夜の翼

オーディオ、音楽、車、ケータイなど好きなことを気ままに綴るブログです。

mineoプラン変更からのメーラー乗り換え

2023-01-23 04:44:44 | 通信

HISモバイルからmineoのDプランにしたものの速度が1Mbpsしか出ず、どうしようもなかったのでドコモ回線には見切りをつけて、mineoのままDプランからAプランに変更することにした。

変更手数料がかかるがやむを得ない。こんなことなら最初からAプランにしておけばよかったか。

 

プランの変更自体はmineoのマイページからサクッとできたが、プラン変更の申込み完了のメールが来ない。

メールが来ないので受付番号が分からないから、ちゃんと手続きが進んでいるのかどうかがはっきりしない。

mineoはMVNOでありながら、オペレーター対応の電話サポートがあるので電話して聞いてみた。

すると契約後はmineoからの通知はmineoから付与されたメールアドレス宛てに送られるとのこと。

そうか、mineoからメールアドレスがもらえたのは分かっていたが、使う予定がなかったのでメールの設定をしていなかった。

プラン変更の手続きは受け付けられており、Aプラン用のSIMは既に発送済みとのこと。

 

数日後には無事普通郵便でSIMが届いたので、早速LTEルーターのSIMをドコモ回線のSIMから差し替えた。

速度を測ってみると、速度は15Mbpsから20Mbps程度出ている。

ADSL並みの速度が出たので一安心。

Echo Showやスマホだけでなくパソコンでもなんとかなる速度を確保することができた。

ドコモ回線の電波状態がかなり悪かったようだ。

 

回線の方はなんとかなったのだが、mineoの通知を受け取るためにメールの設定をしないといけない。

愛用のメーラーShurikenにmineoのメールを設定しようとしたが、これがうまくいかない。

ShurikenのSSLの設定項目に問題があるようだ。

そういえばShurikenのサポートが間もなく切れるので、この際先延ばしにしていたメーラーの乗り換えをしてしまおう。

 

ここはやはりThunderbirdかなということで、取り急ぎインストールをして設定を始めた。

mineoのメールアドレスの設定は一発でうまくいったが、メインで使っているぷららのメールアドレスの設定がうまくいかない。

ぷららのサポートページに書いてあるとおり設定してるのだが、エラーが出て受信ができない状態だ。

ぷらら会員になってからかなり時間がたっているが、その間にぷららのメールの仕様が2回ほど変更になっており、当然最新の仕様でメールの設定のマニュアルができている。

メールの仕様変更の切り替え手続きは行っていたものの、メーラーの設定の方は変更しなくとも使えていたので、そのままになっていた。

それで今まで長いこと気づかなかったのだが、ぷらら側のメールの設定がSSLを使用しないになったままだったことが、Thunderbirdでメールが使えない原因だった。

ぷららのメールの設定画面からSSLを使用するに変更をすると、あっさりとThunderbirdでぷららのメールが使えるようになった。

Shurikenの時のように受信に時間がかかるということもなく、受信動作もすぐに終わるようになった。

 

メールの送受信ができるようになったところで、Thunderbirdの設定をカスタマイズ。

メールアカウントの並べ替えがデフォルトでできず、アドオンを使わないと任意の並べ替えができないのには少々驚いたが、メールフォルダーとアドレス帳の移行も少々手間はかかったものの、特に問題なく終えることができた。

見た目もShurikenと同じく、一般的な3ペインなのであまり違和感はない。

Shurikenから移行したメールの一部で件名が文字化けした上に送信日時がThunderbirdにメールを移行した日付になってしまっていて、うまく並べ替えができないという状態になっている以外はトラブルはない。

 

15年ぶりぐらいのメーラー乗り換え。

無料ではあるがメジャーなソフトなのでこれが使えなくなるということは考えにくいが、今更Windows標準のメーラーにするのも今ひとつなので、Thunderbirdにお布施でもしておいたほうがいいのだろうか。

 


