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小沢代表、辞任撤回で続投

2007年11月06日 22時22分00秒 | 政治
小沢代表、一転続投。慰留要請に辞意撤回。

少年の自殺、あるいは犯罪が起きると、よく「リセット症候群」なんて言う識者がいて「テレビゲーム世代だから、思い通りにならないと安易にリセットしようとする」なんて批判するのを聞くが、先の安倍首相の辞任そして今回の小沢代表のドタバタ劇を見ていると子供に偉そうな事は言えないと肩身が狭い。

男はタフでなければ生きていけない。やさしくなければ生きていく資格がない。
これは角川映画『野生の証明』の有名なキャッチコピーだが、原文はRaymond Chandlerの『プレイバック』に登場する私立探偵フィリップ・マーローの「If I wasn't hard, I wouldn't be alive. If I couldn't ever be gentle, I woudn't deserve to be alive.」という台詞。
ちなみに「男はタフで……」という角川のコピーを、そのままマーローの有名な台詞と誤載しているサイトもあるようだが清水俊二翻訳(丸谷才一がミステリーマガジンで紹介して全国に知られるようになった)では「しっかりしていなかったら、生きていられない。優しくなれなかったら、生きていく資格がない」となっている。
そんな細かい事はどうでもいいのだが、ともかく国を牽引していくリーダーにはタフさと優しさが不可欠であろう。しかし安倍元総理も小沢代表も、どちらもその資質が欠けているのでは……と思ってしまう。
それにしても民主党って人材不足なんだねぇ……。孔明亡き後の蜀のようだ(笑)。