先週、大学時代の友人リューちゃんの紹介でミクシィというサイトに加入した。どういうサイトかというと、リューちゃんの言葉を借りれば
「匿名性のない2ちゃんねる」
というヤツだ。ここはコミュニティ内の人からの勧誘によってのみしか加入できないというシステムになっていて、それだけ匿名性が薄く「荒れ」にくいわけである。話によると40万人以上が加入しているらしい。話のタネにと思ってさっそく入ってみたら、ハマったハマった(実は、加入した数時間後に祖父の容態が急変して亡くなった。ミクシィ加入記念日=ホワイトデー=祖父の命日だ。ウワァ━━━━━。・゜・(ノД`)・゜・。。━━━━━ン!!!)。
母校や趣味や仕事、ジモティ(死語)などのコミュニティ(=BBS)がいっぱいあって、現在10個以上のコミュニティに参加している。
実はここまでは長い前置きであって、本題はここからである。
そのミクシィで、大学の1コ先輩である花菊師匠と知り合いになった(「花菊」という名前は彼女が落研時代に付けていた高座名である。だからここでは「師匠」と呼ばせていただく)。師匠は先輩であるのだが、私は1浪なので年は一緒…というか、師匠は1976年の早生まれだから、1975年生まれの私の方が少しばかりジジイだ。
そう、大学は高校までとは違って、同級生が同い年とは限らないし、後輩が年下とも限らないし、先輩が年上とも限らないのである。ちなみに私と同級生の友人には、3浪してたオニーサンとか1浪して入ったけどダブっちゃったオネーサンとか、私よりも年上の人間が数名いた。
大学入学の直前、悩んだのはこの点である。同い年でも先輩であれば敬語を使うとして、年上の同級生に果たしてタメ口をきいていいものかと。今考えたら、タメ口でかまわないんだよね。こっちだって1浪で周りの大半は年下になるわけだけれど、ヘタに敬語使われたら逆に不安だし、ことによっては「バカにされてんのか?」という気にもなる。しかし、当時からかなり神経質だった私は悩みすぎるあまりに人と話すのが怖くなり、入学してからかなりの長期間、友人ができなかった。
ひとたび友人ができれば、私もつきあいは割と良い方なので、交流もドーンと広がっていくわけだが、妙な現象が起こったことがある。
当時、私の友人数人が専門学校に行っていて、そこの同級生であるミッチとスマイルという2人と友達になった。ある時、私の通っている大学の話題になって彼らが「そこ、俺らの同級生がいるよ」と言いだしたのだ。彼らは、現在は統廃合されてしまった某都立高出身なのだが、その時の友人であるサソリマンという男が、私と同じ大学にいるのだという。「へぇ~面白いつながりがあるもんだねぇ。今度一緒に遊ぼうか」なんて話になり、後日サソリマン氏たちと麻雀をしたのだった。サソリマン氏は現役で入ったので1コ先輩である。だから最初は一応敬語を使っていたのだが、途中からは「いいよぅ、かしこまんなくて。同い年じゃん!」と言われたこともあって、以降はすっかりタメ口になった。
その話を同級生の友人ウッチー&イソちゃんにしたら「え~っ?うえぽん、サソリマン先輩知ってんの?しかもタメ口?」と向こうが驚くので、こっちも「何だよ?何でお前らがサソリマン知ってんの?」と聞き返したら、なんとそいつらのサークルの先輩だったのだ。
交流が巡り巡って一周するという、世間の狭さを思い知らされた出来事であった。
2年への進級を控えた初春、あの頃を思い出して「あんなつまらんことで悩んでたなんてオレぐらいのもんだよなぁ」と思っていた。ところが、である。ある日の夜、中学時代の同級生・チュウアンからいきなり電話がかかってきた。彼は私よりもう一年遅れて、この度めでたく大学合格を勝ち取っていた。
「チュウアンどうしたの突然?何かあったの?」
「ちょっと相談したいことがあってさ…オレって2浪じゃん?入学したら、先輩や同級生相手に言葉遣いどうしたらいいのかと思って…」
オレだけじゃなかったんだー!