ぷらら光新規受付終了&Shuriken終了

2022-06-26 18:20:36 | 通信

ぷららがドコモの子会社であることは知っていた。

7月からOCNが法人向けに特化して、個人向けの業務をNTTレゾナントが継承するのも知っていた。

そうしたら、ぷらら光が新規受付終了ですと。

NTT関連会社の再編がこんなところまで影響するとは。

親会社であるドコモがドコモ光というNTTコラボ光をやっているのだから、子会社であるぷららが同じ事業をやらなくてもいいでしょうってことですね。

インターネットプロバイダーとして始まったぷららも今やぷららTVなどコンテンツ配信が中心となりつつあり、今後はさらにそれが加速するのだろう。

とりあえず既存ユーザーはぷらら光を継続して利用できるようだが、提供されるサービスは今後縮小する可能性はある。

携帯電話は乗り換えが非常に簡単になったが、光回線はこれまでと変わらず縛りありのものが多い。

特に高額キャッシュバックを売りにしているところはその傾向が強い。

スマホも光回線とのセット割引をしているところが多いが、スマホの契約がようやく身軽になったのに、

光回線とセットにして光の契約の方に縛られるのでは元も子もない。

光回線単独で価格もリーズナブル、自分が必要とするサービスが充実しているということで、

ぷらら光を継続して使っていくつもりだったが、いきなり先行きが不透明になってしまった。

 

そこでちょっと光の比較をしておこう。

 

現状【ぷらら光】

①料金:5280円

②割引:なし

③契約縛り:なし

④IPoE:利用可(無料)

⑤IP電話:050・ぷららフォン for フレッツ(基本料金・着信番号表示とも無料)

     0ABJ・ぷらら光電話(料金、オプション等はNTTひかり電話とほぼ同じ)

⑥メールアドレス:1つ基本料金に含む。

         フリーチケットにより追加メールアドレス6つまで無料

 

こうしてみると、自分にとってぷらら光って適した光回線だなと改めて思う。

一部にはスピードが遅いとか、ぶつぶつ通信が途切れるという話もあるが、

回線が遅いのはまだIPoEを利用していないからで、ぶつぶつ通信が途切れるのはOCNバーチャルコネクトとルーターとの相性の可能性が高く、

これには対策したので自分としては問題にはならない。

あと050IP電話が追加料金なしで利用できるのと、メールサービスが充実しているところがいいところ。

既存ユーザーは、いつまでこの条件で使い続けることが出来るのだろうか。

 

候補1【ドコモ光(ぷらら)】

①料金:5720円

②割引:ドコモ光セット割(ドコモスマホ料金550円または1100円割引)

    2年更新時にdポイント3000ポイント付与(125ポイント/月)

    毎月の料金にdポイント1%付与(50ポイント/月)

③契約縛り:2年ごとの定期契約(中途解約金14300円・解約月3か月間あり)

④IPoE:利用可・無料

⑤IP電話:050・なし

     0ABJ・ドコモ光電話(NTTひかり電話と同じ)

⑥メールアドレス:1つ基本料金に含む。

         フリーチケットにより追加メールアドレス6つまで無料

 

これはドコモ光が出来た当初からあるプランで、ドコモ光のプロバイダーがぷららという感じ。

サービス内容はほぼぷららなのだが、ドコモ光セット割を前提としているため料金設定がそもそも高い。

今やドコモ光セット割の対象となるようなドコモのプランを契約する予定は全くない。

2年縛りの契約になる上、更新時の特典も割高な料金を補うほどではない。

IPoEは無料で利用できるが、050IP電話が利用できないのが痛い。

メールアドレスは変えたくないが、固定電話は利用したいところなので、料金的には光回線の料金アップ分がぷらら光で払っている料金に上乗せになる。

 

候補2【OCN光】

①料金:5610円

②割引:OCNモバイルONEセット割(OCNモバイルスマホ料金220円割引)

③契約縛り:2年ごとの定期契約(中途解約金11000円・解約月2か月間あり)

