ありがとう~に~♪

犬猫ネタがないので、主に見た映画と食べたものを記録するだけのブログ

いい夢みてね

2011-11-28 10:51:06 | 動物に関すること
動物たちの恐ろしい夢のなかに  
 
          川崎 洋      
          
犬も

馬も

夢をみるらしい

動物たちの

恐ろしい夢のなかに

人間がいませんように



小学校6年生の時、友達が教えてくれた詩です。
それ以来ずーっと、私の中では1番の「好きな詩」となっています。

う~に~はどんな夢を見ていたのかな。
いつも幸せな夢を見て、安心して眠っていてくれたのならいいけれど。
そしてう~に~が見る楽しい夢の中に、私が出てきていたら、なお嬉しい


2008年6月。14歳の誕生日の寝顔。
お祝いのケーキ食べた後、笑いながら寝ています


2008年12月。14歳半のう~に~の寝顔。
いつも笑った顔で寝ていたなあ。
こんな寝顔を見ると、きっと幸せな毎日だったんだよね。
と思えて、ちょっと安心する。


HP「たのしいいぬねこ生活」の表紙に選んだ写真。
ふたりが仲良くくっついて寝ている貴重なショット
平和そのものの感じがして、とても好きな写真です。

川崎さんの詩には入ってないが、猫も夢を見るらしい
まいすは最近、よく寝言を言います。
こたつの中から「うー」とかいう声が聞こえてくる
怖い夢じゃないといいのだけど。
(もしかして、病院に連れて行かれる夢っ

まいすが過去にどんな目に遭ったのかはわかりません。
もしも怖い思いをしたことがあるのなら、そんな過去のことは、今ではきれいさっぱり
忘れてくれているといいと思います。
人や犬を怖がらないところを見ると、実は嫌な思いなどしていないのかも知れませんが


昨晩のまいす。う~に~のベッドで、う~に~の服を着たIKEAゴルの横で寝ていました
まいすもう~に~に会いたいのかな。
会いたいよね。私も会いたいよ


可愛い寝顔
いい夢見ろよ。

人に頼って生きていくしかない犬猫たち。
人に大きな愛と友情を示してくれる彼らが、人に怖い思いをさせられることがなくなりますように

何十年も前に川崎さんが詩に書いて、小学生の私が共感したこと。
同じことを、今も思っています。
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う~に~ぐるみ3号4号

2011-11-22 22:00:00 | う~に~(犬)のこと(思い出話)

注:ロンドンブーツ1号2号とはなんの関係もありません

今日は巷では「いい夫婦の日」だそうです。
婚姻届を出す人が多いとか。
がっ私にはそんなの関係ない。
今日は、う~に~が生きていれば17歳5ヶ月の月誕生日

さすがにもう、月誕生日だからと言って特別なことはしていませんが。
2年以上も毎月祝い続けてきた私の頭には、22日は特別な日であることが、
しっかりとインプットされています。
今でも22日のう~にゃんデーは、私にとっては月命日の12日よりも特別で大切な日なのです。

そんな大切な日に、嬉しいお届け物


ど~も~。う~に~ぐるみ3号と4号でーす

犬の抜け毛を紡いであみぐるみを作ってくれるクルエラさんに、う~に~のあみぐるみを
オーダーしたのは、今回で3度目になります。

う~に~の抜け毛がこんなふうに毛糸になって
(クルエラさんが制作過程で送ってくれました)









そしてこんなに可愛く生まれ変わりました

前2作は両方ともテディベアポーズだったので、今回は「おすわり」と「ふせ」の2つをオーダー。



う~に~ぐるみ3号はおすわりバージョン。





アイスを見上げて、ニコニコしているう~に~のイメージで作っていただきました



う~に~ぐるみ4号はふせバージョン。





う~に~は大抵こうして後ろ足を崩して、くつろいで伏せていました。
旅先で私たちと一緒に、まったりとリラックスしているう~に~のイメージで
作っていただきました



3号の顔アップ。


4号の顔アップ。

う~に~らしく、ちゃんとタレ目になってます

う~に~ぐるみ1号は、先日ラルママさん宅におじゃました記事にも登場したように、
ケースに入って時々私とともに出没しています


う~に~ぐるみ1号。2002年制作。う~に~8歳までのピチピチの毛でできている


1号とまいす。ふんふん、この匂いは?

