PCオーディオらしいものを始めてから、プレーヤーソフトはWaveFilePlayerばかり使用してきたのですっかり忘れていましたが、foobar2000もインストールしてあったのです。
BabyfaceがASIOに対応しているので、ASIO対応のプレーヤーソフトであるfoobar2000を再び試してみたのですが、
その時はとにかく音が硬く、とても常用する気にならなかったので、それ以来ずっとWaveFilePlayerを使ってきました。
ハイレゾ音源再生にはAudioGateを使っていたのですが、foobar2000でハイレゾ再生(PCMのみ)できることを思い出し、久々にfoobar2000を使ってみました。
もちろんASIOドライバーで再生します。
試聴する曲はヨハン・シュトラウスII世の「皇帝円舞曲」です。
聴き始めてすぐに曲のバックにジーというハムのような音がすることに気付きました。
この曲以外でも同様で、試しに44.1kHzのファイルも再生しましたが、結果は同じ。
以前e-onkyoで購入した192kHzのハイレゾ音源では感じないので、この音源の問題のようです。
肝心のハイレゾの印象ですが、前回とあまり変わらず。
解像度が高く、明瞭ですが、これを聴いたら44.1kHzには戻れないというほどではない、という印象。
クラッシックは普段あまり聴かないので、ハイレゾ以外で聴きなれている曲を聴いてみたところ、foobar2000の印象が一変。
とかく音が明瞭でクリーン。あれほど気になっていた音の硬さがほとんど気にならないのです。
聴感上のS/N比が非常によく、フロアノイズがぐっと低くなった感じです。
WaveFilePlayerでは聞こえてこなかった細かい音も拾えているようです。
この変化の原因を考えてみると、やはりBusPower-Proを導入したことでしょうか。
あの音の硬さの原因は、パスパワー電源由来のノイズだったようです。
foobar2000の音の傾向としてハイ上がりの印象がありましたが、
BusPower-Pro効果によりBabyfaceの低音に厚みが増しているので、
それと相殺されてかなりバランスが取れた感じです。
ただ、音圧は明らかに高くなり、空間表現という点では妙に耳の近くで楽器がなっている感じで、
楽器の遠近感が乏しくなったような気がします。
ここで、プレーヤーソフトをLilithに変更。こちらもASIO対応です。
やはり音の印象は同じ傾向でした。
Lilithの場合、音の輪郭をあまり立てないので聴きやすかったものの、
音の曇りというか、もあっとした感じが気になっていたのが、
その音の曇りはさっぱりなくなり、音の透明度が格段に違います。
ただ、ウォーム系の音づくりをしているのは間違いないようで、
foobar2000に比べるとボーカルものが艶やかでいい感じです。
foobar2000ほどは音のコントラストを上げていないようです。
ASIOの効果を邪魔していたのは電源由来のノイズだったようですね。
さて、ここでMyリファレンスのWaveFilePlayerExperimentalとの比較です。
ASIO対応の2つのソフトと比較してしまうと、音の透明度がわずかに劣ります。
ごく薄いベールをかけたような印象です。
ただ不思議なのは楽器が耳の近くでなっている印象はなく、
むしろ空間表現はこちらのほうがいいかなという感じなのです。
BusPower-Pro導入により、ようやくASIOの効果を感じることができました。
foobar2000については、現在の自分の再生環境だと音の出方のバランスがとれたのでモニター用のプレーヤーソフトになりそうです。
ただ、リスニング用としてはWaveFilePlayerでしょうか。
少々音の透明度は劣りますが、音楽を聴いていて気持ちがいいのはWaveFilePlayerの方です。
音のコントラストが過剰に高くなく、長時間聴いていられるのはこちらですね。
foobar2000だと、音がはっきりしすぎて、少々聴き疲れをする感じがあります。
とにかく音の解像度、透明度が高い方が好みの方は、間違いなくASIO再生のfoobar2000を選ばれると思いますが。
WaveFilePlayerにもWASAPIの排他モード専用バージョンを作る予定もあるようなので、