④IPoE:利用可・無料

⑤IP電話:050・OCNドットフォン300

     (月額330円・350円分の無料通話付き・着信番号表示無料)

     0ABJ・OCN光電話(NTTひかり電話と同じ)

⑥メールアドレス:OCNメール(1つ基本料金に含む。※OCNモバイルONEでも利用可)

         追加はファミリーメール(1個目275円・2~29個目110円)

 

料金的にはドコモ光よりは若干安いが、2年縛りがあるのは同じ。

携帯電話のセット割が用意されているので、OCN光にするなら携帯電話もOCNモバイルONEにしてしまった方がいいだろう。

050IP電話は利用できるのだが、OCNドットフォンは現在無料通話分のついた有料プランしか用意されていない。

月350円分も固定電話で通話しないな。

メールアドレスは当然変わるが、メールアドレス2つめからは有料。

OCNメールはOCNモバイルONEにも無料で1アドレスついてくるので、夫婦で使い分けをするようになるだろう。

まあ、メールアドレス変更にはかみさんの強力な抵抗が予想されるから、この内容であればメールアドレスを変更してまで回線を乗り換える魅力には乏しい。

 

候補3【ソフトバンク光】

①料金:5720円+セットオプション料550円

②割引:ワイモバイルおうち割(スマホ料金1188円割引)

③契約縛り:2年ごとの定期契約(中途解約金10450円・解約月1か月間あり)

④IPoE:利用可・セットオプション料に含まれる

⑤IP電話:050・BBフォン(セットオプション料に含まれる)

            (着信番号表示有料・月額440円)

     0ABJ・ホワイト光電話または光電話(N)(NTTひかり電話と同じ)

⑥メールアドレス:YahooBBメール(YahooBB基本サービスとして月額330円)

 

一応参考までにソフトバンク光も調べてみた。

料金はドコモ光と同じだが、ワイモバイルおうち割でスマホの割引額が大きい。

しかし、ライトユーザーの自分は月3GBあれば十分なのでシンプルSにしているが、

ソフトバンク回線で3GBならLINEMOのミニプランにすればいいやんということになる。

15GBのシンプルMの場合は、ワイモバイルおうち割適用後は1990円で15GBになるのでこれならまあありかもしれない。

当然のように2年の定期契約が前提。ドコモ光、OCN光と比較すると、解約月が長いほど中途解約金も高くなるようだ。

解約月が2年間で1か月だけというのは今やちょっと短いような気がする。

さて、ここからがソフトバンクの本領発揮。

まず、IPoEを利用するには有料のセットオプションに加入しなければならない。

IP電話BBフォン利用もセットになっているのでそれほど割高ではないよう見えるが、なんと着信番号表示有が有料。しかもひかり電話と同額。

IPoEとIP電話を利用したい自分にとっては全く向いていない。

さらにメールアドレスはYahoBBメールでこれまた有料。

IPoEもIP電話も不要で、ワイモバイルでシンプルM、メールアドレスはワイモバイルのメール(無料で2つ利用できる)を使うという人なら、

まあなんとかという感じかな。

まあ、とにかく自分としてはソフトバンク光という選択肢だけはないというのを確認できた。

 

こうしてみると、現状のサービスが提供される限りぷらら光を継続するのが、自分にとっては最適のようだ。

将来的にぷらら光のサービス提供条件が変わった場合は、ドコモ光との比較になるだろうか。

 

これとは別に、長年愛用してきたメールソフトShurikenが個人向けの販売を今年2月に既に終了していたことが判明。

サポートも来年2月には終了する。

こっちもか。

何とはなしに使い始めたShurikenだが、もう15年以上は使っているだろうか。

WindowsをバージョンアップするまではShuriken2018を使おうと思うが、問題はその後だ。

複数のメールアドレスを使い分けているし、既にMS Officeを購入していないのでOutlookというのも今更感がある。

となると、Thunderbirdにするしかないのかな。

最も使用頻度の高いソフトウエアだけに使い勝手がいい方がいいのだが、選択肢がなさ過ぎる。

 

