に入りの野菜である。
また我が家の畑にはこの西洋不断草の他に、昔からある不断草が植えられている。私が子供の頃から植えられていて、夏の初めに種を取り、秋にその種を蒔く。
濃い緑色の刃先の尖った西洋種に比べ、こちらはまるい葉先をしている。冬の間はちっとも大きくならないで、白っぽい緑色をしている。しかし冬野菜から夏野菜に変わる端境期のころに、グングンと成長し柔らかな緑色の葉を茂らせる。そしてそろそろ畑の夏野菜ができ始める頃、自らの役目の終わりを悟ったように、太い茎をのばして花を咲かせ実を結ぶ。
昔は何処の家にでも植えていたのだが、近ごろではあまり見かけなくなった。
湯がいておひたしや煮物にするとおいしいのだが、食べた時にちょっと土くさい匂がするのが玉に瑕。しかし同時期に出回る筍との相性は抜群で、一緒に味噌煮にすると大変に美味しい。味噌が筍のえぐみと不断草の土くささを消してくれる。
母から譲り受けた不断草の種と、おいしい食べ方。どちらも大事にしていきたい。