う~に~の3回目の命日が終わったら、何だか気が抜けて、
ブログ書く気力がすっかり失せていた。
写真だけは撮ってあったんだけどね~。
この季節は、どうしても心が弱ってくる。
こういうときは、美味しいものを食べに行くのが一番。
命日の翌日は、仲良しKちゃんと鉄板焼きのお店へ。
大好きな「てっぱんや燎(かがりび)」は不便な場所にあるけど、
私とKちゃんの双方の家からは、そんなに遠くない。
お腹を空かせるため、40分ほどの道のりをてくてく歩いて行った。
日中はまだ暑かったけど、日が暮れると暑くも寒くもない、ちょうどいい気候。
ここの店は、カウンターでいろんなものが手際よく焼かれていくのを見るのも楽しい。
だけどカウンター席は話が周囲に丸聞こえなので、今回は2階の座敷(掘りごたつ式)
を予約していた。
ローストビーフと蕪のサラダ。1人分ずつに分けて持ってきてくれた。
鮭の白子焼き。鮭の白子は免疫力が上がるので、う~に~に食べさせたことがある。
でもうにまいす地方では、なかなか手に入らなかった。
毎回必ず食べる私の大好物、カルビの炙り焼き。
砂肝とニンニクの芽炒め。
海老のガーリックオイル焼き。初めて食べたけどおいし~。
チーズせんべい。ワインに合う。
鉄板焼き店だからステーキは必須。この日はサイコロステーキに初トライ。
サイコロとは言えない厚切り~
いつもガーリックライスで〆るのだけど、いつか食べたいと思っていた釜飯。
具はタコをチョイス。やーん食べすぎた~
Kちゃんはう~に~がうちに来た時から、寝たきりになった後まで何度も会いに来てくれた。
だから「もう3年も経つんだね・・・」という話もした。ビスコもあげた(笑)。
う~に~を話題にできる友だちと過ごす時間は楽しい。
話せば、今もそこにはう~に~が生きているから。
翌14日は、う~に~のホームグラウンドだった多摩川で、う~に~抜きのフリスビーをした。
暑すぎる。10月中旬なのに。
まいすはカートに乗って見物。まいすでさえ日陰に避難。
次の土曜日は、めっきり寒くなった。
日本はもう暑いと寒いしかないのか
この日は高校の同級生やさいちゃん(仮名)とランチ。
やさいちゃんは、う~に~と同年生まれの猫と暮らしていた。
その猫さんは、う~に~が旅立った半年後に天国へ。
同じ年月を共に暮らした大事な家族を亡くしたもの同士、お互いの気持ちがわかる。
世田谷でう~に~がお世話になり、今は阿佐ヶ谷に移転した「カフェ ラカム」へ。
う~に~を知っているお店に行くのは、やっぱり嬉しい。
ランチの前菜はサンマ。グラスワイン飲んじゃった。
サラダと・・・
メインのガーリックステーキ。開店当時からの看板メニュー。
世田谷にあった時もよくいただいたが、久々に食べてやっぱり美味しい!と再確認。
デザートは1階のケーキ店のものを、数種から見て選べる。
パフェを選んだ。ランチデザートではなく、ケーキセットと同じものを食べられるのがいい。
2時間くらいかけて、ゆっくりとリッチなランチを楽しんだ。
やさいちゃんも喜んでくれて、よかった~。
帰りには2人とも、1階で焼き菓子を買って帰ったのだった。
おいしいものを食べると、元気が出るし幸せになる。
たとえそれが一時的なものであったとしても、辛いことの多い人生を送る中で、
とても大事なことなのではないかと思う。
おいしいものを食べる喜びは、人間だけのものではない。
う~に~が子犬の頃の飼育本には、
「ドッグフードは完全な栄養食だから、これだけを与えるように。
混ぜ物をするときは10%以内でないとバランスが崩れます」
と書いてあるものがほとんどだった。
私もそれを信じて、最初のうちは守っていた。
だけどある日、余ったご飯に野菜や肉や豆腐などを煮込んで食べさせたら、
いつもと違う顔の輝きであった。
もっとも、ドライだけでも吸い込むように食べてたけど(笑)、手作りのときの方が
明らかに喜んでいた。
そして晩年、アイスやケーキを食べるときのう~に~の嬉しそうな顔
犬だって、おいしいものはわかるのだ。
人間のものをやたらにあげるのは、健康上もしつけ上も決してプラスにはならない。
でも短い犬生、ほんのちょこっとくらいの楽しみがあったっていいじゃないか、と
私は思っている。
まいすは食べる楽しみがあまりないみたいで、う~に~みたいに人のものを分けることも、
手作り食を作ることもできない。
コバルジンを混ぜるためのミオ缶が、唯一の楽しみといえるかな。
毎日処方食をよく食べて、本当にいい子だ
自分ばっかりおいしいもの食べに行ってズルいニャッ
今日の一枚
う~に~用チーズケーキを待つう~に~。
人の食べ物はもらえないことも、これが自分のものであることも、
ちゃんとわかっていました。
わくわく感に満ちたこの笑顔を、もう一度見たいものです。