2号はとても大きくて、高さ55cmくらいあります。新生児並みです。
2007年、13歳までに貯まった毛で作っていただきました。
抱っこするのに最適。
う~に~亡き後、この存在感は嬉しい。
大きいのをお願いしてよかったとつくづく思っています


2号とまいす。こうして見ると大きさがわかるでしょ。
まいす激しく反応しています。


なんだか知ってる匂いがするんだニャー


そして3号4号とまいす。
2号が特大なので、今度は小さいのを作っていただきました。
これで大中小そろった


全員集合写真。

1号2号の時とは違い、う~に~本犬とのツーショット(今回はスリーショットだ)を
撮ることができないのは、とても残念です。


せめて遺影とスリーショット



アイスの骨壷に入ったう~に~様ご本体とも記念撮影

う~に~はいなくなってしまったけれど、こうしてう~に~の分身が増えていくのはとても嬉しい。
いくら掃除してもキリがないほど毛が抜ける犬種だけど、抜け毛が多くてよかった~

クルエラさん、今回も希望どおりに作って下さって、ありがとうございました

クルエラさんのあみぐるみは、現在オーダー受付中です。
欲しいっと思った方、詳しくは「wanko-ami」のサイトへGO

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タイトルが浮かばない

2011-11-21 18:04:30 | 日記
最近思ったこととかを、つらつらとまとめ書き。
適切なタイトル、思いつかず

    

先日初めての入院をしたわけですが、なんの根拠もなく「自分は入院なんかしない」と
思い込んでいたため、用意も全くしていませんでした。

手術を予定してとかでなく、診察に行ってそのまま入院となったので、その後が大変でした。
必要なものをダンナに届けてもらったのですが、いろんな場所に分散して置いてあるから、
わかるように依頼するのがひと苦労
「どの引き出しの何段目にある○○」とか、全部メモに書いて頼んだのですが、
血液型O型の私は、自分でもどこに何を入れたか把握してなかったりします
あっ、きちんとしているO型の方、失礼しました。
大雑把なのは血液型のせいではなく、もともとの性格ですね

入院したボロい病院は売店もないので、とり急ぎ必要なものは買うってこともできず、
書き忘れたものはいちいちメールで追加しなくてはならず、面倒でした。
5日で退院できてよかった。

まいすの世話は、フードの場所、給餌量などを細かく書いてダンナに頼みました。
健康な猫ならそんなに手間はかかりませんが、まいすは腎不全だから、
活性炭や便秘対策のシロップなどを与えているのです。
ごはんの量やトイレの回数は毎日記録していますが、この日誌が今回はとても役に立ちました。
これを見れば一日に食べる量や時間、トイレの間隔などがわかります。
飼育日誌をつけておくと役に立ちますよ~

私の母は、「入院用」と書いたメモを貼った旅行バッグに、必要なものをまとめて
置いていました。
末期癌がわかって何度も入院した時も、私がすぐに持ち出せるようになっていました。
尊厳死の宣誓書もあったし、自分が死んだ後に着せて欲しい服も用意してあったし、
お葬式はこうしてほしいとか、すべて細かく書き残してありました。

私もそうしよう、とこの度の入院の経験で強く思ったのですが、そのうちやろうと言いながら、
結局またやらないかも知れません
O型だから。じゃなくて、生まれつきズボラな性格だから
ちなみに母はB型です。

    

話は変わって9月中旬のこと(だいぶ古いな)。
母の墓参りに行きました。
その日は真夏日で、遮るもののない霊園はかなーり暑かったのです。
墓の掃除をしている時、霊園事務所からの放送が。
「駐車場のお車に犬を置いて行かれた方。速やかに車にお戻りください」

ええーっこの暑い日に、車の中に犬置いたままお墓に行っちゃったの
子供がパチンコ店の駐車場で、熱中症で命を落とすニュースは、毎年毎年報道されるのに、
いっこうになくなりません。
犬はニュースにならないけど、今年もどれだけの犬が熱中症で命を落としたのでしょうか。
いいかげん気づいてくれ、と思います

この暑さでは、犬は短時間でも危ないと思った私は、墓参中も気になって気になって。
でも駐車場1ヶ所じゃないし、どの車なのか見つけられませんでした。
その後どうなったのかはわかりません。
飼い主が慌てて車に戻って、犬は無事助け出されたと思いたい

    

またまた話変わりまして。
先日私は夜遊びをしました(病み上がりなのにいいのか)。
退院してまだ1週間。酒は飲めないしカラオケボックスでも歌えないし(酸欠だから)、
ある意味拷問のような(笑)、非常にストレスの溜まる飲み会でしたが、
北海道から遊びに来る後輩を囲んでの、恒例の年に一度の集まりだから、
絶対に欠席はしたくなかったのでした。

