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ひろひろの生活日記(LIFE Of HIROHIRO)

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0249_神々の戦い(018)裕也の冒険-銅に閉ざされた脳⑥-

2020年10月15日 21時20分43秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)

0249_神々の戦い(018)裕也の冒険-銅に閉ざされた脳⑥-

暫くして、アイリアは、大きな本を持って戻ってきた。
その本には、魔族の歴史が綴(つづ)られていた。
そして、ある頁を開けた。
そこには、数万光年前かの出来事が書かれていた。
「闇の種族と光の種族は、激しく戦った。
 それは、ある出来事が発端です。
 ある日、王の娘が光の王(イリウス)に捕らわれた。
 それを助けに闇の王(アクストラ)は、光の王の元に飛んだ。
 しかし、帰って来なかった。
 それどころか光の民が魔族の星に攻め込んできた。
 壮絶な戦いが起こった。
 魔族の民は劣勢だった。
 王妃は捕らえられ、
 多くの者も捕らわれた。
 しかし、一人の若者が現れその争いを変えた。
 その若者は、光の民の力を封じ込めた。
 そして、攻め込んできた光の民を捕らえる。
 捕らえた光の民は、脳を銅漬けにして、
 その星の次元を異にする場所に葬った。
 そして、争いを終わらせた。」
アイリアの話は終わった。
「裕也。銅漬けの脳の場所が分かった。」
アクストラは、裕也の心に話しかけた。
「本当ですか?」
裕也は尋ねた。
「過っての私の星にある。」
アクストラは、答えた。

つづく。 次回(銅に閉ざされた脳⑦)

 

 


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