西武の鈴木葉留彦球団本部長(64)が15日、公式戦の勝敗や、
練習に絡んで、チーム内に金銭のやりとりがあったことを認めた。
この日、選手会の3選手から聞き取りを行い、
野手の声出しでは、
4連勝か5連勝した際に声出しした選手に験かつぎと祝儀として、
その他の野手15人から1000円ずつが贈られていたことが判明。
また、投手ではノックをエラーした際に100円から数百円の罰金が科せられ、
それをためておいてオフの投手会などのイベントで使用したという。
一連のやりとりが始まったのは2、3年前から。今後は禁止する。
-日刊スポーツ 3月15日(火)19時8分配信-
≪阪神でも円陣「声出し」やノックで現金やりとり≫
阪神四藤慶一郎球団社長(55)が15日、
兵庫・西宮市内の鳴尾浜球場で取材に応じ、
チーム内で試合前の円陣での「声出し」や
ノックで現金のやりとりがあったことを認めた。
「似たようなことがあったのは否定しない。
ノックで罰金をとっているとか、円陣もあったと思う。
ここ数年じゃないかな。何千円という話です」と説明した。
巨人の選手が、自チームの公式戦の勝敗に絡んで円陣での「声出し」で
現金のやりとりを行っていたのが発覚したばかり。
昨秋、巨人の野球賭博問題にともなう球団内の調査で事実を把握し、
今年1月にはコミッショナー通達があった。
同社長は「倫理の問題が問われている。
賭博行為につながりかねない。賭博の芽になるし、
野球に関する金銭行為は一切やらないと確認している。
今後、あったら許されない」と話した。
-日刊スポーツ新聞社-
巨人の野球賭博に始まる一連の騒動。
賭博行為が良いわけはないことぐらい
選手それぞれ大人なのだし、よく解っていたはず。
それでもまたぞろ出てくるのは
個人の資質のみを問うのではなく、
球団組織全体の問題として改革を進める必要がありそうだ。
しかしそれは、ただ単に「~を禁止する」
を連発するだけでは多分意味を成さないだろう。
野球選手というのは超エリートであり、
子供たちにとっての憧れの存在なのだ。
子供たちだけではなく、野球ファンの大人たちにとっても同様である。
自分はそんな意味で特別な存在であり
特別な環境で仕事しているのだと云う自覚が足りないように思う。
自分にあこがれるファンの立場に立ち、
いちファンの目に映る自分はどんな風だろう?
自分がこんな事を考えながら練習をし、
試合で打席に立っているのだと思っているとことを見透かされたら
どんなだろう?
そういう視点に立ち、心身ともに磨きをかけようとしていたら、
自ずと賭博などに手を染めて良いか判断できるハズ。
そういった観点から考えると、
巨人という球団は、そうではない選手が多かったと言わざるを得ない。
誠に残念である。
北海道出身の私は、日本ハムファイターズを応援してきた身なので
正直なところ、巨人などどうでもよかった。
しかし、西武や阪神の選手間の現金の受け渡しが問題になってくると
少々「ん?」と考えるようになってきた。
そもそも選手間でお金を集め、『ご祝儀』と称して
その中の誰かに渡す行為が発覚し、問題にされたことも、
その行為を問題視する球団にも疑問が残る。
選手間の現金授受がなぜ賭博に繋がると称し、問題視されるのか?
選手の間でなぜ現金を集め、誰かに渡す風習が存在するのか?
このふたつの疑問が賭博事件の問題を拡大させ
話をややこしくさせている。
選手たちが自らお金を集め、自分たちを鼓舞するために使うのなら
そのこと自体にどんな問題があると云うのか?
仲間意識を高め、チームの団結に繋がるのなら
逆に意義のあることとは言えないのか?
まあ、普通の会社に勤めていたのなら
ありえない風習ではあり、常識的にみたらちょっとおかしいかもね。
という感覚と感想を持つのも確かだが。
私がこの件で問題にしたいのは、
球団が直ちにこの行為を禁止し、マスコミに発表したことにある。
やってよい事と悪い事。
その判断は本来大人であり、手本となるべき選手が自分でする事のハズだ。
今回の球団の処置は、
配下の選手たちを子供以下の存在に貶める結果となるだろう。
引退して久しいとはいえ、
薬に手をだした清原選手なども、
誠に残念であり信頼を地に貶める行為として糾弾されるべきだが、
賭博も薬物使用も違法行為であり、
球界全体に蔓延している印象を与えたならその罪は重い。
でも、「是は是、非は非」の姿勢で臨み
きちんとした指導をしてほしい。
そこまで選手の事を子ども扱いするつもりなら、
その子供たちに対し、ちゃんとした指導を怠ってきた球団に
一番の責任があったとは言えないか?
