憂国の花束

右でも左でも無く、上でも下でも無く。

祖国日本よ! 誇り高くあれ。

佳子さまのご就職

2021-05-15 14:53:00 | 佳子さま
心ないニート批判も 佳子さまがこのタイミングで就職された訳
2021年05月13日 11時00分 女性自身

皇族女性はボランティア活動などされて、労働の対価を得る就職はしなくても良いと思うのですが…。
労働の対価といっても、支払われる対価は労働に対してでは無く皇族という「身位」に対してでしょうね。

しかし、その矢先のコロナ禍で、ご公務の機会がなくなり、佳子さまはほとんどご予定もない日々を過ごされることになりました。そこで佳子さまは、ようやく就職をお考えになったのではないでしょうか。就職先となった全日本ろうあ連盟は、ご公務を通して関わりの深かった団体。佳子さまご本人が積極的に連盟に就職の相談をなさり、インターン期間を設けることも自ら提案されたそうです」(前出・皇室担当記者)

この書きぶりでは、聾唖連盟から三顧の礼で迎えられたというより、佳子さまサイドからの熱心な売り込みで就職が決まったということでしょうか?

就職したいと言えば、就職させてくれ、「インターンしたい」といえばインターンさせて貰える職場など庶民では考えられません。
やはりお姫様の就職は庶民とは違って優雅ですが、これも皇室利得といえなくもない。

皇室への敬愛が薄れ、皇族も自分達も対して変わりが無い、と国民から見切られたら皇室は利得を生み出す存在ではなくなるかもしれませんよ~。



この2年間、佳子さまはご公務と並行して、ダンスや舞台芸術関連の仕事に就くことを模索されていたようなのです。
ところが、それもコロナ禍で暗転してしまいました。上演そのものが中止・延期の連続で、とても新規採用をする余裕がないのが現状です。佳子さま自身も、ダンスのレッスンや発表会出演を自粛されていました。舞台関係の就職は難しいと判断されて、やはり思い入れのある手話関連の仕事を選択されたのではないでしょうか」

佳子さまが本当にしたかったのは、舞台関係の仕事だったと書いていますが、実際に舞台関係に就職していたら、何かまた秋篠宮と佳子さまを貶めるようなことを書かれていたかもしれません。
何のかの言われても、就職先としてろうあ連盟を選択されたのは、賢明なご選択だったと思います。


チャーミングなお姫様です。
ボランティア活動で、自衛隊、警察をダンス慰問されたら、現場の士気は大いに上がることでしょう。
災害時、自衛隊に頼りっぱなしですものね。


結婚は既定路線ですか?でも、私は、あきらめたくない。

2021-05-14 10:43:56 | 小室


「小室佳代さん 入院先は宮内庁病院を追う」

「小室圭さん 7月緊急帰国で元婚約者懐柔工作」
 

「小室圭さん 解決金は眞子さまから!」

週刊誌は「結婚ありき」前提の記事ばかりだが、並行して「皇室離脱後の結婚」を囃し立てる。
宮内庁長官、皇嗣職大夫は二人の結婚を後押しするような発言をする。

2020年の誕生日会見で秋篠宮殿下は
『二人の結婚を認めるということです』 
『二人がそういう意思なのであれば、親として尊重するしかありません 』
『時期に関しては、これから本人たちが考えるでしょう』 
『結婚と婚約とは違います』 
と述べられた。

おそらく、この時点で、秋篠宮と宮内庁の間で「小室が説明責任を果たして国民が容認の方向に傾けば、納采の儀を行うが、そうでなければ皇室離脱後の結婚」と、方針は決まっていたのではないか。
「どちらにしても結婚はさせる。」と方針が決まったので、秋篠宮殿下紀子妃殿下は腹を括った後の穏やかさの中で秋の実りを詠み交わし、眞子内親王は秋を待つ明るい心境を詠まれた?