カラオケに行ってるのに歌えない私
悔しいので、う~に~出演の曲をかけ、
「う~にゃ~~ん可愛いね~っ
と叫ぶ私


これがカラオケボックスで見られるう~にゃんのお姿(一瞬ですよ)
あ~、う~にゃんの上に歌詞が・・・
Dragon Ashの本人出演バージョン「life goes on」で見られますよん。

それはさておき、深夜近くの帰りの電車での話です

50歳代とおぼしき男性2人の会話を聞くともなしに聞いていました。
「今日もこれから帰って犬の散歩だよ。まー、健康的っちゃ健康的だけどな」
ここまではよろしい。遅く帰っても散歩に行くとは立派立派。
ところがその後、もうひとりの人が「それで決まったの?」と聞く。
「うーん、探してるんだけどな。7歳ともなると、なかなかもらってくれる人見つからないんだよ。 
 大型犬は10歳くらいで死んじゃうらしいし」

ええーっおじさん、犬あげちゃうんですかあ~
って聞きたかったけど聞けない。
聞いてどうなるものでもないけどさ。
でも気になる。詳しい事情を知りたい。
と全身耳にして聞いてたけど、犬の話はそれで終わってしまい、仕事の話題?に
変わってしまいました。

散歩を面倒がっている口ぶりではなく、それなりに可愛がっているような話しぶりだったけど。
持て余したとかではなく、引越しとか、なにか止むを得ない事情で手放さなくてはならないのでしょうか。
この短い会話だけで、犬を飼育放棄する人だと決めつけることはできませんが、
もし本当に手放すのなら、どうかいい人を見つけてほしい。
と全然無関係の他人の私ですが、思ってしまいました。

生きていると、時にどうしようもないことが起こることは、私にもわかります。
だから飼っていた動物を手放す人を、すべて一括りにして糾弾しようとは思いません。
私だって、まいすの一生を確実に見届けられるのか?この先飼う動物を絶対に手放さないと
断言できるのか?と聞かれたら、不確かな未来を保証することはできません。
「そのつもりで日々努力をしています。
 もし不測の事態が起きても、幸せな一生を過ごさせてやれるように備えておきます」
と答えるしかないのです。
もう若くない私は、これから動物を飼うには、いっそう慎重に将来のことも含めて熟考して、
決めなければならないと思っています。

しかし、どうしようもない事情なんかなくても、簡単に犬や猫を捨てたり、虐めたり、
あまりにも杜撰な管理で死なせたりする人がいることもまた事実。
そんなことするヤツは、天罰下れ地獄に落ちろと思います。
そして一日も早く、そんなことはなくなってほしいと思います。
でもどうすればなくなるのか、私にはわかりません

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身体に栄養を心に犬を

2011-11-18 11:19:48 | お出かけしたこと
念願だった、ラルママさん家のラルフくんとのご対面が、やっと叶いました

弟分のルークくんとは、う~に~も会ったことがあるけれど、ラルフくんとは
会えなかったのです。

今度はラルフくんに会いに行きますね!と約束したのに、果たせないまま、
う~に~は旅立ってしまいました

う~に~が元気なうちに、会いに行きたかった。
思い立ったらすぐ実行しないと、老犬は機を逸してしまうのです。
もっと早く○○すればよかった、と後悔していることはたくさんあります。

久しく触っていないゴールデン
それもシニアゴールデン
会いたい触りたい会いたい触りたい会いたい触りたい・・・(以下省略)

シニアゴルに対する禁断症状が出たので(笑)、
「ラルフくんに会いに行きたいのですが、いつならいいですか~?」
と連絡して、押しかけました。

ラルママさんが、棗やクコの実が入った、病み上がりの身体に優しい薬膳風のお鍋を
用意してくださいました
鉄分豊富なアサリもいっぱい入って、血が足りない私には嬉しいお心遣い。
ご馳走さまでした~

ラルフくんの幼なじみ、黒ラブべっちゃんの飼い主さんのべっちさんも会いに来てくれました。
ありがとうございました。
う~に~が元気な頃、お仕事中におじゃまして可愛がっていただいたのです。
今日はべっちゃんと妹分のフジコちゃんはお留守番でした。
次回は会いたいな~(←既にまた来る気でいる