期待しているのですが、どうもしばらく先のことになりそうです。
BabyfaceがASIOに対応しているので、ASIO対応のプレーヤーソフトであるfoobar2000を再び試してみたのですが、
その時はとにかく音が硬く、とても常用する気にならなかったので、それ以来ずっとWaveFilePlayerを使ってきました。
ハイレゾ音源再生にはAudioGateを使っていたのですが、foobar2000でハイレゾ再生(PCMのみ)できることを思い出し、久々にfoobar2000を使ってみました。
もちろんASIOドライバーで再生します。
試聴する曲はヨハン・シュトラウスII世の「皇帝円舞曲」です。
聴き始めてすぐに曲のバックにジーというハムのような音がすることに気付きました。
この曲以外でも同様で、試しに44.1kHzのファイルも再生しましたが、結果は同じ。
以前e-onkyoで購入した192kHzのハイレゾ音源では感じないので、この音源の問題のようです。
肝心のハイレゾの印象ですが、前回とあまり変わらず。
解像度が高く、明瞭ですが、これを聴いたら44.1kHzには戻れないというほどではない、という印象。
クラッシックは普段あまり聴かないので、ハイレゾ以外で聴きなれている曲を聴いてみたところ、foobar2000の印象が一変。
とかく音が明瞭でクリーン。あれほど気になっていた音の硬さがほとんど気にならないのです。
聴感上のS/N比が非常によく、フロアノイズがぐっと低くなった感じです。
WaveFilePlayerでは聞こえてこなかった細かい音も拾えているようです。
この変化の原因を考えてみると、やはりBusPower-Proを導入したことでしょうか。
あの音の硬さの原因は、パスパワー電源由来のノイズだったようです。
foobar2000の音の傾向としてハイ上がりの印象がありましたが、
BusPower-Pro効果によりBabyfaceの低音に厚みが増しているので、
それと相殺されてかなりバランスが取れた感じです。
ただ、音圧は明らかに高くなり、空間表現という点では妙に耳の近くで楽器がなっている感じで、
楽器の遠近感が乏しくなったような気がします。
ここで、プレーヤーソフトをLilithに変更。こちらもASIO対応です。
やはり音の印象は同じ傾向でした。
Lilithの場合、音の輪郭をあまり立てないので聴きやすかったものの、
音の曇りというか、もあっとした感じが気になっていたのが、
その音の曇りはさっぱりなくなり、音の透明度が格段に違います。
ただ、ウォーム系の音づくりをしているのは間違いないようで、
foobar2000に比べるとボーカルものが艶やかでいい感じです。
foobar2000ほどは音のコントラストを上げていないようです。
ASIOの効果を邪魔していたのは電源由来のノイズだったようですね。
さて、ここでMyリファレンスのWaveFilePlayerExperimentalとの比較です。
ASIO対応の2つのソフトと比較してしまうと、音の透明度がわずかに劣ります。
ごく薄いベールをかけたような印象です。
ただ不思議なのは楽器が耳の近くでなっている印象はなく、
むしろ空間表現はこちらのほうがいいかなという感じなのです。
BusPower-Pro導入により、ようやくASIOの効果を感じることができました。
foobar2000については、現在の自分の再生環境だと音の出方のバランスがとれたのでモニター用のプレーヤーソフトになりそうです。
ただ、リスニング用としてはWaveFilePlayerでしょうか。
少々音の透明度は劣りますが、音楽を聴いていて気持ちがいいのはWaveFilePlayerの方です。
音のコントラストが過剰に高くなく、長時間聴いていられるのはこちらですね。
foobar2000だと、音がはっきりしすぎて、少々聴き疲れをする感じがあります。
とにかく音の解像度、透明度が高い方が好みの方は、間違いなくASIO再生のfoobar2000を選ばれると思いますが。
WaveFilePlayerにもWASAPIの排他モード専用バージョンを作る予定もあるようなので、
期待しているのですが、どうもしばらく先のことになりそうです。