何にしろ永久に使用が保証されているものなどないのだからこういう事態は十分想定されるのだが、

今や完全にインフラと化したインターネットの重要な要素、通信回線とメールソフトの終わりが同時に見えてくるとなると、結構不安な気持ちになる。

乗り換えればそれで済む話ではあるが、使用期間が長ければ長いほど、乗り換えの手間と心理的な負担感は重いものがあると感じた2022年の初夏。


AGEphoneとZoiper~ぷらら光電話の同時着信再挑戦その2

2021-12-12 04:44:44 | 通信
ぷららv6エクスプレス×ぷららひかり電話×ぷららフォンでの最終的な接続構成を考えてみた。

① HGW+WR1200HS4
ホームゲートウェイとぷららv6エクスプレス用ルーターの組み合わせという最小構成。
電話用のスマホはWR1200HS4に接続する。
これでも特に問題はないが、ネットフリマで買ったWG1200HSの使い途がなくなる。

② HGW+WR1200HS4+V110
①の構成にIP電話対応ルーターWeb Caster V110を加えた構成。
固定電話機はV110につなぐ。
この構成はあまりメリットがない。固定電話機でぷららフォンを受信できないからだ。
固定電話機からの発信はぷらら光電話がメインにしたいが、この構成だと自動的にぷららフォンからの発信になってしまう。
フリーダイヤルなどぷららフォン非対応の電話番号はぷらら光電話に自動的に切り替えてくれるので問題ないといえば問題ないのだが、
接続機器が1台増えるだけでできることは変わっていない。

③ HGW+WR1200HS4+V110+WR1200HS
ぷらら光電話について、固定電話機とスマホの同時着信を狙ってV110にWi-Fiルーターを追加して、
スマホをV110経由接続にしてみたが、ぷらら光電話の同時着信にはならなかった。
ちなみにこの状態で、ぷららフォンへ電話すると、固定電話機、スマホとも鳴動しないという謎現象が発生。
発信側はコールせず、無音になる。

完全に WR1200HSが無駄になってしまったな。
と思ったが待てよ、固定電話機とスマホの同時着信になったのって、Wi-FiルーターをブリッジモードでHGWに接続した時だったということを思い出した。
余っているHGWのLANポートにWR1200HSをブリッジモードで接続し、スマホをWR1200HSに接続させると、
WR1200HS、スマホともIPアドレスは192.168.1.xになり、HGWと同じセグメントなる。
これでどうかと思ったが、WR1200HS経由でインターネットに接続されない。
この構成だとV110ですでにPPPoE接続をしているので、HGW側でPPPoE接続をすることができない(ぷららのIDが1つしかない)。
ぷららフォン開通時に、HGWでPPPoE接続ができるようにしてもらったのにな。

これを解消するには、現状で接続してもあまりメリットがないV110を使わなければいい。
HGWからV110を外し、固定電話機はHGWへつなぎ直す。

この状態でHGWのPPPoE接続をONにすると、WR1200HS経由でインターネットに接続できるようになった。
さて、これでどうだろう。
ぷらら光電話に電話をかけると、固定電話機とスマホに同時に着信するようになった。
スマホのソフトフォンはAGEphoneである。
Zoiperではどうかと思い試してみたが、Zoiperでは固定電話機にしか着信しなかった。
ぷらら光電話は「スマホ de ひかり電話」公認のAGEphoneで使うのがいいようだ。

色々試しすぎて、同時着信したのは幻だったかと思い始めていたが、
やはりぷらら光電話を使用するスマホを固定電話機が接続されているHGWと同じIPアドレスのセグメントにすればよかったのだ。
ぷららフォンの方の着信は、スマホでぷららフォンを使おうとすれば、自ずとスマホのみの着信になってしまうので、この接続構成で問題はない。
固定電話機での発信もぷらら光電話からになる。
問題があるとすれば、Wi-Fiルーターを近くで2台使うことの混信だ。
同じAterm同士でオートチャンネルセレクトの機能があるから問題は発生しないと思うが、一応WR1200HSのほうの出力を弱くすることにした。
電話用のスマホ専用となったWR1200HSとスマホは隣の部屋同士だが、5mほどの距離しかないので、WR1200HSの出力を50%にしても受信に問題はない。