宇山卓栄氏は皇室離脱するには皇室会議の承認が必要、と、皇室会議が歯止めになるようなことを言われるが、皇室会議は議題を論議する場では無く既に根回しの終わった案件を承認する場ですから、とても歯止めになるとは思えません。
「皇室離脱後の結婚」を横並びに書き始めた週刊誌は、民意を窺っているのか、それとも、民意を「皇室離脱後の結婚」容認へ導くことを目論んでいるのか。

週刊誌はこぞって「皇室離脱後の結婚」を二人へのペナルティのように書くが、「皇室離脱の結婚は」決してペナルティとはならないでしょう。

皇室離脱後の結婚でも、小室が天皇の姻戚となることに変わりはありません。
眞子さまには、元皇族の体面を保つために様々な支援は続きます。元皇族の体面を保つためには、その夫の体面も保ってやらねばならない。
実質的に、納采の儀を経ての結婚と何もかわりません。

そして眞子さまは、納采の儀を始まりとする一連の皇室行事の代わりに<愛のために前例の無い皇室離脱を選んだプリンセス>という称号を手にすることができる。
この称号は二人にとって何の価値も見いだせない古臭い宮中行事より、はるかに魅力的でしょう。
勿論マスコミにとってもね。


「皇室離脱後の結婚」でも、小室が天皇の姻戚になることには変わりがない。
小室の子供が天皇の子孫を名乗るなんて、私は嫌だなー。
佳代さんが「嫁は眞子様」と言うのは我慢できても「私の孫は天皇の血を引く」と言い触れ歩くのは嫌だなー。

「皇室離脱後の結婚」でも、この結婚、絶対反対。
どんな条件でも結婚には反対!という声が大きくなれば、少しは考えてもらえるのかしら。


官邸、宮内庁、秋篠宮殿下は、悠仁殿下を「小室家の嫁の弟」にして、それで本当に良いと思っているのでしょうか。


ついにオンライン公務もご負担?

2021-05-13 19:11:17 | 公務
宮内庁が10日、月曜日に発表した今週のご予定は、11日の紀子妃殿下の御公務だけでした。
ところが12日、両陛下はオンラインで熊本県、鹿児島県、を視察されました。
「新しい公務のかたち」として週刊誌にアゲ記事を書かせ、鳴り物入りで打ち出したオンライン視察です。オンラインなら皇后へのご負担も少ないと言われていたオンライン視察を何故、宮内庁は10日のご予定では発表しなかったのでしょう?
推察される理由はただ1つ、皇后の体調が予測不能だから、ですね。

両陛下、中山間・離島の子供たちとご懇談 「こどもの日」にちなみオンラインで 
2021.5.12 20:08
天皇、皇后両陛下は12日、オンラインで、熊本県高森町と、鹿児島県三島村の竹島にある小中学校を視察された。

「こどもの日」にちなんだ恒例行事で、両陛下はこれまで都内の保育園などを訪問されてきたが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のためオンラインを活用。中山間地域や離島の子供たちと画面越しに交流された。

 両陛下はお住まいの赤坂御所でモニターに向かい、学校関係者らから、タブレット端末などICT(情報通信技術)を活用した教育について説明をお聞きに。

 天皇陛下は懇談で、授業で新聞づくりに挑戦したという高森町の小学6年の児童に「新聞の読み方、見方は変わりましたか」とご質問。皇后さまは、遠隔授業で語学学習に取り組む竹島の中学1年の生徒に「英語はいかがですか」と尋ねられた。最後には画面越しに子供たちと手を振り合い、懇談を終えられた。



初夏らしい爽やかなジャケットですね。インナーの色も素敵。
前皇后の変なデザインより、ずっと好感が持てます。
化粧も洗練されつつあります。どこか雛形あきこ風?
「チーム雅子」が雅子皇后を全力で支えていることが窺えます。
あの、どーしようもなかった皇后でさえ、「チーム雅子」が編成されたら、外面だけは、なんとか格好がついて来たじゃないですか?

願わくば、秋篠宮家と悠仁殿下を全力でサポートする「チーム秋篠宮家」「チーム悠仁」も選任して欲しい。
官邸、宮内庁は、次代の天皇家である秋篠宮家を大切に扱う気があるのかないのか・・・。


熊本県高森町の町立高森中央小学校 
同町が先進的に取り組む情報通信技術(ICT)教育や遠隔授業の様子を視察された。
視察の様子は 報道機関には非公開だったので、この写真は宮内庁か、高森町が用意したものを公表したものと思われます。