お鍋を囲みながら、犬連れ旅の話、ペットロス話、そしてラルママさんも私も大好きな
萬斎さまの話で盛り上がったのでした(萬斎さまで盛り上がるのは2名限定


人間のお昼ごはん中、おやつを楽しむラルフくん。
でも一瞬でなくなった


途中で飽きたりして(笑)長く楽しむルークくん。
ゴルとピレは食べ方も全然違うのね


う~に~ぐるみ1号も参加したよ。
マリンママさんに作ってもらったシフォンケーキを見つめてます


期待に満ちてシフォンケーキを見るラルフくん。
う~に~と同じ、タレ目系優しい顔のゴルさんです。
この目を見るとう~に~を思い出す。


そうそう、この可愛い目

ラルフくんは、10月20日にめでたく14歳になりました。
1ヶ月近く遅れちゃったけど、幸風音のバースデーケーキをプレゼント


粉を使っていない、お芋と野菜のケーキにしました。
う~に~も16歳2ヶ月の時に、このケーキを食べたよ。


う~に~も一緒に食べていいからね。
ああっ、後方に白熊がっ


ラルフくんの後ろ頭。
この頭の形も、う~に~を彷彿とさせるなあ。


ルークくんガン見


ルークくんガン見


ふたりともガン見

すごく美味しかったんだろうね。ふたりともハイテンション。
写真撮るために長く待たせちゃってゴメンネ


こうしてすぐにゴローンと寝転がるところも、寝ながら手を出すところも同じ。
う~に~に触れているみたいだ。

椅子の足の所に寝てしまって、椅子を引くときには必ず安全確認をしたり、
床のあちこちに抜け毛がほわほわ舞っていたり。
16年間、うちも同じだったのに、もう1年以上見ていない光景。
家に大型犬がいる生活っていいな、としみじみ感じたのでした。

懐かしいゴールデンの感触を存分に味わって、ゴルに飢えた私の心は満たされました
ラルフくん、ありがとう。
長々とおじゃましたから、疲れちゃったんじゃないかと心配です。
大丈夫かな?
ルークくんも、大きな手でバンとお手してくれて、ありがとう。

ラルママさんラルパパさん、べっちさん、ゴル中(ゴールデン中毒患者の略)の私のために
時間を割いていただき、ありがとうございました

人なつこいふたりは、本当に可愛かった。
またいずれ犬が切れると思いますので(←麻薬かいっ
押しかけさせていただくかも知れません。
そのときはよろしくお願いします

長居してしまって、帰宅したのはすっかり暗くなってからでした。
まいすはコタツに入って、よい子でお留守番していました
よかったよかった

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ドノヴァン夫人とロイの話

2011-11-16 17:09:01 | 動物に関すること

私が中学生の頃からゴールデンに憧れていたことは、旧ブログに書いた。

その記事はこちら

外国の犬の写真集を見て、利口で温和そうな姿と、
「気立てがよくて優しく、訓練を終えて盲導犬になる確率が最も高い」
という解説を真に受けて(笑)、飼いたい犬ナンバー1になった。

と旧ブログではそこまでしか書かなかったのだけど、
実はゴールデンが一番好きな犬種になったのには、もう一つ理由がある。

高校生の時に読んだ「わが動物讃歌」(ジェームズ・ヘリオット著)という物語。
ヨークシャーの農村の駆け出しの獣医(著者)が体験した、いろいろな出来事を綴った短編集だ。
実話に基づいて、ユーモアたっぷりに、心温まる物語に書き上げられている。


昭和53年初版。捨てられなくてずっと取ってある。

この中に、ゴールデンが主役の物語がある。
まだ1歳くらいの若いゴールデンは、ある廃屋の小屋の壁に鎖で繋がれて、
長いこと放置されており、かすかにクンクン鳴いているのを発見された。
そしてドクター・ヘリオットが現場に呼ばれたのである。
そのゴールデンは、子犬の頃からそこに繋がれたまま、一度も外に出たことがないのではと
推察されるほど、ひどい状態だった。
腰の後ろの方はすれて腐っていて、衰弱して骨と皮ばかりになっていたのだ

だが、そんな悲惨な環境に置かれながらも、
「この犬の静かな目には、われわれを信用しているという表情があった。
 頭を激しく振ってさんざん吠えたあげく、やっと信じるようになるものや、
 やたらとこわがって凶暴になる犬もいるが、この犬は大騒ぎをしない犬だった。
 人には完全に忠実で、何の不平も言わずにただされるままになっているのだった」
(引用:「わが動物讃歌」ジェームズ・ヘリオット/中川志郎監訳 徳間書店)