こんなことで選手たちが萎縮し、
夢や憧れを持たせるようなプレーができなくなるのなら
本末転倒のようにも思える。
そういった意味で、球界全体の問題として再認識し、
選手たちの意識改革と各球団の体質改善のための
教育・指導が求められるのかもしれない。
東京に住んでいては、北海道の球団の動静が全く見えてこないことに
一抹の寂しさを感じるオヤジが一句。
ジンギスカン 食べて観戦 またしたい
(ドームのテラスで、ジンギスカンを食べながら野球観戦ができた日もあった)
お粗末。
練習に絡んで、チーム内に金銭のやりとりがあったことを認めた。
この日、選手会の3選手から聞き取りを行い、
野手の声出しでは、
4連勝か5連勝した際に声出しした選手に験かつぎと祝儀として、
その他の野手15人から1000円ずつが贈られていたことが判明。
また、投手ではノックをエラーした際に100円から数百円の罰金が科せられ、
それをためておいてオフの投手会などのイベントで使用したという。
一連のやりとりが始まったのは2、3年前から。今後は禁止する。
-日刊スポーツ 3月15日(火)19時8分配信-
≪阪神でも円陣「声出し」やノックで現金やりとり≫
阪神四藤慶一郎球団社長(55)が15日、
兵庫・西宮市内の鳴尾浜球場で取材に応じ、
チーム内で試合前の円陣での「声出し」や
ノックで現金のやりとりがあったことを認めた。
「似たようなことがあったのは否定しない。
ノックで罰金をとっているとか、円陣もあったと思う。
ここ数年じゃないかな。何千円という話です」と説明した。
巨人の選手が、自チームの公式戦の勝敗に絡んで円陣での「声出し」で
現金のやりとりを行っていたのが発覚したばかり。
昨秋、巨人の野球賭博問題にともなう球団内の調査で事実を把握し、
今年1月にはコミッショナー通達があった。
同社長は「倫理の問題が問われている。
賭博行為につながりかねない。賭博の芽になるし、
野球に関する金銭行為は一切やらないと確認している。
今後、あったら許されない」と話した。
-日刊スポーツ新聞社-
巨人の野球賭博に始まる一連の騒動。
賭博行為が良いわけはないことぐらい
選手それぞれ大人なのだし、よく解っていたはず。
それでもまたぞろ出てくるのは
個人の資質のみを問うのではなく、
球団組織全体の問題として改革を進める必要がありそうだ。
しかしそれは、ただ単に「~を禁止する」
を連発するだけでは多分意味を成さないだろう。
野球選手というのは超エリートであり、
子供たちにとっての憧れの存在なのだ。
子供たちだけではなく、野球ファンの大人たちにとっても同様である。
自分はそんな意味で特別な存在であり
特別な環境で仕事しているのだと云う自覚が足りないように思う。
自分にあこがれるファンの立場に立ち、
いちファンの目に映る自分はどんな風だろう?
自分がこんな事を考えながら練習をし、
試合で打席に立っているのだと思っているとことを見透かされたら
どんなだろう?
そういう視点に立ち、心身ともに磨きをかけようとしていたら、
自ずと賭博などに手を染めて良いか判断できるハズ。
そういった観点から考えると、
巨人という球団は、そうではない選手が多かったと言わざるを得ない。
誠に残念である。
北海道出身の私は、日本ハムファイターズを応援してきた身なので
正直なところ、巨人などどうでもよかった。
しかし、西武や阪神の選手間の現金の受け渡しが問題になってくると
少々「ん?」と考えるようになってきた。
そもそも選手間でお金を集め、『ご祝儀』と称して
その中の誰かに渡す行為が発覚し、問題にされたことも、
その行為を問題視する球団にも疑問が残る。
選手間の現金授受がなぜ賭博に繋がると称し、問題視されるのか?
選手の間でなぜ現金を集め、誰かに渡す風習が存在するのか?
このふたつの疑問が賭博事件の問題を拡大させ
話をややこしくさせている。
選手たちが自らお金を集め、自分たちを鼓舞するために使うのなら
そのこと自体にどんな問題があると云うのか?
仲間意識を高め、チームの団結に繋がるのなら
逆に意義のあることとは言えないのか?
まあ、普通の会社に勤めていたのなら
ありえない風習ではあり、常識的にみたらちょっとおかしいかもね。
という感覚と感想を持つのも確かだが。
私がこの件で問題にしたいのは、
球団が直ちにこの行為を禁止し、マスコミに発表したことにある。
やってよい事と悪い事。
その判断は本来大人であり、手本となるべき選手が自分でする事のハズだ。
今回の球団の処置は、
配下の選手たちを子供以下の存在に貶める結果となるだろう。
引退して久しいとはいえ、
薬に手をだした清原選手なども、
誠に残念であり信頼を地に貶める行為として糾弾されるべきだが、
賭博も薬物使用も違法行為であり、
球界全体に蔓延している印象を与えたならその罪は重い。
でも、「是は是、非は非」の姿勢で臨み
きちんとした指導をしてほしい。
そこまで選手の事を子ども扱いするつもりなら、
その子供たちに対し、ちゃんとした指導を怠ってきた球団に
一番の責任があったとは言えないか?
こんなことで選手たちが萎縮し、
夢や憧れを持たせるようなプレーができなくなるのなら
本末転倒のようにも思える。
そういった意味で、球界全体の問題として再認識し、
選手たちの意識改革と各球団の体質改善のための
教育・指導が求められるのかもしれない。
東京に住んでいては、北海道の球団の動静が全く見えてこないことに
一抹の寂しさを感じるオヤジが一句。
ジンギスカン 食べて観戦 またしたい
(ドームのテラスで、ジンギスカンを食べながら野球観戦ができた日もあった)
お粗末。