ありがとう~に~♪

犬猫ネタがないので、主に見た映画と食べたものを記録するだけのブログ

落下の解剖学

2024-04-30 22:12:00 | 日記


連休中、下高井戸シネマで「落下の解剖学」を見た。

下高井戸シネマは126席。  
100席を超える大入りだった。めでたい。
さすがカンヌのパルムドール受賞作。

ボーダーコリーのスヌープ(本名メッシ)は名演技であった。  
さすがカンヌのパルム・ドッグ受賞犬。
そういえばこの犬、アカデミー賞の授賞式で、俳優に混じって堂々と椅子に座ってた。

映画は法廷劇でもあり、そこで明かされる内容はなかなかしんどいものがあった。
いや~芸術家の夫婦ってタイヘンですね。

下高井戸シネマでは、この日は「首」、「パーフェクトデイズ」という素晴らしいラインナップだった。
連休明けもかなりいい作品がかかるので、たくさん入るといいな。
唯一の地元の映画館だから、できる限り応援していきたい。
今日まで5連休してました。
やだよー明日仕事行きたくないよー(5月病)
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2年

2024-04-26 17:16:03 | ばまちゃん
私はスマホが嫌いだ。 
メールと、たまに電話するだけだから、ガラケーで十分!と抵抗してきたが、時代の波に勝てず2021年夏に渋々スマホに替えた。
ライブチケットが電子になってしまい、スマホ持ってないとライブに行けないのだから仕方ない。

スマホの一番嫌いなところは、余計なお世話が多すぎることである。
スマホを開くと、勝手に「4月のベストショット」とか「2年前の今日を見てみよう」などと言って写真が出てくる。
ここ数日の2年前の今日というのは、ばまちゃんの具合悪そうな写真ばかり。
本日にいたっては、保冷剤入れた箱で眠るばまちゃんの遺体の写真である。
ふざけんなよ、スマホ

・・・と前置きが長くなりましたが、今日はばまちゃんの命日
お寺さんからは三回忌法要の案内が来ましたが、特に何もしません。 
仏教徒じゃないんで。

猫に関係する所に行こうと思い、三茶の『キャッツミャウブックス』さんに行き、コーヒー飲みながら店員猫たちを眺め、本を買ってきた。
「今日うちの猫の命日なんですよ」とお店の人に話しただけで、泣きそうになってしまった。 
ちょっとでも思い出すと、まだ全然ダメだ。
う~に~、まいすのことは、もう思い出として笑って話せるようになったけれど。

マンガ爆買い


24日に発売の「俺、つしま4」と「モンちゃんと私」

カレー沢薫「いきものが好きだから」
この作者の「きみにかわれるまえに」は名作です!
絵からは予測できない。読むたび号泣。

ばまちゃんとの7年9ヶ月があっという間過ぎて、いなくなってからの2年はなんだか長く感じる。

うちに来た時は恐怖心しかなかったと思うけれど、その後の写真を見ると、どれも幸せそうだ。
膝に乗ったり一緒に布団で寝たり、マグロを口に入れてもらったり、今まで知らなかった生活を知ることができたよね。
ばまちゃんが幸せそうに寝ているのを見るのが、私の幸せだった。

ばまちゃんがいない毎日は寂しい。 
その寂しさから逃れるために、この2年やたらと映画を見てきたような気もする。 
家で配信見るとあまり集中できないが、映画館の暗闇では他のことを考えずに映画の世界に入れるから、嫌な現実から眼を背けるためにはこれ一択!

初公開写真
猫ドアから廊下を見てるばまちゃん
様子を窺いながら台所へ
だいぶリラックス
 
これらの写真はダンナが撮ったもので、このブログには初掲載。 
ダンナは私よりも、はるかに多くばまちゃんの写真を撮っている。
私はばまちゃんにくっつかれてばかりだったから、近すぎてあまり写真が撮れなかった。
撮れたとしても背中を上から撮ったのとか笑
ダンナの写真を見ると、ああ、こんなことしてたな~というのがたくさんあって新鮮
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にっぽんのお婆ぁちゃん

2024-04-21 07:04:59 | 日記
かねてより見たいと思っていた、
『喜劇 にっぽんのお婆ぁちゃん』(1962)今井正
神保町シアターの「戦前戦後ー東京活写」という企画で掛かったので、
初日に行ってきた。
それにしても、いい企画だなあ。

「喜劇」と言ってるし、確かに面白いのだが、実はけっこう重くて笑えないのだった。
監督が社会派の今井正だから、単純に喜劇で終わるはずもない。
10年前に見ていたら、もっと他人事だったかも知れないけど、
既に老人に仲間入りしてる身としては笑えない現実・・・
老人問題は60年前も今も何も変わってないというか、国が面倒見てくれない分、今の方が悲惨かも。
実際この映画には「国に面倒見てもらうからいいわ!」という捨てぜりふが出てきたのだ。