鹿児島県の離島竹島の三島竹島学園。

三島竹島学園の沿革。
・1883年(明治16年) - 安永善右衛門が自宅を開放して私塾を始める。
・1930年(昭和5年) - 硫黄島尋常小学校竹島分教場を設置。
  • 1932年(昭和7年) - 高等科を設置。
  • 1935年(昭和10年) - 硫黄島青年学校竹島分教場を併設。
  • 1941年(昭和16年) - 国民学校令が施行され、硫黄島国民学校竹島分教場に改称。
  • 1947年(昭和22年) - 硫黄島小学校竹島分校に改称。硫黄島中学校竹島分教場(但し1学期のみは本校で授業)が設置される。
  • 1948年(昭和23年) - 中学校の分教場が分校となり硫黄島中学校竹島分校となる。
  • 1949年(昭和24年) - 小学校が硫黄島小学校から独立し竹島小学校となる。
  • 1956年(昭和31年) - 中学校が硫黄島中学校から独立し竹島中学校となる。
  • 2020年(令和2年) - 三島村立竹島小中学校を廃止し、義務教育学校への移行に伴って三島村立三島竹島学園を設置
勘違いしていました。
義務教育学校、とは小中の義務教育を一貫して行う一条校。
ですね。
子供の数が少なくなる昨今、学校の統廃合が進む一方、この義務教育学校も増えているようです。
当地にも一校。

高森小学校が視察先に選ばれたのは、町が行っている情報通信技術(ICT)教育や遠隔授業を評価したからでしょうが、竹島学園が選ばれたポイントは離島で頑張っている学校だから?
三島村には竹島学園を含めて4校の学園があり、それぞれ特色ある教育をしているようです。
しまかぜ留学生制度は4校ともにあり、それぞれ留学生を受け入れている。
同じような条件の4校の中で、どういう経緯で竹島学園が選ばれたのか、気になるところです。

鹿児島県三島村 三島村の学校(4校)



「親しみ」化は「卑近」化・・・小室を皇室に近づけたもの

2021-05-13 15:26:53 | 小室
小室圭さんが自分の正当性だけを主張して…その結果、起きる宮内庁が最も恐れることは
2021年05月12日 06時02分 デイリー新潮 

恐れて居る割には、宮内庁は二人の結婚を後押ししているとしか見えないのだが?

デイリー新潮は4月22日に配信した「小室圭さん文書、弁護士は『法律家の文章に似せようと背伸び』 眞子さまも作成に関与か」の記事中の小田部雄次・静岡福祉大名誉教授のコメントを蒸し返している。
私は今回の記事と小田部教授の見解には少々違和感を感じるところがある。

 大手マスコミは世論調査を行う際、長年にわたって「皇室に親しみを感じますか?」との設問を用意してきた。
 近年、「親しみを感じる」と回答する割合は、社によっては7割台と高い数値を示している。
 天皇陛下の場合は、8割を超えたことさえある。2019年5月に共同通信が実施した調査で、同月1日に即位された陛下に「親しみを感じる」の回答は82.5%に達した。
 皇室全体への問いかけでも高率の傾向は変わらない。NHKが同年9月に行った調査によると、「とても親しみを感じている」と「ある程度親しみを感じている」を合わせた「親しみを感じている」は71%を記録した。
 だが、小田部名誉教授も指摘しているが、皇室が国民の敬愛を一身に集めるようになったのは、それほど昔の話ではない。

昭和時代までの天皇は親しみを感じる存在ではなく畏敬、尊敬の対象だった。
昭和天皇に接した国民は、皆一様に「素晴らしい威厳」を称えている。
威厳にみちた方がこちらを気遣ってくださるから感激もひとしおになるのでしょう。

親しみ、親しみ、と親近感を前面に打ち出し始めたのは平成以降でしょう。
親しみ路線も悪くは無い。が、親近は往々にして卑近に変化する。

親しむ(…相手を身近な存在と感じる気持ち) は、卑近(…相手を身近でありふれていて、高尚ではないと認識する気持ち)に変化する。

■敗戦と天皇家
 1945年8月に日本が敗戦を迎えると、一般庶民でも天皇制の存続に不安を覚える者は少なくなかった。
 戦争責任の問題もあり、天皇制に対する批判の声も強かった。1946年5月の「米よこせメーデー」では、以下のような強烈なプラカードを掲げる者もいた。
「ヒロヒト 詔書 曰ク 國体はゴジされたぞ 朕はタラフク食ってるぞ ナンジ人民 飢えて死ね ギョメイギョジ」
 掲げた共産党員は不敬罪で起訴され、日本国憲法の公布に伴う大赦で免訴となった。日本史の授業で習った人も少なくないだろう。
 一体、いつから皇室に対する敬意は復活したのか、その疑問に答えるのが朝日新聞の世論調査だ。戦後の結果を伝える記事がデータベースに残っているため、パーセンテージの推移をたどることができる。
「皇室に親しみを持つ」、「持たない」という回答が、1959(昭和34)年から、2019(令和元)年までどのように変化したか、折れ線グラフを作成してみた。ご覧いただきたい。 