私は心の中で快哉を叫び「んなもん、どうってことないってばさー!」と、ちょっとばかり先輩風を吹かしながらチュウアンを励ましたのだった。
「匿名性のない2ちゃんねる」
というヤツだ。ここはコミュニティ内の人からの勧誘によってのみしか加入できないというシステムになっていて、それだけ匿名性が薄く「荒れ」にくいわけである。話によると40万人以上が加入しているらしい。話のタネにと思ってさっそく入ってみたら、ハマったハマった(実は、加入した数時間後に祖父の容態が急変して亡くなった。ミクシィ加入記念日=ホワイトデー=祖父の命日だ。ウワァ━━━━━。・゜・(ノД`)・゜・。。━━━━━ン!!!)。
母校や趣味や仕事、ジモティ(死語)などのコミュニティ(=BBS)がいっぱいあって、現在10個以上のコミュニティに参加している。
実はここまでは長い前置きであって、本題はここからである。
そのミクシィで、大学の1コ先輩である花菊師匠と知り合いになった(「花菊」という名前は彼女が落研時代に付けていた高座名である。だからここでは「師匠」と呼ばせていただく)。師匠は先輩であるのだが、私は1浪なので年は一緒…というか、師匠は1976年の早生まれだから、1975年生まれの私の方が少しばかりジジイだ。
そう、大学は高校までとは違って、同級生が同い年とは限らないし、後輩が年下とも限らないし、先輩が年上とも限らないのである。ちなみに私と同級生の友人には、3浪してたオニーサンとか1浪して入ったけどダブっちゃったオネーサンとか、私よりも年上の人間が数名いた。
大学入学の直前、悩んだのはこの点である。同い年でも先輩であれば敬語を使うとして、年上の同級生に果たしてタメ口をきいていいものかと。今考えたら、タメ口でかまわないんだよね。こっちだって1浪で周りの大半は年下になるわけだけれど、ヘタに敬語使われたら逆に不安だし、ことによっては「バカにされてんのか?」という気にもなる。しかし、当時からかなり神経質だった私は悩みすぎるあまりに人と話すのが怖くなり、入学してからかなりの長期間、友人ができなかった。
ひとたび友人ができれば、私もつきあいは割と良い方なので、交流もドーンと広がっていくわけだが、妙な現象が起こったことがある。
当時、私の友人数人が専門学校に行っていて、そこの同級生であるミッチとスマイルという2人と友達になった。ある時、私の通っている大学の話題になって彼らが「そこ、俺らの同級生がいるよ」と言いだしたのだ。彼らは、現在は統廃合されてしまった某都立高出身なのだが、その時の友人であるサソリマンという男が、私と同じ大学にいるのだという。「へぇ~面白いつながりがあるもんだねぇ。今度一緒に遊ぼうか」なんて話になり、後日サソリマン氏たちと麻雀をしたのだった。サソリマン氏は現役で入ったので1コ先輩である。だから最初は一応敬語を使っていたのだが、途中からは「いいよぅ、かしこまんなくて。同い年じゃん!」と言われたこともあって、以降はすっかりタメ口になった。
その話を同級生の友人ウッチー&イソちゃんにしたら「え~っ?うえぽん、サソリマン先輩知ってんの?しかもタメ口?」と向こうが驚くので、こっちも「何だよ?何でお前らがサソリマン知ってんの?」と聞き返したら、なんとそいつらのサークルの先輩だったのだ。
交流が巡り巡って一周するという、世間の狭さを思い知らされた出来事であった。
2年への進級を控えた初春、あの頃を思い出して「あんなつまらんことで悩んでたなんてオレぐらいのもんだよなぁ」と思っていた。ところが、である。ある日の夜、中学時代の同級生・チュウアンからいきなり電話がかかってきた。彼は私よりもう一年遅れて、この度めでたく大学合格を勝ち取っていた。
「チュウアンどうしたの突然?何かあったの?」
「ちょっと相談したいことがあってさ…オレって2浪じゃん?入学したら、先輩や同級生相手に言葉遣いどうしたらいいのかと思って…」
オレだけじゃなかったんだー!
私は心の中で快哉を叫び「んなもん、どうってことないってばさー!」と、ちょっとばかり先輩風を吹かしながらチュウアンを励ましたのだった。