これで当初から目指していたぷらら光電話の固定電話とスマホの同時着信ができて、購入したWR1200HSも無駄にならなかった。
V110はぷらら光電話をやめて、ぷららフォン一本になったときには必要になるので、それまで待機。
V110用の無線LANカードは…V110のセット品としてとっておこう。

V110を箱にしまう前に、ぷららフォンだけになったときの状態を確認しておく。
HGWをUNI出し、ONU化したうえで、
HGW(ONU)→V110→WR1200HS→スマホ
と直列に接続する。
WR1200HSはもちろんブリッジモードで接続して、V110とスマホを同じIPアドレスセグメントにする。
V110からはPPPoE接続を行う。
この状態だと、Zoiperの場合、固定電話機にもスマホも着信しないという現象が発生する。
AGEphoneの場合はというと、スマホだけに着信する。
固定電話機用の電話番号は固定に着信させたいので、スマホにはソフトフォンを常駐させず、
発信時のみ起動するような運用にせざるを得ない。
うっかりスマホのソフトフォンを起動したままにすると、
固定電話機にもスマホにも着信できなくなるので、ソフトフォンはAGEphoneを使わざるを得ない。

そうなるとV110にはWi-Fiルーターを接続せず固定電話機のみを接続し、
スマホはぷららv6エクスプレス用のWR1200HS4の方に接続すれば足りる。
発信時のみ起動という運用しなければならないのは変わりないので、スマホのバッテリーの持ちがいい、Zoiperでの運用になるかな。


ソフトフォンについては、ひかり電話用には接続認証がとれているAGEphoneを使うのがいいが、
スマホに常時着信させようと思うとバッテリーの持ちが悪いのが難点。
表示が英語になってしまうが、Zoiperはバッテリーの持ちがよく、ぷららフォンのような050IP電話用にはいい感じである。

AGEphoneとZoiper~ぷらら光電話の同時着信再挑戦その1

2021-12-11 04:44:44 | 通信
さて、色々試した結果、固定電話機はぷらら光電話専用のままにして、ぷららフォン for フレッツのほうはスマホで受ける「スマホ de ぷららフォン」の運用を始めたが、
AGEphoneでの接続状況を確認すると、いつの間にかダイヤルできない状態になっている。
もう一度登録し直せは元通りになるのだが、これではスマホでしか使えないぷららフォンの待ち受けにならない。
対策を調べて、レジスター間隔をデフォルトの3600秒から600秒にしたが効果なし。
電源管理の項目が「何もしない」になっていたので「スリープ時動作維持」に変更したら、接続が維持されるようになったものの、
12時間でバッテリーが40%も減ってしまう状態になってしまった。
AHGEphoneの電源管理の項目を変更すると、バッテリー消耗が早くなるとは聞いていたが、予想以上の消耗具合である。

電池消耗対策として、スマホのバッテリーセイバーをONにしてみたが効果なし。
このままでは手の打ちようがないので、別のソフトフォンを試してみることにした。
英語版しかないがZoiperというソフトフォンがいいようなのでインストールして試してみる。
ぷららフォンの場合のインストールマニュアルなどないので、ネットで先人たちの情報をあつめて何とか使えるようになった。
Zoiperの設定項目とぷららからの通知された項目名との対応が分かりにくかったが、整理すると次にようになる。

ZoiPer IAX and SIP Softphone 2.17.8

SIP Account
Account name:任意(SIPドメイン名のipphone.plala.or.jpにしておいた)
Auhtentication
 Host:SIPドメイン名(ipphone.plala.or.jp)
 Username:電話番号 (050xxxxxxxx)
 Password:SIP-PASSWORD(16桁の英数字)
Optional
 Authentication User:SIP ID(14桁の英数字)
 Outbound proxy:SIPサーバ名(p50xxxx.ipphone.plala.or.jp)