この部分は、どうだろう?
確かに、戦後の一時期共産党系の活動は活発だったが、国民の大部分は皇室への尊敬を失ってはいなかった。
戦後、昭和天皇が全国を行幸された時、国民がどんなに天皇を歓迎したかは記録映像に残っているが、その他にも天皇皇室が人々から敬意を持たれていた資料は多くある。
もちろん、戦争被害者の中には、天皇を恨む者もいたが、全体からみれば少数派と言えるだろう。

小田教授の戦後皇室の敬意が全く失われたところから、昭和天皇、平成の天皇皇后が敬愛を取り戻して行ったという見方には、私は首を傾げる。


1947年広島
セキュリティーへの配慮らしい配慮もなく、素の御姿で大群衆に応えられる昭和天皇。
今では考えられない光景です。


■ミッチーブーム
 朝日新聞が20年7月に掲載した「(世論調査のトリセツ)昭和~令和、皇室への親近感は」によると、同紙が「今の皇室に親しみを持っていますか」と最初に質問したのは1959年2月だという。

 日本で“ミッチーブーム”が巻き起こったのは58年から56年のことだ。現在の上皇妃・美智子さま(86)が、皇太子妃になられることが発表されたことに端を発する。
 お祝いムード一色の世相を反映し、「皇室に親しみを持つ」との回答は60%に達した。一方の「持たない」は26%にとどまった。
 だがその後、皇室に対する“支持率”は低迷を続けた。78年と82年の調査では、「持たない」が「持つ」を上回った。担当記者が解説する。
「78年は『持つ』が44%だったのに対し、『持たない』は47%でした。82年は41%と46%を記録し、更に差が開きました。“支持率”低下に大きな影響を与えたのが、20~30代の回答です。朝日新聞によると、当時の60歳以上は76%が親しみを感じていたのに対し、30~20代は6~8割が『持ってない』と回答したそうです」

■“慶事”の影響
 当時の30代は、いわゆる「団塊の世代」が含まれ、“全共闘世代”とも重なり合う。20代の場合は「しらけ世代」と呼ばれ、政治的無関心が特徴とされた。
 とはいえ両世代とも、現在とは比べものにならないほど左翼思想が活発だった時期に思春期を過ごした。“天皇制”に批判的な考えを持つ回答が多くとも不思議はない。
「86年から日本はバブル景気に突入します。ベルリンの壁が崩壊したのは89年でした。世界トップクラスの好景気と、左翼思想の退潮も後押ししたのか、皇室に『親しみを持つ』という回答は50%台まで回復。『持たない』との回答は30%台に減少しました」(同・記者)
 そして今に至るまで、朝日新聞の調査で「持つ」との回答が最高を記録したのは93年の67%だった。
 この年、今の天皇皇后両陛下が婚約を発表された。93年1月、外交官だった小和田雅子さん(当時)と皇太子殿下(同)は記者会見を開き、ご結婚の意思を表明されたのだ。

「こうして朝日新聞の世論調査を振り返ると、皇室の慶事が“支持率”上昇に大きな影響を与えていることが分かります。そして眞子さまと小室さんの問題も、慶事を巡っての議論であることは言うまでもありません。だからこそ小室さんや彼の母親に、金銭や遺族年金を巡るトラブルや疑惑が報じられると、今度は“支持率”が下落する可能性があるのではないでしょうか」(同・記者)

親しみを持つ、持たない、だけでなく、日頃関心がある、関心が無い。
天皇皇室について知っているほうか、知らない方か、
も合わせてアンケートを採ったほうが良かったのでは無いか。
慶事に合わせて支持率が上がるのは、俗に言う「勝ち馬心理」奉祝気分に乗って昂揚したいという日本人のお祭り好きが影響しているのかも、です。
奉祝報道で盛り上がる中での、にわか皇室ファン?
だから平常時では、半々、つまりは興味が無いのでしょう。
44%と47%
41%と46%
このようなアンケートの場合、この差は、差と言えるほどの差なのか。

