さよなら2023年

あっという間に今年も終わってしまう。

この速さ、怖すぎる

今年は恒例の「五大」ではなく、近所の「富士屋」で年越し蕎麦。

最近わりと気に入って、よく行っている。でかい海老天が2匹いて満足。

私の2023年は、何かと変化のあった一年だった。

まず、犬も猫もいないニンゲンだけの年だったこと。　

よく耐えられたものよ笑

そして10年ぶりの転職。

ばまちゃんが生きていたら、転職は考えなかった。

前の職場は帰れる時間が早くて、まいすを病院に連れて行けるから選んだのだが、朝夕インスリンを打つ生活になったばまちゃんにも好都合だった。

こんなふうに常に犬猫を一番に考えて行動してきた28年だったが、その制約が全くなくなった。

すごく寂しいけど、すごく自由だ(笑)

新しい仕事にもだいぶ慣れて、来年もたぶん続けられるだろう。

本心では早く隠居したいのだが、今の日本のひどすぎる状況が今後よくなるとも思えないし、まだ働かなくてはならないねえ

今年も読んでくださいました皆様、ありがとうございました。

よい年末年始をお過ごしください。

来年もよろしくお願い申し上げます

今年もお世話になりました

来年もよろしくお願いします

にゃ〜〜〜

今年見た映画

190本目

お嬢さん乾杯(1949)　木下恵介

U-NEXT

小津映画とは違う原節子に注目。

原節子のお気に入り作品でもあるそうだ。

1949年キネ旬6位。

ちなみにこの年の1位は小津安二郎の「晩春」、2位は今井正の「青い山脈」。

どちらも原節子主演。

191本目

TOVE(2020)　ザイダ・バリルート

U-NEXT

「枯れ葉」の主演女優アルマ・ポウスティが主役。

全く違う演技を見せてくれた。

ムーミンの作者トーベ・ヤンソンの人生。

自由で奔放な人だったのだと知った。

家にあるムーミン全集を読み直して今３巻め。片手間に読むから進まない

でも「TOVE」を見た後で読むと、感じ方も違ってくるかもと思う。

今年見た映画は191本。　

同じのを何度も見たりして、途中でわからなくなったので、間違ってるかも(笑)。

200は達成できなかった。

私にとって今年の特筆すべき嬉しかったことは、何と言ってもアキ・カウリスマキ監督の復帰である。

しかしカウリスマキ監督が引退を撤回して帰ってきた理由は、世界がひどいことになっているからだ。

いつまでも続く戦争が腹に据えかねて、彼は新作を撮らずにいられなくなったのだと思う。

そう考えると複雑な気持ちになるけど、新作を見られたのは、素直に嬉しい。

帰ってきてくれてありがとうと言いたい。

カウリスマキ作品を見始めてまだ２年。

引退を知ってガッカリしたが、今年は新作を映画館で見る幸運に恵まれ、旧作も主な代表作を劇場でフィルムで見たいという希望が叶った。

今月カウリスマキ作品をたくさん劇場で見て、つくづく思ったことがある。

映画はやっぱり映画館で見るものだ。

とは言っても、私が愛する1960～1970年代の邦画はあまりやってないから、配信も利用するけど。

見ないよりはマシだからね。

今年、映画館で見たのは50本くらい。

来年は本数より、映画館に足を運ぶ回数をもっと増やしたい。

宝物

新作公開記念で再販になったカウリスマキBlu-rayBOX。

これ欲しかったけど、ヤフオクとかで、とんでもない高値で売られていた。

今回の再販で、新品を定価でゲットできた。メデタシ。

これがあれば、人生に疲れたとき、いつでもカウリスマキ作品を見られるという安心感

年末だもの笑

三軒茶屋の津門菜館で昼食。

ランチのラーメンと餃子セット食べるつもりが、年末なのでランチメニューなかった。

これは「飲め」ってことですよね？

ちょうどよかった。

一度やってみたかったのだ、この店でアラカルトでいろいろ頼むの。

いろいろったって、2人じゃ高が知れてるけどね～。

シャーピン＆青島ビール

水餃子

空心菜炒め

五目あんかけ焼きそば

昼ビールうま〜

こうして大掃除など一切しないまま、年末は過ぎていくのだった。

ひとり忘年会（寂）

昨日は友人Kちゃんと忘年会の予定だったが、朝になってKちゃん発熱のためキャンセルに

　　