ほかの項目はデフォルトのままでいいようだが、次の項目は変更した。
Audio Codec Settings:uLawのみチェック
Features
 DTMF style:RFC-2833→Inband
最初の初期設定の画面で設定せず、初期設定画面が終わってから「Setting」で入力をした方がいいようだ。

AGEphoneと同じようにぷらら光電話とぷららフォンの両方のアカウントを登録しようと思ったが、無料版では複数のアカウント登録ができない。
鍵マークがついてる項目をタップすると「Upgrade to Combo Pack」という表示が出て、有料版へのアップグレードを促される。
複数アカウント利用や高音質音声コーディックの利用、プッシュ受信などあればいいなと思う機能は全て有料版でないと利用できないようだ。
有料版は買取ではなく、サブスク利用で年1190円、月120円だった。
どうしてもZoiperの有料版の利用が必要になったら購入することになるだろうが、とりあえず無料版のままでお試し続行である。

アカウントが1つしか登録できないのでZoiperの方にぷららフォンを、AGEphoneの方にぷらら光電話を登録した。
この2つのソフトフォン、同時起動が可能で両方で待ち受けができる。
ぷらら光電話の方は基本的に発信専用となるので、常時接続していなくともよいので、AGEphoneの設定を
 スマホ起動時:OFF
 BG時:OFF
 電源管理:何もしない
にしておいた。

この状態で、スマホの電池消耗とZoiperの接続状況、AGEphoneでちゃんと待ち受け状態を維持しているかを確認した。
電池の消耗はAGEphoneよりは抑えられるようで、まあなんとか数日はもってくれそうな感じ。
待ち受け状況については、「Warnings」という項目の中で、電池の消耗具合を「High Battery Use」という項目で、
待ち受け状況を「Unreliable Incoming Calls」という項目で統計を取ってくれる。

「Unreliable Incoming Calls」を確認すると、受信ができない状態になっている時間がかなりある。
親切なことにその解決方法も示されており、
 Possible solutions
  Use PUSH notification proxy(Recommended)→ Try COMBO PACK
おっと、ここでも有料版へのお誘いが。

その他に
  Switch to constant wakelock
という解決方法も示されており、「Connectivity」という項目で、「Run In Background」にチェックを入れたうえで、
「Backgroud Mode」を「Use Constant Wake Lock」にしておけばいいらしい。

この項目を変更したら、受信不可の時間がなくなり、常時待ち受け状態になった。

AGEphoneの方も電源管理の設定を変更したので、電池の消耗が抑えられている。

この状態でも2日以上は電池が持つようになった。
これなら1日くらいスマホの充電を忘れても大丈夫なので、電話の待ち受け用になる。

AGEphone×ぷらら光電話(発信専用)+Zoiper×ぷららフォンの併用でなんとかなりそうな状態となったので、最終的な接続構成を考えてみる。

ぷららフォンのその後3~HGWのUNI出しを試してみる~

2021-12-06 04:44:44 | 通信
そうすると、ぷららフォンを固定電話機で使おうとしていたからIP電話ルーターV110が必要なんであって、
ぷららフォンを固定電話機で使わず、現状ではほとんど使う予定のない固定電話機からのぷららフォンの発信をあきらめればV110はいらないってことかい?
そのとおり。
「スマホdeひかり電話」を前提とせず、固定電話機でぷらら光電話とぷららフォンを使う方法のみ示されていたが、
スマホがあれば、ぷらら光電話もぷららフォンも固定電話機は必須ではないである。
V110を使わない接続はこのようになる。

基本的には今までの接続のままで、スマホにAGEphone入れただけ。
念のため、V110を使わないでこの接続にしみると、このような発着信状況となる。

現時点でぷららフォンに電話がかかってくることはないが、スマホでしかぷららフォンは受けられないので、スマホはぷららフォンの待ち受けにしておく。
スマホからぷらら光電話で電話をしたいときにプロファイルをぷらら光電話に切り替えればOK。
これでルーターを3台並べておく必要はなくなった。

