今日はばまちゃんの月命日。
特別にちゅーるお供え
ばまちゃんとの8年はとても幸せだったのに、
今思い出すのは、最後の1週間の姿ばかりだ。
苦しかったよね。
ごめんね。
日曜日。
普通にいつもの血液検査に行き、
腎臓悪くなってたけど特に治療もなく、
帰宅して昼ごはんのお寿司のマグロを元気におねだりして、
通院のご褒美に分けてもらって、
夜になって食欲がなくなった。
月曜日。
全く食欲がなく、水ばかり異常に飲み続ける。
緊急で病院行って検査したら腎臓の数値が急激に上がってた。
高血糖と膵炎もあり、何を治療すべきかわからない状態。
とりあえず預けて点滴。
この時点で、入院しても回復の見込みは半々と言われた。
火曜日。
入院はさせず点滴に通う。
腎臓の数値ずいぶん下がる。
食欲ないけど、目の前に出すと、たま〜に少しだけ食べた。
水曜日。
朝、尿検査したらケトンが少し検出された。
ケトアシドーシスは最初から疑っていたが、
ケトンが出たのはこの日が初めて。
腎臓の数値は正常に近いくらいに下がる。
急性腎不全ではなく、やはり高血糖が問題とわかる。
この日ばまちゃんは食欲が出て、缶詰やちゅーるかけたドライフードを食べた。
動きがよく、元気もあった。
食べられるようになれば回復の可能性ありと言われていたから、
ここから回復すると思って喜んだ。
だがこの時はもう、糖尿病で最も怖い合併症の
ケトアシドーシスになっていたのだろう。
木曜日〜土曜日
毎日点滴に行くが食欲は全くなく、日に日に衰弱していく。
ひたすら水を飲みトイレに行く。
足が立たなくなってきて、ふらふらしている。
ケトン検出量が増え絶望的な気持ちになった。
何故ならケトアシドーシスは一刻を争うものであり、
入院して24時間静脈点滴でインスリンを入れないと、
助かる見込みがないからだ。
それでも入院させなかったのは、
ばまちゃんにとって入院はよい結果にならないし、
24時間体制の病院ではないので、
結局は細かい薬の調整をしてもらえないだろうと思ったから。
夜中のうちに血糖値が乱高下して死んでしまっても誰も気づかないなら、
入院させる意味はないと考えた。
その選択は間違っていないと思う。
ただ、ケトアシドーシスの恐ろしさを知っていて、
国外からケトンを調べられる尿検査紙まで買って家で検査していたのに、
ケトアシドーシスを発症させてしまった。
そのことがとにかく悔しくて悲しくてしかたがない。
日曜日。
朝、突然にゃんスプーンという、ちゅーる的なオヤツを食べた。
この日は4日ぶりに夕方と夜、茹でた鶏肉も食べた。
しかし夜になって、かなりぐったり衰弱して補助なしでは歩けないような状態。
それでも歩いてトイレに行く。
月曜日。
かなり意識レベルが低下し、水を飲めなくなってきた。
水を飲もうとして顔が水に入ってしまうような状態で、危なくて目が離せない。
病院に行き、明日から自宅点滴することにして一式購入する。
火曜日。
早朝、自分で三春で貰ったカマクラに入っていた。
もうダメかもと思いながらも仕事に行った。
9時57分、ばまちゃん旅立つ。
結局毎日通院して、家では1回も点滴しなかった。
通院も嫌だったろうに。
本当に最後まで、嫌なことばかりしちゃったよね。
最後の辛い1週間を思い返して、ここにまとめてみた。
明日からは、ばまちゃんとの楽しかった日々を思い出してみよう。
またお花をいただいて、華やかになったばまちゃんの周りです