■日本人の心が離れる時
 皇室に対する敬意の念を国民が保持しているのは、阪神・淡路大震災を原点として、今の上皇さまと美智子さまが被災地に心を寄せ続けられたことが大きいとされている。
「上皇ご夫妻は、阪神・淡路大震災の発生からわずか2週間後に被災地入りし、兵庫県内の避難所を回って多くの被災者を励ましました。特に国民を驚かせたのは、ご夫妻が避難所で被災者と同じように床にしゃがむ姿勢で、励ましのお言葉をかけられたことです。更に、泣き崩れた被災女性を美智子さまが抱きしめられた一幕もあり、これも大きく報道されました」(同・記者)

むしろ阪神大震災の慰問の成功体験が上皇上皇后を以後足繁く被災地へ赴かせたのではなかったか。
そして、それは「敬意を保った」というより、敬意を薄めていくことになったのではないか。
天皇が膝をついて国民ににじり寄るスタイルは最初こそ衝撃であったが、度重なるにつれて常態化して行く。つまりは、卑近化して行ったように見える。


 
 記事で皇室ジャーナリストの渡辺みどり氏は、次のような“警鐘”を鳴らしている。
《昭和天皇、上皇ご夫妻、そして現在の天皇、皇后両陛下といった方々の並々ならぬご尽力の積み重ねにより、今では世論調査で8割近くが『皇室に親しみを持っている』と回答します。しかし、敬愛を獲得するのには長い時間がかかりますが、失うのは一瞬です。小室さんの問題で、日本人の心が皇室から離れるという可能性もあるのです》 


平成、令和のマスコミは、天皇皇室を身近な存在として報道してきた。それは平成の天皇皇后が天皇を国民の身近な存在、国民から親しまれる存在と位置づけたからでしょう。
80%が「親しみを持っている」と回答したアンケート結果を見て、上皇上皇后は満足されたのではないか。
しかし、忘れてはいけない。
親近感は卑近感と極めて近いことを。
天皇、皇室が親近感の対象になったから、小室は臆することなく内親王にプロポーズし、佳代さんは秋篠宮にサポートを要望したのでしょう。

卑近の意味
ありふれた、身近な、高尚で無くわかりやすい。
なんだか、令和の天皇を言っているような。





第4回 安定的な皇位継承策を議論する有識者会議

2021-05-11 17:48:36 | 皇位継承
政府は10日、安定的な皇位継承策を議論する有識者会議(座長・清家篤前慶応義塾長)の第4回会合を首相官邸で開いた。
憲法や法律の観点から母方にのみ天皇の血筋を引く女系への皇位継承資格の拡大などについて4人に意見を聴いた。

各紙の見出しと、4人それぞれの意見のまとめ。
見出しとまとめ、だけでも各紙のニュアンスが違うのが興味深い。

皇位継承の女系拡大 百地氏「皇室の伝統破壊」 有識者会議聴取、賛成論も
2021.5.10 21:58 産経

 国士舘大の百地章特任教授(憲法学)は
「憲法違反の疑いがあり許されない。『女系天皇』の誕生によって万世一系の皇統は断絶してしまう。新たに誕生した王朝については正統性が問われる」と反対した。

 岡部喜代子元最高裁判事(親族法・相続法)は
「女系天皇を認めることが憲法違反であるとの説を採ることはできない」とする一方、女系への皇位継承資格の拡大は「強固な反対がある」として男系女子にとどめるべきだと結論付けた。

 京大の大石眞名誉教授(憲法)は
「内親王・女王にも認めるとともに女系の皇族にも拡大するのが基本的な方向としては妥当」としつつ、男系男子継承の「伝統」も重視すべきだと説明。

 東大の宍戸常寿教授(同)は
「憲法第2条の世襲は女系を排除するものではなく、国事行為およびそれに準ずる活動は女系の天皇でも可能」と主張した。

産経のもう一つの報道。
産経 2021.5.10 23:18 
 安定的な皇位継承策を議論する10日の政府有識者会議に出席した専門家らの主な見解は以下の通り。

 岡部喜代子元最高裁判事
「男系女子の皇族に皇位継承資格を認めることが望ましい。皇族減少という喫緊の課題について、女性皇族が婚姻しても皇族の身分を保持し続け、配偶者と子は皇族とならないとすることが現実的かつ最も弊害の少ない方法ではないか」