どら焼き盗んだ疑いかけられて養老院を飛び出した北林谷栄と、
嫁と折り合いが悪くて死のうと家出したミヤコ蝶々の浅草珍道中。
他にもジジババ俳優豪華総出演なので、養老院のシーン見るだけでも、老け役好きの私には満足感高い。
浅草ロケのシーンも楽しめた。

それにしてもですよ。
公開当時、北林谷栄51歳(役では72歳)。
ミヤコ蝶々42歳(役では65歳)。
私よりはるかに若い

ついでにもう一本。
一週間前に二子玉川の109シネマで
『オーメン・ザ・ファースト』を鑑賞。
高校時代オーメンが大好きだった私だから、見ないわけにはいかない。
 
ダミアン生誕の経緯がわかったのはいいけど、映画としては、前半が退屈だったな。
こういう続編のほとんどは、第1作を超えられないですね。
でもところどころに、オリジナルへのオマージュがありました。
続きを作りそうな予感がするラスト。

とにかく最初のオーメンは名作であったな。 
という思いを新たにした。

2年前の今日。
だんだん具合が悪くなっていた時で、思い出すと辛い。
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八重桜

2024-04-13 22:45:59 | 日記
桜新町の八重桜を見に行った。 



水前寺清子ショーがある「ヤエまつり」は明日。
今年は八重桜満開でよかったね。
もう終わってた年もあったからねえ。

久しぶりに長谷川町子美術館にも行った。

カフェの割引券をもらったけど、ランチ前だから行かなかった。
ランチは【きさらぎ亭】のエビクリームフライ定食。
そびえ立つエビ🍤。
これはホワイトソースにくるまれたエビフライなので、普通のエビフライとは一味違うよ。  
カニクリームコロッケ風味のエビフライのような笑
何もつけないのが美味しい。
しっぽまで美味しい。

中央図書館の敷地では、暖かくなったので亀が日光浴に出てきていた。
右はミドリガメ、左はイシガメ…?
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木曜夜のお楽しみ

2024-04-12 21:10:00 | 日記
このところ週に2、3日、東京ドームの近くに出張して働いている。  
普段の勤務地の新宿に比べて、遠くなるから嫌なのだが、1ついいことがある。
大好きな神保町で乗り換えなのだ。

木曜の夜は帰りに神保町に寄って、映画を見ることにした。
仕事しながら(夕飯はどこにしようかな?)と考え、(そうだ、ランチョン行ってビーフパイと🍺にしよう!)と決めてワクワクした。

ランチョンはよく行くけれど、名物ビーフパイを未だ食べていない。
何故ならランチタイムに行くと、ついお得な日替わりランチを食べてしまうからだ。

今日は夜だから、うっかりランチにしてしまう心配もなし。
と勇んでランチョン到着。

「🍺とビーフパイ下さい」
「ビーフパイ売り切れました」
「ガーーン

オムライスも美味しかったからいいけど。
ちなみにビーフパイの次に選んだグラタンも売り切れでした
山田太一と木下恵介特集を見た。
この映画を見たかったわけではない。
木曜の夜に神保町シアターでやっている映画を見るのだ。

「あこがれ」(1966)恩地日出夫
原作・木下恵介、脚本・山田太一

まだ新人らしい田村亮の演技が下手で驚いた笑
子役の林寛子の獰猛な演技も驚いた。
いかにも善良な養護施設の先生役の新珠三千代だが、なんか余計なことばっかりしてるように思えてしまい、どうも共感や感動はできなかった。
沢村貞子と加東大介が、役の上でも姉と弟。
生活に疲れきった乙羽信子とか今で言う毒親的な小沢昭一とか、主役の若い2人より脇がいい味を出していた。 

それにしても昔の人たち、紅茶に砂糖入れ過ぎじゃないか?
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馬事公苑

2024-04-08 20:50:48 | 日記

土日に馬事公苑でホーストライアルという競技会をやっていたので見に行った。

 
馬事公苑は桜の名所だったが、オリンピックのためにほとんどなくなってしまった。
 
なんてことするんだ、オリンピックめ!
と当時は憤慨したが、こうして整備されて開園したら、結局ありがたく利用しているのだった
クロスカントリー
 
障害飛越
 
ラーメンIINOでネギラーメン味玉付を食べて帰宅。
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カウリスマキ・アンコール

2024-04-07 20:06:00 | 日記

4/4、都庁広場の桜はほぼ満開。 

外国人観光客がみんなして写真撮ってた。

   

『枯れ葉』は大ヒットを記録して、ユーロスペース渋谷では、3ヶ月を超えるロングラン上映中。

さらに『愛すべきアキ・カウリスマキ』特集のアンコール上映が始まったのだ!