これを読んで、益々ゴールデンが好きになった。
過酷な環境に置かれても、人への信頼と友情を失わない。
それが私の抱くゴールデンのイメージとなった。
ま、勝手な思い込みではあるのだけど

でも実際にゴールデンのう~に~と暮らしてみて、私が抱いたイメージは
間違っていないと思った。
う~に~は温和で平和主義で、人に対する愛情と信頼に溢れていた
愛嬌があって無邪気で、寛容で忍耐強かった。
そしていつもどうやって人を喜ばせようかと、うずうずしていた。
(時々その方法は間違っていた
若い頃はハイテンション過ぎ、はしゃぎ過ぎで手を焼くこともあったが、
年をとるにつれて物事を理解する能力に長け(訓練性能がよいというのとは違う)、
なんだか人間のようになってきた。

私は時々、晩年のう~に~の中には、徳を積んだ坊さんでも入っているのではと
思ったものである。
本当に入ってたらイヤだけど

物語の主人公、ロイというゴールデンは、長年一緒に暮らした犬を亡くしたばかりの、
ドノヴァンさんという老婦人に引き取られ、手厚い看護と愛情をたっぷり受けて、
見違えるような立派なゴールデンになり、幸せな犬生を送る。
そして愛犬を亡くして「もう犬は飼わない」と言っていたドノヴァン夫人も、
ロイから幸せと生きがいをもらうのだ。
いい話だな~

ゴールデンはたしかに、人への信頼と愛情に満ちた犬だと思う。
それでも、虐待されて怖い思いをして、人を怖がるようになったり、
感情を素直に表現できなくなってしまうゴールデンもいる。
そんなゴルたちが、新しい飼い主さんの愛情を一身に受けて、どんどん本来の
ゴールデンらしくなっていく様子を、いくつかのブログで見ることができる。
もちろんこれは、ゴールデンだけではない。
純血種・雑種に関わらず、不幸な境遇から救われて、幸せな第二の犬生を歩き出した
犬たちのブログはたくさん見つけられる。
まあそれだけたくさん捨てられているってことだから、決して喜べることではないが、
それでも、そういう素晴らしい飼い主さんと幸せな犬のブログを見るたびにほっとする。
そして、ドノヴァン夫人とゴールデンのロイの物語を思い出す。
ヘリオットの短編の中で、最も好きな一編である。

ドクター・ヘリオットの本は米英ではたいへん人気があるそうだ。
私が30年以上も前に読んだこの本は、今では廃刊になっているけれど、
たぶん同じ内容で(読んでないからわからないけど)、
「ヘリオット先生の動物家族」というタイトルで、ちくま文庫から出ているようだ。
また、集英社文庫から「ドクター・ヘリオットの愛犬物語」という、犬の物語を集めた
短編集が出ており、ロイの話は、こちらの上巻でも読むことができる。

うちにはこの文庫本もある。
こちらは1992年初版で、私が読んだのは、う~に~がうちの子になってからだ。
訳者は畑正憲とジェルミ・エンジェル(ムツゴロウ王国にいた外人サンね)。


こちらは今も購入できます。面白いよ。

あらためて両者を読み比べてみた。
「わが動物賛歌」の方は、ロイが12歳になって、元気に堂々とドノヴァン夫人の
お供をして歩いているというところで終わるのだが、「愛犬物語」にはその続きがある。
ロイは10代の後半まで生き、ロイの死後、ドノヴァン夫人は町の老人ホームに入ったそうだ。
人生最後の犬を見送った後、潔く老人ホームへ。
うーむ。私の理想である


意味はないけど、こたつでぬくぬくしてるまいすに立てかけてみた

ゴールデンに限らず、犬は人を信じ、愛を惜しみなく与えて人を幸せにしてくれる。
種の違う私たちに限りない友情を示してくれる犬たちが、裏切られたり悲しい目に遭うことがないように、
と切に願う。


みんなが幸せな一生を送れることを、空の上から願ってるよ。
美味しいものを食べさせてもらうことは、大きな幸せのひとつだよ
byう~に~@15歳7ヶ月


うーん卵焼きデリシャスbyう~に~@14歳7ヶ月

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まいす専用コタツ

2011-11-11 11:38:46 | まいす(猫)のこと
寒いっ

つい先日まで夏日だったとゆーのに。

入院中はとても暑かったので、何としても気温の高いうちに退院したいと思っていました。
寒くなる前に退院して衣替えしないと、ヤバイよ着る物がないよ

まだ暖かかった今週の月曜日、どうにかテキトーに衣替えを済ませることができました

  

