憂国の花束

右でも左でも無く、上でも下でも無く。

祖国日本よ! 誇り高くあれ。

『秋篠宮』

2022-05-18 14:06:59 | 秋篠宮
5月11日に発売された江森敬治著『秋篠宮殿下』が皇室に興味のある者達の間で評判になっている。
5月16日、ランチ会に出たついでに書店で購入。
Kindle版1485円。単行本1650円。書店でベストセラー本を買うのは久しぶりだ。
電子書籍も便利だが電子書籍では得られない製本された新刊本を手に取る楽しみもある。
表紙カバーは真っ白。だが、ハードカバーの装丁は黄丹色。

白い表紙カバーがずれると白い表紙カバーから黄丹色が覗き、白いお引直衣から朱赤(Japanred)の長御衣、長御単、御長袴を見せる、「天皇のお引直衣」を連想させる。


😇 こんな楽しみはKindle版では得られないでしょう。
そして、新中古本が出るのを待って買っても紙とインキのフレッシュさは薄れている。
奥付に”2022年5月16日 初版第一刷発行”とある新品の書籍を購入したからこその味わいと。


秋篠宮さま 異例のインタビュー本が話題もAmazonで波乱…購入しない“荒らし”レビューが続出
 女性自身
 2022/05/18 06:00 

皇族である前に一人の人間である
帯にこう書かれたキャッチコピーで5月11日に発売された、元毎日新聞宮内庁担当記者でジャーナリストの江森敬治氏による単行本『秋篠宮』(小学館刊)。
江森氏は秋篠宮家の長女・眞子さんと小室圭さんの婚約が発表された直後の’17年6月から’22年1月まで、計37回にわたって秋篠宮さまに取材。当時、結婚問題に揺れる眞子さんの父親として、皇嗣として、苦悩を抱えていた秋篠宮さまの心情が垣間見える内容となっている。

😇 本当に、”垣間見える”だけです。
秋篠宮殿下は江森氏に肝心なことは決してお話になりません。
また、江森氏も秋篠宮殿下との蜘蛛の糸のような絆が切れることを怖れているのか踏み込んだ質問を決してしません。
まどろっこしい対話でも重ねていれば、なんとなーくご本心めいたものは伝わってくる。
江森氏は殿下から明確な答えが得られないのでジャーナリストの基本である「事実をそのままに伝え」即ち殿下の言動をそのままに書く傍ら、江森氏になんとなーく伝わったものも書いている。

11日放送の情報番組『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)では、本書を特集。江森氏は秋篠宮さまと31年以上も個人的なつき合いが続いているという。本書の執筆にあたって江森氏は、「私も新聞記者でありますので、やはり事実を事実としてありのまま伝えるということが大切なのだなと思いました」と語っていた。
定例会見以外での秋篠宮さまの異例とも言えるインタビューは話題を呼び、通販サイト「Amazon」では本のランキングで49位にランクインしている(5月17日現在)。
また、「Amazon」のカスタマーレビューでは、《今まで知らなかったエピソードその他、拝読出来て良かったです》《長い時間と繋がりのある記者であればこそ、垣間見える殿下の人となりを切り取ることが出来たのだと思います》と賞賛するレビューが。

そのいっぽうで、本書の平均評価は5つ星中、「1.6」と、かなりの低評価だ。さらには本書を読んでいないにもかかわらず、“荒らし”のようなコメントとともに星1の評価をつける人が。
《レビューによると買わないが正解の気がしました。ブックオフでワゴンに行くのは近日中かな。星は本当は0》
《予約していましたが、レビューや評価が激低なので購入はやめました。ブッ○オフで100円くらいになったら買うかな》
《レビュアーの方々の意見を拝見し、お金の無駄遣いをせずに済みました!ありがとうございます》
一方で、SNS上ではこのような辛辣なコメントに、《『秋篠宮』(小学館)のAmazonレビュー酷すぎてショックを受けてる。予想はしていたが、しんどい》といった声も上がっている。
発売と同時に波紋を広げている本書。13日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)にも出演した江森氏は、本書を秋篠宮さまにお渡しにはなられたものの、「お読みになられたかどうかはわからない」と語っていた。果たして秋篠宮さまは、どのように受け止めていらっしゃるだろうか。

😐 突っ込んだインタビュー記事を期待して読めば、拍子抜け。
秋篠宮殿下個人をより理解したいと思って読むには役立つ。
江森氏の目的も「秋篠宮殿下についてもっと知って欲しい。」だから、そのような内容になっているのでしょう。

『秋篠宮』という表題を「不敬」だという声もあるが、それはちょっと違う。
秋篠宮殿下、秋篠宮さま、では殿下個人を指すだけだが、内容は御家族から、上皇上皇后、憲法、にまで及んでいる。江森氏が「秋篠宮殿下個人」に留まらない皇室と国民、象徴天皇のありかたまで視野を広げていれば『秋篠宮』と題するしかなかったのだろうなと思う。

江森氏はどうやら上皇陛下には崇敬の念を抱いていて、平成の皇室のありかたも、象徴天皇としての上皇も完成型と考えていて、その子孫達には「イマイチ」という不満があるようだ。
しかし、至っていないという不満があるなかでも秋篠宮殿下にはまだ期待が持てるところがあるというような事が書いてある。殿下に期待を抱いている私には嬉しいものの、江森氏の判断基準からの期待であるところが、私には不安材料になってくる。

その他にも書きたいことが多々あるが、いずれ。



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1 コメント

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Unknown (マル子)
2022-05-19 15:54:31
再びお邪魔いたします。
江森氏は上皇后を過大評価し過ぎではないでしょうか。
それにしてもベストセラーとは凄いですね。
レビューが散々なのは仕方ないでしょう。
アンチは何処にでも出没しますので。

秋篠宮殿下でしたら、いつか皇室を良い方向に改革していかれると思います。
紀子さまの支えは心強いですね。

愛子さまを間近にお見かけしたことがあり、皇室に関心を持つきっかけになりました。
神々しいオーラを放ってるような気がしましたが?目の錯覚でしたね。
愛子さまを応援する気持ちも皇室への関心も薄れつつあります。泣
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