全く自慢にならないのだが、私は幼稚園から大学までの校(園)歌を全てソラで歌える。
♪緑の風が呼んでいる 輝く光の花の庭 仁王様に守られて 子供と子供 仲良く遊ぼ 円融 円融 円融寺幼稚園
仁王様に守られる子供ってのもすごいな。でも円融寺はその昔「碑文谷(ひもんや)の仁王様」って言われていたぐらいだから、歌詞に載せないわけにはイカンでしょう。もっとも、ここの墓地のホークス・王監督夫人の遺骨は守れなかったんだが。
♪桜は春の光に咲き すずかけは夏の緑にそよぐよ 希望の空に富士を仰いで 正しく学び たゆまず励む 秋も霜踏む冬の日も
これは小学校の校歌である。春夏秋冬全て組み入れてかなり欲張りな歌詞だ。富士山が出てくるのも校歌の定番。しかし、学校はちょっと低地にあったんだが、富士山なんか見えたっけか?記憶がない。昔は建物も少ないから、見えたのか?
♪仰げ秀麗富士が嶺 空はほがらに清気(せいき)あり つちかえ質実剛健を 光り輝く日と共に 咲き誇りつつとことわに 巡るひまわり範として 我らが第九中学校
確か中学校からも富士山は見えなかったように思う。歌詞にハクが付くかも知れないが、何でも入れりゃいいってもんじゃないだろうに。ちなみに、いきなり出てくるひまわりは校章で、「第九」は「だいく」と読む。三番まであるが、普段は二番を飛ばして歌っていた。だったら最初から三番まで作るなって。
♪緑深き松よ 幸を永遠(とわ)に結び 今日も光浴びて 輝けり我が学舎(まなびや) ここに希望の集いあり
中学校の校歌はやたら長かったが、高校のはシンプルにまとまっている。校名に「松」が付くから「緑深き松」と歌ってある。二番に「流れ清き多摩よ」とあるが、多摩川は高校の最寄り駅から10駅以上離れたところにある。実は北を流れている神田川の方が断然近いのだ。でも「流れ清き神田川」ってのも、どうも締まらないなぁ。三番には「姿格し(ただし)富士よ」…って、また富士かよ!東京近辺で校歌に「富士」という歌詞のつく学校ってどれぐらいあるのだろう。これって「トリビア」になりますかね?
♪平和の御国(みくに) 栄えん花と靖国の 桜は匂ふ窓染めて あゝ緑こき大皇居(おおみかど) 仰ぎて清きこの学舎(がくしゃ)
入学式で理事長がいきなり「ウチの大学は右翼ではない」と言って場内をどよめかせたが、この歌詞を見て「そうか、右翼じゃないんだ」などと信じるヤツはいるまい。ちなみに、附属高の校歌も同じであるため、附属高野球部が甲子園に出て勝つと自動的に大学の校歌も聴けるわけだ。もっとも現在、夏は予選決勝怒濤の9連敗中。先日書いたロッテ弁当の呪いなみの強力な「何か」が取り憑いている。頼む、野球部諸君。一度でもいいから甲子園で勝って、高らかに「♪平和の御国…」を歌って聴かせておくれ。
♪逢えなくなって初めて知った 海より深い恋心 こんなに貴方(あなた)を愛してるなんて あぁ あぁ かもめにもわかりはしない
わかる人にはわかるが、今は亡き”ムード歌謡の女王”、松尾和子の「再会」である。なぜかこれが大学のアオチューゼミの愛唱歌だった。教え子がカラオケで歌ったのを聴いて気に入ったらしい。でも、公式ソングにするような歌かどうか、はなはだ疑問ではある(笑)。これはさすがに歌う機会が少なかったのでメロディや歌詞は覚えていない。
♪空を越えて ラララ 星の彼方 行くぞアオチュー ジェットの限り 心優し ラララ 下谷の子 熟年パワーだ 鉄腕アオチュー
(二番)耳は遠い ラララ 目はかすむ 年だアオチュー 油断をするな 心正し ラララ 下谷の子 広辞苑の威力だ 鉄腕アオチュー
極めつけは、もう一つの公式ゼミソング「鉄腕アオチュー」。言わずと知れた「鉄腕アトム」の替え歌である。作詞者は、現在も講師として大学に残っているS氏。特に二番なんぞは師に対する愛情があふれんばかりの歌詞で(笑)、まぁ、教授本人も気に入っているので万事OKである。JR高田馬場駅の発車チャイムがずばり「鉄腕アトム」なのだが(手塚プロダクションは高田馬場にあるんです)、思わず「♪耳は遠い~…」とか口ずさんでしまう自分に気付いてちょっとビックリしたりする。
歌の威力はすごい。一節口ずさむだけで当時の思い出などが一気にフラッシュバックする。それが校歌だったりすると、普段ない愛校心が芽生えたりして妙なものだ(それ以前に校歌を覚えている時点で十分愛校心があるとは思うが)。
ただ、一曲だけ全く歌えない校歌がある。予備校の校歌が。
♪あこがれ秘むる胸高く 今日を悔いなく学ばんと つどえるわれら八万の おもいは一つ 若やかに 代○木 代○木 我らの代○木ゼミナール
あるんですよこれが。学生手帳にちゃんと楽譜付きで記載されているんです。ただ、いつ歌うのよ、これ?