母が1階の和室を使っていた頃、冬はコタツを出していました。
まいすは母の部屋にコタツが設置されると、ごはんとトイレ以外はコタツに入り浸り。
熱くなると、もそもそっと出てきて、母のベッドに飛び乗ってしばし涼み、
しばらくすると、またもそもそっと入っていくのでした。

夜、母が寝る時間になると、
「もうお引取りくださいっ
という母の大声が、2階にいる私にまで聞こえてきました
そして追い出されたまいすが、チリンチリンと鈴を鳴らしながら2階に上がってくるのが、
わが家の冬の風物詩でした

母が亡くなり、1階の和室を私とう~に~で使うようになった時から、
まいすには悪いけどコタツを使うのをやめました。
狭い部屋にコタツがあると、う~に~にはぶつかったりして危険だからね。

まいすは台所のマッサージチェアに置いた電気座布団の上で、長く過ごすようになりました。
電気座布団は長く寝ていると、お腹が温まりすぎることがあります。
過去に軽い低温やけどを起こし、お腹がうっすらと赤くなってしまったことがありました。
今年の秋、まいすのお腹にブツブツと湿疹が出たことがあり(今はきれいに治りました)、
腹部を刺激するのは避けたいと思いました。

そこでコタツの復活です。
とは言っても、母が使っていたコタツではありません。
まいす様専用コタツを、思い切って購入したのです。


こたつ復活~

買ったのはこれ→ペットの夢こたつ
私が買ったのはのお店ですが、お店によってお値段がまちまちです。

なんで思い切ったのかと申しますと、
猫用品て、買ってみたけど使わないという失敗がけっこう多いのです
何が気に入らないのか、おもちゃは見向きもしない、キャリーは入らない、
三角のテント型のベッドは中に入らず、踏み潰して上に乗ったりします
(これは使い方を間違ってるだけだからいいけど)。
全く、飼い主の心猫知らずなのです。

無駄な買い物の一例。
キャットトンネル。2~3回だけ中を通ったものの、後は無視
      ↓
MOL009

コタツにも、やはり最初は入りませんでした。
でも何度か無理に押し込んでみたら暖かいことがわかったらしい。
今ではたいへんな気に入りようで、昔を思い出したのか、出て来なくなりました



よかったよかった。使ってくれて。
小さいけど、私も一緒に足を暖めるくらいはできます。
冷え性の私にもありがたい。
この冬は、まいすと一緒に幸せな気分。
いい買い物だったわー


めくってみたら、こんなんなってた
ま:ぬくぬくだニャー。

ペット用なので、中の温度が低めに設定されていて(31度だそうです)熱くなりすぎず、
赤外線ランプを使用していないのも安心。
なかなか優れものだと思うのですが、ひとつ困ったことは、完全にまいすのシェルターと化してしまったこと。

ちっとも出てこない

動かないから食欲もイマイチだし、トイレの回数も少ない。
少しは運動してほしいのですが、腎不全のシニア猫に、
「外に出てもっと身体を動かしなさい
と言うのは無理な要求なようです。

まあ冷えて腎不全が悪化するよりはいいかぁ~

MOL00F

ま:そんなに言うなら少しくらい身体を動かしてやるニャ。
う:えー、それじゃ運動になってないよ。


うちは古い木造家屋でとても寒いので、冬にまいすをひとりで留守番させるのは心配。
今年は私の留守中も、コタツの中でぬくぬく過ごしてゴキゲンに冬を越してくれればいいな。


洗濯ばさみで上を止めて少し開けておくと、そこから出入りしています。


このコタツ、板がないので上に乗っても暖かいのです。
まいすも時には上で寝たりして使いこなしています。


あのー、落ちてますけど

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形見いろいろ

2011-11-07 17:52:01 | う~に~(犬)のこと(思い出話)
入院記事にコメント下さった皆様、ありがとうございました
ご心配おかけしてしまって、すみませんでした。
無理をしなければ日常生活は問題なく送れます。
すぐに動悸息切れしてしまうので、カロリー消費するような動きが何もできないのに、
3食きちんと食べているので、体重は少しも減りませんでした
あまり食欲ないから、痩せるチャンスだと思ったのに

たくさん歩いて、身体を鍛えようと思っていたのにボツ
う~に~の一周忌過ぎたら、寒くなる前に家の片づけをするつもりだったのにボツ
いったい、いつになったら前に進めるんだか

   

