眞子内親王の結婚スケジュールが報道を利用して国民に「それとなく」伝えられて以来、二人の結婚を”駆け落ち婚”だと囃す者が多い。
二人の結婚は断じて”駆け落ち婚”ではない。
親が結婚に賛成し、準備万端整えて入籍まで面倒見て送り出す結婚を”駆け落ち婚”とは言わないだろう。
駆け落ち(駆落、かけおち)は無断で住所を去って行く先をくらますことで、失踪・出奔・家出などと同義である。特に婚姻に関して双方の家族の承認が得られなかった場合に、婚姻を達成するために相思の2人が相伴ってひそかに他所へ逃げることをいう 。(wiki)
wikiの記事だが、辞書も事典も駆け落ちの意味は変わらない。
親兄弟、祖父母、兄弟家族、小室の親、親類一同も承認しているし、周囲は新しい土地に二人の住居を用意し、就職の世話までしている。
これのどこを指して”駆け落ち婚”というのか。
親兄弟、親族一同と当人達が国民の反対の声のなか、密かに相謀って準備を整えて結婚する・・・駆け落ち婚よりもっとヒドイ国民への「裏切り婚」だろう。
皇室ファンの中には、秋篠宮殿下の苦悩、紀子妃殿下の苦悩を思いやる人々がいるが、両殿下の苦悩とは「親の意に染まぬ男に娘を嫁がせねばならない苦悩」ではなく、「仕来り通りの儀式を行えない苦悩」ではないだろうか。
何故なら、御二人が二人の結婚に断固反対の意を表されたことは一度もないからである。
両親殿下が断固反対の意を表されたことがないのは、美智子さまのお教えがあるからだろう。
宮内庁 平成30年5月25日「眞子内親王殿下に関する最近の週刊誌報道について」
「両陛下が第一に考えられたことは,これは眞子さまの内心に触れる事柄であり,何人といえども,恐らくはご両親殿下でさえ眞子さまのお考えを待つ以外おありでないということでした。」
これで、美智子様のお誕生日文章がわかった気がした。幸せとは、それぞれが決めて行くもの。だから家族といえども、他人ができるのは、静かに祝うことだけ。そういう思いだったのだ、と。『週刊朝日』9月17日号より
は~。皇室に自浄作用を期待した私が馬鹿だった。
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恋愛脳、遺伝か?