Kちゃんに会うのは夏以来だし、ふぉこらーれに来るのもコロナ禍前以来だから、楽しみにしていたのだけど残念。

で、ひとり寂しく忘年会だ。

とは言っても、いつも1人で行ってるお店だから、実際にはそんな寂しくなかったけどね。

のどぐろとか

スペインオムレツとか

コカとか食べました

ふぉこらーれは、ついに来年の早い時期に閉店を予定しているらしい。

それまでにKちゃんと一緒に行けたらいいのだけど。

枯れ葉(３度め)

今日は仕事納めだった。

 

1年どうにか無事に働いた自分を労うため、またまた『枯れ葉』を見に行く。

３度めだけど、正式に公開されてからは初めてなのだ。

気分を変えるため、新宿のシネマカリテで鑑賞。

入口に可愛いワンコパネル

プログラムも可愛い。

先行上映ではプログラム買えないから、どうしても買いに行きたかった。

行ったからには、また見るよね？

 

３度みても、全く眠くもならず見入ってしまう。

毎度幸せな気持ちになるラストシーン。

仕事納めにピッタリの映画である。

 

シネマカリテ新宿の売店には、桔梗信玄餅のアイスクレープが売っていて、これが手に持って食べやすく、頗る美味なのも自分への労いにたいへん効果的であった(カップの信玄餅アイスもあった)

山田太一追悼

山田太一さんの脚本が好きで、この夏から秋にかけて、配信で「男たちの旅路」と「高原へいらっしゃい」を続けて見て懐かしんでいた。　

 

次は「岸辺のアルバム」見ようかな～なんて思っていたところに訃報が。　

 

一番好きな、NHKの「老人３部作」のDVDを見ながら追悼。

これは山田太一さんが笠智衆さんを主役に当てて書いたもの。

笠智衆ファンなら、笠さんをたっぷり見られて満足すること請け合い。

 

３作めの「今朝の秋」は今週金曜の深夜に、NHK総合で再放送するそうだ。　

撮影に使った蓼科の別荘は、小津安二郎と組んで脚本を書いた野田高梧の別荘だ。

近所には小津さんと笠さんの別荘もある。

 

う〜に〜がいた頃、よく蓼科に行っていたから、小津さん達の別荘を探してみればよかったな〜と今になって思う。

牛乳専科もうもう、「今朝の秋」に出てきます。

馬事公苑

引退競走馬杯というのを見に行った。

馬場馬術を見た。

途中から見たので、ルールがよくわからなかった

優勝

準優勝

ウイニングラン

昼は馬事公苑近くのラーメン【IINO】で味噌ラーメン

今夜から本格的に寒くなるらしい。

今までがおかしかったんだよね。

皆さん風邪ひかないようにお過ごし下さい。

祭りの後

先週１日おきに複数の映画を見たら、年寄りの私は、数日後になって疲れがどっと出てしまい、やっとの思いで仕事に行く毎日となった。

昨日は私の激推し『枯れ葉』の公開日で、初日初回に見たい気持ちはあったが、体調イマイチだし、既に２回見ているので、この週末は家で休養することとした。　

『枯れ葉』のレビューを読んで、自分と同じ感想の人がいると嬉しくなる。

もしかしたらカウリスマキ作品の中でも一番好きかも知れないな、と思う。　

特に好きな点は、

・映画に対する愛が詰まってる

・貼ってある映画のポスターが気になってしかたない(笑)

・カラオケ王最高(笑)