V110用の無線LANカードFT-STC-Va/gはともかく、V110のWi-Fiルーター化のために入手したもう1台のWi-FiルーターWR1200HSの扱いはこれから考えるとして、
V110は無駄になってしまうのか。
いえ、引っ越しをして固定電話をぷらら光電話からぷららフォンに切り替えたときは、こいつが必要になるのでそれまでとっておく必要がある。

ぷらら光電話を解約してぷららフォンのみになったときの接続構成を考えるにあたって重要な点は、
ぷらら光電話を解約するとHGWはルーターとして使えなくなってしまうということ。
NTTからの遠隔操作でルーター部分を使えなくしてしまうことができるそうだ。
ひかり電話を契約せずフレッツ光だけを契約する場合、レンタルされるのはルーター機能を停止されたHGWか、単なるONUになるかははっきりしないが、
いずれにせよルーターを自分で用意する必要がある。

その前提で、ぷらら光電話を解約してぷららフォンのみになったときの接続構成は2通り考えられる。
1つは、ぷららv6エクスプレス対応ルーターWG1200HS4の下にIP電話対応ルーターV110つなげる方法。


もう1つは、ONUにハブをつなぎ、ハブにWG1200HS4とV110の両方をつなげる方法。

IP電話対応ルーターV110があるので固定電話機では当然使えるが、スマホの方はどうか気になる。
HGWに音声端末として登録された状態でぷららフォンがスマホで使える状態となっているが、HGWではなくONUの場合はスマホの登録先がなくなってしまうからだ。

実は、ぷらら電話を解約しなくともその環境を試してみることが可能だ。
HGWのONU部分とルーター部分は、UNIポートという接点で短いLANケーブルがつながっているだけ。
UNIポートはカバーで隠れていて見えないようになっている。
この短いLANケーブルを外すと、HGWがONU化した状態となる(通称「UNI出し」と呼ばれてるようだ)。
V110を箱にしまい込む前に、ぷらら光電話を解約した状態を試してみる。

HGWのUNIポートカバーを外すと、本当に短い緑色のLANケーブルが見える。
短すぎて外すのが大変だが、LANケーブルを外すとUNIポートが見えるので、そこにWG1200HS4をつなぐ。
WG1200HS4に直列でV110、固定電話機を接続する。
ネットの接続状況は問題なくIPv4、IPv6ともIPoE接続で接続できている。
V110のVoIPランプは点灯しており、固定電話でのぷららフォンの発着信は問題ない。
スマホの方だが、ちゃんと「ダイヤルできます」と表示され、発信は可能。
この状態でぷららフォンの電話番号に電話をかけると、スマホだけが鳴る。
スマホはWG1200HS4につながっているので、固定電話がつながっているV110より上流のルーターに接続されているスマホの方に着信があるようだ。
固定電話用の番号なのに、固定電話機に着信しないのはちょっと困る。

それでは、ハブを使った並列接続を試してみる。
ハブはちょうどAV機器の有線接続用に買っておいたものがあるので、それが使える。
V110を上流にルーターがない状態でONUにつなげるのは初めてだが、もちろんちゃんと作動する。
ネットへの接続も一応確認したが、V110に接続された固定電話機の発着信も問題ない。
スマホの方だが、ぷららフォンの発信が可能なのを確認したのちにぷららフォンへ電話してみる。
今度は固定電話機だけが鳴った。
V110の方はPPPoE接続でぷららにつながっているので、V110の方に優先して着信するとも考えられるが、はっきりしたことは分からない。
ただ、この方法ならぷららフォンの着信が固定電話機にできるので、ぷららフォンのみになったときは、この接続方法にすることになるだろう。

いろいろ試したが、落ち着くところに落ち着いたという感じである。
実際に使えるかどうかわからなかったので、とりあえず中古品で対応してよかった面はある。
ぷらら光契約者で、ぷらら光電話を契約しておらず固定電話番号がない方は、スマホで無料のぷららフォンが使えるので、おすすめです。