♪緑の風が呼んでいる 輝く光の花の庭 仁王様に守られて 子供と子供 仲良く遊ぼ 円融 円融 円融寺幼稚園
仁王様に守られる子供ってのもすごいな。でも円融寺はその昔「碑文谷(ひもんや)の仁王様」って言われていたぐらいだから、歌詞に載せないわけにはイカンでしょう。もっとも、ここの墓地のホークス・王監督夫人の遺骨は守れなかったんだが。
♪桜は春の光に咲き すずかけは夏の緑にそよぐよ 希望の空に富士を仰いで 正しく学び たゆまず励む 秋も霜踏む冬の日も
これは小学校の校歌である。春夏秋冬全て組み入れてかなり欲張りな歌詞だ。富士山が出てくるのも校歌の定番。しかし、学校はちょっと低地にあったんだが、富士山なんか見えたっけか?記憶がない。昔は建物も少ないから、見えたのか?
♪仰げ秀麗富士が嶺 空はほがらに清気(せいき)あり つちかえ質実剛健を 光り輝く日と共に 咲き誇りつつとことわに 巡るひまわり範として 我らが第九中学校
確か中学校からも富士山は見えなかったように思う。歌詞にハクが付くかも知れないが、何でも入れりゃいいってもんじゃないだろうに。ちなみに、いきなり出てくるひまわりは校章で、「第九」は「だいく」と読む。三番まであるが、普段は二番を飛ばして歌っていた。だったら最初から三番まで作るなって。
♪緑深き松よ 幸を永遠(とわ)に結び 今日も光浴びて 輝けり我が学舎(まなびや) ここに希望の集いあり
中学校の校歌はやたら長かったが、高校のはシンプルにまとまっている。校名に「松」が付くから「緑深き松」と歌ってある。二番に「流れ清き多摩よ」とあるが、多摩川は高校の最寄り駅から10駅以上離れたところにある。実は北を流れている神田川の方が断然近いのだ。でも「流れ清き神田川」ってのも、どうも締まらないなぁ。三番には「姿格し(ただし)富士よ」…って、また富士かよ!東京近辺で校歌に「富士」という歌詞のつく学校ってどれぐらいあるのだろう。これって「トリビア」になりますかね?
♪平和の御国(みくに) 栄えん花と靖国の 桜は匂ふ窓染めて あゝ緑こき大皇居(おおみかど) 仰ぎて清きこの学舎(がくしゃ)
入学式で理事長がいきなり「ウチの大学は右翼ではない」と言って場内をどよめかせたが、この歌詞を見て「そうか、右翼じゃないんだ」などと信じるヤツはいるまい。ちなみに、附属高の校歌も同じであるため、附属高野球部が甲子園に出て勝つと自動的に大学の校歌も聴けるわけだ。もっとも現在、夏は予選決勝怒濤の9連敗中。先日書いたロッテ弁当の呪いなみの強力な「何か」が取り憑いている。頼む、野球部諸君。一度でもいいから甲子園で勝って、高らかに「♪平和の御国…」を歌って聴かせておくれ。
♪逢えなくなって初めて知った 海より深い恋心 こんなに貴方(あなた)を愛してるなんて あぁ あぁ かもめにもわかりはしない
わかる人にはわかるが、今は亡き”ムード歌謡の女王”、松尾和子の「再会」である。なぜかこれが大学のアオチューゼミの愛唱歌だった。教え子がカラオケで歌ったのを聴いて気に入ったらしい。でも、公式ソングにするような歌かどうか、はなはだ疑問ではある(笑)。これはさすがに歌う機会が少なかったのでメロディや歌詞は覚えていない。
♪空を越えて ラララ 星の彼方 行くぞアオチュー ジェットの限り 心優し ラララ 下谷の子 熟年パワーだ 鉄腕アオチュー
(二番)耳は遠い ラララ 目はかすむ 年だアオチュー 油断をするな 心正し ラララ 下谷の子 広辞苑の威力だ 鉄腕アオチュー
極めつけは、もう一つの公式ゼミソング「鉄腕アオチュー」。言わずと知れた「鉄腕アトム」の替え歌である。作詞者は、現在も講師として大学に残っているS氏。特に二番なんぞは師に対する愛情があふれんばかりの歌詞で(笑)、まぁ、教授本人も気に入っているので万事OKである。JR高田馬場駅の発車チャイムがずばり「鉄腕アトム」なのだが(手塚プロダクションは高田馬場にあるんです)、思わず「♪耳は遠い~…」とか口ずさんでしまう自分に気付いてちょっとビックリしたりする。
歌の威力はすごい。一節口ずさむだけで当時の思い出などが一気にフラッシュバックする。それが校歌だったりすると、普段ない愛校心が芽生えたりして妙なものだ(それ以前に校歌を覚えている時点で十分愛校心があるとは思うが)。
ただ、一曲だけ全く歌えない校歌がある。予備校の校歌が。
♪あこがれ秘むる胸高く 今日を悔いなく学ばんと つどえるわれら八万の おもいは一つ 若やかに 代○木 代○木 我らの代○木ゼミナール
あるんですよこれが。学生手帳にちゃんと楽譜付きで記載されているんです。ただ、いつ歌うのよ、これ?