これはきっと、『枯れ葉』で初めてカウリスマキを知った人の、「他の作品も見たい!」という声が多かったからではないのか。 

フィルム上映が見られる貴重な機会でもある。

まだフィルムでは見ていない『コントラクト・キラー』を見に行ってきた。

壁に『枯れ葉』の映画評の切り抜きいっぱい。

ポスターもプログラムも売り切れていました。

日本でカウリスマキの映画が全作品上映されているのは、ひとえにユーロスペース渋谷のおかげである。 

今回の特集のおかげで、代表作のほぼ全てをフィルムで見ることができ、再販されたBlu-rayを手に入れることもでき、「アキ・カウリスマキ」というデカくて重たい本も買うことができた。

アキが次はいつ新作撮るかわからないから、こんな特集は当分ないかも知れない。

できれば仕事サボって全フィルム上映見たかったが、絶対見たかったものは全部行けたから悔いはない。

ユーロスペースさん、ありがとう

春・・・眠い

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3月に見た映画

2024-04-05 22:06:05 | 日記

 

・本日休診(1952) 渋谷実  
 三国連太郎がとても若い!
 鶴浩も若い! 
 日本がとても貧しかった時代の、そして戦争がすぐ身近にあった時代の映画。
 
・ポトフ 美食家と料理人(2023) トラン・アン・ユン
 下高井戸シネマにて鑑賞。
 よかった!いずれまた見たい。
 
・マエストロ その音楽と愛と(2023)ブラッドリー・クーパー
 下高井戸シネマにて鑑賞。
 バーンスタインのイメージちょっと変わるね笑
 
・宗方姉妹(1950) 小津安二郎
 ずっと見たかった小津作品。
 突然U-NEXTに現れた(喜)。
 たぶんこれで、見られる小津作品は全部見た。
 高峰秀子が異様にテンション高いのと、山村聰のクズ男ぶりが印象的。
 
・あらくれ(1957) 成瀬巳喜男
 高峰秀子があらくれ者。成瀬作品の秀子はホント惚れ惚れします。
 これまた上原謙、森雅之、加東大介がみんなしてクズなんだよね笑
 最後にすっごく若々しい仲代達矢登場。
 
・おかあさん(1952) 成瀬巳喜男
 田中絹代の辛抱強い日本の母っぷりが、娘香川京子の語りで描かれる。
 ここでは加東大介いい人だった笑
 
・フィラデルフィア物語(1940) ジョージ・キューカー
 J・スチュアートはいかにも善人ぽくて誠実そうで好き。
 
・あ・うん(1989) 降旗康男
 高倉健はこういうコミカルな役の方が合っている気がするが、健さんと藤純子コンビは、どうしても任侠モノを思い出してしまう。
 板東英二、この頃は売れてたね。
 木村大作撮影だから、風景がとても美しい。
 三木のり平と三谷昇がちょっとだけ登場して嬉しくなる。
 
・ダーティハリー2(1973) テッド・ポスト
 映画は面白いしイーストウッドがカッコいい。それが全て。
 
・ダーティハリー3(1976)ジェームズ・ファーゴ
 同上。
 
・煙突の見える場所(1953)五所平之助
 神保町シアターにて鑑賞。
 ずっと見たかったヤツ!予想以上に面白かった。
 真面目な映画だと思っていたら、かなり笑えた。
 脚本誰?と思ったら黒澤映画で有名な小国英雄ではないか。
 いや〜ホント名作だ!
 ちなみに4本のお化け煙突、北千住にあったらしいです。
 
・波紋(2022) 荻上直子 
 過去の荻上作品と全く違う作風。
 筒井真理子が狂気入ってる。
 
・荒野の用心棒(1964) セルジオ・レオーネ
 ヒューマントラストシネマ渋谷にて鑑賞。
 「ドル3部作」の特集上映。嬉し過ぎる。
 この映画を映画館で見られる日が来るなんて
 話は全く「用心棒」のパクリなんだが、国が変わるとまるで違う映画になって、どっちも面白い。
 
・用心棒(1961) 黒澤明
 「荒野の用心棒」を見たら、やはりこっちも見直したくなって、帰って配信で鑑賞。
 当時の日本映画はパクられるほど素晴らしかったのだね
 
・死刑にいたる病(2022) 白石和彌
 阿部サダヲ怖い!
 
・ある男(2022) 石川慶
 引き込まれる内容に役者もよくて安心して見られた。
 
・上意討ち 拝領妻始末(1967) 小林正樹
 いやコレは傑作!
 この監督の「切腹」がすごく好きなのだが、これもいい!
 哀しい結末だけど。
 
・福田村事件(2023)  森達也
 実際にあった事件だが、これを題材に映画化したことに敬意を表する。
 集団で誰かを差別する心理、今も全然変わらない。
 というより、SNSというものが誕生した現代のほうがひどい。
 
🌸う〜に〜と見た桜
 
高田公園(2008)
 
角館(1999)
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新宿の桜

2024-04-02 22:34:07 | 日記
新宿中央公園、いろんな花が植えてあってキレイ。

桜は1本だけ見頃。他はまだ。
後ろは都庁。

お昼はたくさんの人が芝生に座って花見を楽しんでいた。
明日から当分天気が悪いらしい。
その間に、桜終わっちゃうかも。
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