入院前のことですが、お友達が、一周忌の記念にストラップを作ってくれたんです。





ブログのたくさんの写真の中から、パピーの頃やシニアの頃、いろんなう~にゃんを選んで作ってくれました。
ありがとうございます。
入院中のベッドの上で、携帯に付けたう~に~の写真を、何度も何度も見ていました

昔と違って、今は写真があればいろいろなグッズを作れるからいいですね。
注文もネットで簡単にできるし。
これからは思い出の品をいろいろ作って、う~に~の思い出とともに生きていくのも、
悪くないなと思うこのごろです。

写真の他にも、う~に~を偲ぶ形見の品はいろいろとってあります。
とってあると言うより、そのまま放置と言ったほうが正しいけど
ハーネスやリードやカラーは、まだそのまま壁に掛けたままだし、おもちゃもカゴに入ったまま。
そして、う~に~が使った物ではなく、う~に~様ご本体の一部も、とってあります。


乳歯
2本しかゲットできなかった。
人様のブログを読んでいたら、お骨にした時に歯をもらってカプセルに入れたと書いてあったけど、
う~に~の歯なんか、どこにもなかったよ
粉々になっちゃったのか?


私が最も好きだった、う~に~の首の後ろあたりの毛。
う~に~は写真では白く見えるけど、首から背中にかけてのトップコートはきらきら光る金髪で、
それはそれは美しかったのだ
手前にある少量の毛は、カプセルかジュエリーに入れようと思って切ったもの。

旅立った日の午後に、形見に少しだけもらおうと思って切りました。
今となっては、もっとがっつり切っとけばよかったと思う。
だって燃やしちゃうんだもんね。
でも亡くなった後の身体に、あまりバシバシ鋏を入れる気持ちにはなりませんでした。
そんなことしちゃいけないような気がしちゃって。

生きている時には、シャンプー後に抜けたアンダーコートはとっておいたけど、
わざわざトップの毛を切ろうという発想がありませんでした。

元気な時に、トップコートも切っておけばよかったなあ。
でもそんなことすると、なんだか縁起でもないような気もするし

さて、このトップコートや乳歯、ずっとこのまま保存しておくか。
はたまた何かの製品にして残すか。
まだ決めかねています。

フェルトドッグに植毛してもらったり、メモリアルジュエリーを作ったり、いくつかありますよね。
以前フェルトドッグを作っていただいた時には、アンダーコートは中に入れ込んでもらったのですが、
植毛するには足りないのかな?と思いトップコートは送りませんでした。
こんな少しの毛でも、植毛できるのかしら

いつかこちらのお店にお願いして、メモリアルジュエリーを作りたいと思っています。
乳歯でも毛でも骨でも、好きなようにオーダーできるそうで。
まだオーダーしない理由は、何を作りたいのか考えがまとまっていないから。

それと実際にお店に行って、オーダーしたいと思っているのです。
京都のお店だから、もちろん観光も兼ねて。
いつ実現するんだかわからないけどね。
今の私が、唯一やりたい夢です。
ああなんて壮大な夢なんだろう

こんなのもあります。





う~に~の尻尾の毛、胸の毛、前足のエルビス部分を合わせたもの。
これだけの量があれば植毛はできると思うけど、これはこのままとっておきたい気がする。
この長さだからこそ、う~に~の毛だという実感が大きいようにも思えるし。
う~に~の尻尾には、1本だけ人間の髪の毛みたいな黒い毛がありました。
その毛も入っています。

アンダーコートは、洗った後のきれいな毛をとっておいても、いつの間にか犬くさくなるんだけど
このトップコートは、懐かしいう~に~の匂いがします

こんなものまでとってある



時々こんなものを発見することがあります。
う~に~の毛が、自然に丸くなって固まったもの。
見つけたらしっかりキープ。
でも今はもうないけどね。

アンダーコートは、すべて製品にすることにしました。
少しはそのまま残しておこうかと思ったけど、どうもあの犬くさいのがね
う~に~は全然犬くさくなかったのです。
日なたの匂いとか、昆布の匂いだったから

ノーマちゃんもそうだったって、前にお世話係さんがブログに書いておられました。
そうなのよ。室内で清潔に飼われているゴルさんは犬くさくないのよ。
それなのにアンダーコートは犬くさくなるの
たしか子供の頃に外で飼っていた、年に一度しか洗わない先代犬リッキーが、
あんな匂いだったような。

・・・話がそれました

う~に~はいなくなっちゃったけど、まだまだこの先、メモリアルグッズを増やしていく楽しみがあります。
情報を収集して、ゆっくり考えて決めようと思っています。
おすすめグッズ作ったよ~という方がいらっしゃいましたら、教えてくださいね~。
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ゾンビう~にゃん