・犬、可愛すぎ

・待っているアンサと犬の姿、そしてウインク

・最後に明かされる犬の名前！

・最高のラストシーン、ずっと見ていたい

プログラムを買いたいので、もう一度見に行くことになると思う。

昨日今日家で見た映画

188本目

最後の忠臣蔵(2010)　杉田成道

U-NEXT

毎年12月は忠臣蔵映画を数本見るけど、今年はカウリスマキ祭りのため時間がなくなった。

趣向を変えて新しいのを１本だけ見ることにした。

討ち入り後から始まるストーリー。

昔の忠臣蔵映画にはないパターンで、なかなか面白かった。

役所さんと佐藤さんの安定の演技。桜庭ななみ可愛い。

189本目

無宿(1974) 斉藤耕一

U-NEXT

高倉健と勝新が共演した唯一の映画。

『冒険者たち』をモチーフにしているらしいが、ストーリー何かよくわかんない。

梶芽衣子が美しいのと健さんが渋いのと勝新がやっぱり天才勝新なのがよかった。

家で休養と言いながら、昼に連日寿司を食べに行っている

近所のお気に入り１【やじま】

これは前に撮ったおまかせ握り1600円の写真。　

昨日は撮り忘れた。イカとタコがあった。　

お気に入り２【いこま寿司】

握り1.5人前800円。昨日の半額。

１人前は今どき何と500円なのだ！

冬だけどアキ祭り笑

12/9から渋谷ユーロスペースで『愛すべきアキ・カウリスマキ』という特集が始まった。　　　

「枯れ葉」の公開を記念して、過去作品のほとんどを上映するという、夢のような企画だ。

私は出遅れたファンなので、封切では全く見ていない。

ここ数年で配信やDVDで見られるものは全部見たが、映画館で見られないことや引退してしまったことにはひどく落胆した。

が、昨年シレッと新作撮ったカウリスマキ

そのおかげか？今年の夏には目黒シネマで４本上映し、２本は念願のフィルムで見ることができた。

そして新作公開＆特集上映。

こんなに嬉しいことがあるだろうか

特集は来年まであるが、フィルム上映は9日10日の２日だけ。

昨日は８時間映画館に籠もり、４本のフィルム上映を見た。

①過去のない男(2002)

サインアップ

カウリスマキ作品の中でも特に好きな作品。敗者３部作の２作め。

主演のマルック・ペルトラは「かもめ食堂」でコーヒーを美味しく淹れるおまじないをしていた人。

②街のあかり(2005)　　

敗者３部作の３作め。主演は「枯れ葉」のカラオケ王

一番悲惨な主人公ではあるが、ラストはやっぱり希望が。

③希望のかなた(2017)

「ル・アーヴルの靴磨き」に続く難民３部作の２作め(ちなみに３作めはまだない)。

カラオケ王はやる気のない料理人役で出てる笑　　

④浮き雲(1996)　

敗者３部作の１作め。これもすごく好きで、無人島に１本だけビデオを持って行くならこれにするかも(カウリスマキは「東京物語」にするらしい)。

ラストシーンがとても好きだ。

ここではマルックがアル中の料理人役で出ている。

私がカウリスマキ作品を好きでたまらないのは、見た後にえも言われぬ幸福感に包まれるからだ。

こんなに貧しかったり不運だったりギリギリの生活の人ばかり出てくるのに、どうしてなんだろう。　

それはきっと、社会的弱者や敗者と言われる人に向ける監督の温かな眼差し、それ故に決して悲劇ではない希望ある終わり方をするからだと思っている(他にも挙げ出したらキリがないくらいあるが)。

だから私は精神安定剤のように、カウリスマキ作品を見ている。

フィルム上映で７本を見ることができ、出遅れたファンもようやく追いつくことができた。

引退などと言わず、これからも撮りたいものを撮りたい時に撮ってほしいな。

昨日は記念にフィルムのプレゼントがあったよ

「希望のかなた」

レストラン閉店で最後の乾杯。

「過去のない男」

キノコ狩りのシーン。

犬か入ってるの欲しかったから、当たりで嬉しい😄

　
「街のあかり」

このイケメンの青年が後のカラオケ王に笑

「枯れ葉」のポスター、日本のと犬の位置が違うことを知った。

日本のは右にいるね

何と来年６月にフィンランドツアーが！

世界一犬に優しい映画館「キノライカ」（カウリスマキが経営）で映画を観る、ですって　

行ける人いいな〜

10年

まいすが旅立って、今日で10年。

あの日と違って今日はとても暖かかったから、パンを買って、

まいすと出会った若林公園のベンチで食べた。　

奇跡的な出会いだったよねー。

う〜に〜に見つけてもらうためにベンチで行き倒れていたとしか思えない。

しかし、いったいどこから来たんだろう。

まいすと暮らした日々があったから、ばまちゃんを引き取ることができた。

ばまちゃんの里親になれてとても幸せだったけど、それはまいすのおかげなのだ。

ありがとう、まいちゃん。

いつまでも忘れないよ。

うちに来て半年後のまいす。

最初はもらってくれる人を探していたが見つからず、この頃にうちで飼う決心をした。

あの時飼ってくれる人が見つからなくて本当によかったと思っているが、

まいすにしてみれば当然のことだったよね(笑)

まいすがうちを選んだんだもんね