1998年から乗っていた愛車「う~に~号」と、ついにお別れすることとなった。
最後のドライブは、う~に~が若い頃に何度も行った野川公園へ。
しかしよくよく考えてみたら、う~に~が野川公園に頻繁に通っていた時は、まだ今の車ではなかった(笑)。
ま、いいか。細かいことは気にしない。
懐かしい野川公園の駐車場。
梅の木に登る?う~に~ぐるみ。
紅梅と青空とぐるみ(笑)。
最後に来たのはいつだったかなと思い出したら、2010年の2月。
この時も梅林でう~に~の写真を撮ったのだった。
2010年2月のう~にゃん、15歳8ヶ月。
公園の脇にある、存在は知っていたけど入ったことのない「北海道料理コタン」。
ランチをやっていたので入ってみる。
店内は大広間を仕切ってあってこんなふう。
窓の外に広がるのは公園の景色。
一人前に椅子に腰かけるぐるみ。
生う~にゃんと違ってどこでも行けるから便利だ。
鯨焼肉定食をいただく。鯨って噛みきれないイメージだけど噛みきれた(笑)。
本当はう~に~の思い出の場所、もっといろいろ行きたかったけれど、
ばまちゃんがいる今となっては遠出はできないので、これで最後となった。
16年も乗ってるからしかたないこととは言え、う~に~号を手放すのはもちろんとても寂しい。
う~に~との思い出がギュウギュウに詰まった車なのだ。
初代の550CCのジムニーは、私が好きで買った車だけれど乗り心地は悪く、
遠距離旅行には向かないし、う~に~もリラックスできていなかった。
この車に替えてから旅行回数も距離も増え、ついには北海道の礼文島や奥尻島まで行ってしまった。
車を買い替えなければ、旅犬う~に~の存在はきっとなかっただろう。
う~に~は時々、座席の間に身を乗り出してきた。
アームレストにあごを乗せるのが好きだった。
老犬になってからは、車から降りずにここでアイスが出てくるのを待ってたね(笑)。
この車で出かけた旅の思い出は数えきれないほど。
う~に~のことをよく知っている車だけど、もうお別れだね。
長いこと本当にありがとう。
車に貼った礼文島の「ペンションう~に~」のステッカー。
旅先でこれを見つけて、「う~に~ちゃんですよね!」と声をかけてくれた方もいらっしゃった。
う~に~の使っていた物や、出かけたお店、宿などが、どんどんなくなっていく。
それはう~に~の生きた痕跡が消えていくようで寂しいことだけど、形あるものはすべて、
いつかなくなっていくもの。
なくなっても、私の記憶にはいつまでも残り続けると思う。
きっと、ずっと忘れない。
ピカピカの新車だった頃。アウルズウッドで記念写真。
車も人も犬もみんな若い(笑)。