2011-11-05 12:05:35 | う~に~(犬)のこと(思い出話)
へへへ、また見ちゃったよ。
う~にゃんの夢

それは10月の終わりのこと。
私が貧血で調子悪いのをガマンして過ごしていた時のこと。

明け方に、う~にゃんの夢を見た。
今度は、みんなで旅行に行っている夢
みんなの中に、まいすは入っていなかった
ごめんよ、まいす。

旅行中に、う~に~は突然死んでしまうのだ
私は、遺体を乗せて家に帰ることを思い、暗澹たる気持ちになった。
とにかくきれいにしようと思って身体に触ったら、う~に~はむっくりと起き上がり、
そしてどこかに消えてしまったのだ

見つからないと東京に帰れないよー。
焦っていると、部屋の隅に横たわるう~に~が目に入った。
う~にゃん、いたいた!と言うと、またむっくり起きてこちらを見て、今度は私たちの所にやってきた。
いつものう~に~だった。

とりあえず生きてるので(?)私たちは旅行を続けた。
草の上を歩いたり、どこかの湖?のような所で泳いだりして、う~にゃんはとても楽しそうだった

でも夢の中で、私はう~に~が死んだことを、はっきりと認識していた。

今はたまたま生き返っているだけなのだ。すぐにまた死体に戻ってしまうかも知れない。
と夢の中の私は考えていた。
そしてこの瞬間を逃がしてはいけないとカメラを向けるのだが、カメラは壊れてしまって
シャッターが押せない。

写真なんか撮るなと言っているのだな。自分の目でしっかり見なさいと。
そう思って私はカメラをしまった。
う~に~は最後まで死体に戻ることはなかった。
そのまま楽しく旅行は続いた。

・・・という夢だった。

目が覚めてからも幸せな余韻に浸っていたくて、細かい部分まで忘れないよう反芻しながら、
しばらく布団にくるまっていた。
隣りには、旅行に置いていかれたまいすが(笑)、幸せそうに寝息を立てていた

前の夢のう~に~も、生き返っていたなあ。
う~に~はゾンビになったのかしら
そして私たちと好きなところに行って、元気に楽しくやっているのかしらん
その一部分を、私に見せてくれたのかなあ。

この話をダンナにしたら、うらやましそうだった。
そういう夢は全然見ないそうで。

幸せな夢を続けて見たせいか、最近の私は、う~に~に対する、
「もっとこうすればよかった」などという後悔の気持ちが薄れてきた。
う~に~はとても幸せな犬生を送って、そして今も幸せなのだと考えられるようになった。

そんなメッセージを、夢で送り続けてくれるう~に~。
もう死んでしまったう~に~に、今も助けられている。


こんなふうに草の上に立っている姿を撮ろうとしていた。
これは二子玉川だけど
13歳のう~に~。


夢の中では、湖だかプールだかよくわからない水面を泳いでいた。
これは青木湖。14歳のう~に~。

この記事だけは、急いでアップしたくて、入院中もずっと気になっていた
時間が経つと忘れてしまいそうだったから。
あー、よかった。できて。
んじゃ、ちょっと休憩します

コメント (6)
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入院してました

2011-11-04 18:14:36 | 日記
お久しぶりです

貧血で体調が悪くなってから10日。
もうじき治るだろうと思ってガマンしながら過ごしてきましたが、よくなるどころか、
具合が悪くなる一方

とうとう耐えられなくなって、月曜の午後、近所ではあまり評判のよろしくない総合病院に行きました。
救急病院だから、検査の結果がすぐに出て、とにかく何とかしてもらえると思ったのでした。

夕方結果が出て、そのまま入院

生まれて初めての入院が、○ブと評判高い、古くてボロい病院なんて
と思ったものの、どうにか辿り着けそうな病院がここしかなかったのだ。
それに入院するなら近い方がいいしね。

という訳で、5日ほど入院して、さきほど帰宅しました。

数値はサッパリよくなっていないのですが、入院前に比べれば体調はよくなりました。
とりあえず日常生活は送れそうです。
が、高地トレーニングをしているような酸欠常態なので、心臓がドキドキしないよう、
当面は静か~に暮らさなければなりません

ブログに書きたいことがいくつかあるのに、古くなってしまったぢゃないかっ

いただいたコメントのお返事もまだなのですが、記事更新とともにゆっくりやっていきますので、
もうしばらくお待ちくださいね。

とり急ぎのご報告ですた~

コメント (14)
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