 京大・大石眞名誉教授
古来、皇位が男系のみで継承されてきた伝統は重いものであって、それによる継承可能性が十分にある時点において、いわば一挙に、皇位継承資格を内親王・女王にも認めるとともに女系の皇族にも拡大するという大きな転換を遂げることが最善の方策とも思えない

 東大・宍戸常寿教授
「憲法第2条の定める世襲は女性を排除するものではなく、皇室典範の改正により内親王・女王に皇位継承資格を認めることは可能である。憲法第2条の定める世襲は女系を排除するものではなく、国事行為およびそれに準ずる活動は女系の天皇でも可能である」

 国士舘大・百地章特任教授
「女系天皇は、2千年近い『皇室の伝統』を破壊するだけでなく、憲法違反の疑いさえある。もしわが国で『女系天皇』を容認すれば、その時点で初代神武天皇以来の皇統は断絶し、新たに別の王朝が誕生してしまうことになる。正統性が問われる」

産経新聞は一方では大石教授は「女系への拡大は基本的な方向として妥当」と述べた。と報じ、他方では「女系への拡大は最善の方策とは思えない。」と述べた。と報じている。
??

「愛子天皇」論は憲法無視 皇位継承で百地氏主張
2021年5月10日 20時53分 
時事通信社

 百地章・国士舘大特任教授は
天皇、皇后両陛下の長女愛子さまに言及し、女性・女系に反対の立場から「皇室典範は『男系男子』を要求しており、愛子天皇論は憲法と皇室典範を無視した議論だ」と主張した。

 ほかの3人はいずれも女系天皇を容認する立場を示した。
宍戸常寿・東大大学院教授は
「男系女系を問わず、日本国憲法施行時の昭和天皇の子孫であることが皇位継承の安定性にかなう」と指摘。

岡部喜代子・元最高裁判事は「女系天皇は憲法違反ではない」と延べ

大石真・京大名誉教授は
「現在の皇族数の減少を考慮するなら、皇位継承を女系皇族にも拡大するのが妥当だ」と語った。 

時事通信社は4人のうち3人が女系天皇容認、と言い切っているが、大石真名誉教授の意見は、産経の第2報によれば、「男系男子の伝統尊重。男子による継承の可能性がある時点での女系への転換は最善の方法では無い。」というものですから、女系天皇派が望むような容認派ではない。

女性・女系天皇に憲法専門家が賛否 政府の有識者会議ヒアリング
5/10(月) 20:46配信 毎日新聞

安定的な皇位継承策を議論する政府の有識者会議(座長=清家篤・前慶応義塾長)は10日、首相官邸で第4回会合を開き、憲法の専門家4人へのヒアリングを実施した。
  会議に提出した資料によると、
大石眞・京都大名誉教授は、
男系男子による皇位継承が不可能な場合に限って女性・女系天皇を認めることが「基本的な方向としては妥当だ」との認識を示した。

一方、国士舘大の百地章特任教授は、
女系天皇の容認は「憲法違反の疑いがあり、許されない」と指摘。女性天皇についても「男女平等や女性の社会進出といったことと次元が異なる」と否定的な見解を示した。  

歴史や皇室制度に詳しい専門家から意見を聞くヒアリングは3回目。この日はほかに、岡部喜代子・元最高裁判事▽宍戸常寿・東京大教授――がそれぞれの意見を述べた。

毎日新聞は大石名誉教授と百地章特任教授の意見のみで、あと二人の意見は省略。


百地教授の意見に拍手する「男系男子による継承」派は多いでしょう。
私も思わず「そうだ!その通り。」と頷いた。

大石教授の意見に賛同する「男系男子派」もいると思うが、私は用心します。
「男系男子による皇位継承が不可能な場合に限って女性、女系天皇を認める」
て、解釈によっては、秋篠宮殿下、悠仁殿下への皇位継承を阻み、愛子天皇を立てる法的根拠に使われる恐れがありますものね。
秋篠宮殿下、悠仁殿下の皇位継承を阻まないにしても、悠仁殿下を盛り立てて男系男子による皇位継承を続けるための努力をおろそかにしてしまう危険性があります。