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夜の翼

オーディオ、音楽、車、ケータイなど好きなことを気ままに綴るブログです。

LTEルーター用の回線変更

2024-10-15 04:44:44 | ケータイ

■mineoからb-mobileへ

実家で利用しているI-O DATAのLTEルーターWN-CS300FRだが、設置して4年ほどになる。

現在の用途は、Amazon Echo Show8とスマートテレビの動画用である。

最初はワイモバイルのシェアプランだったが、HISモバイルのデータ定額440に乗り換え、現在はmineo Aのマイピタ5GBを使っている。

格安SIMのドコモ回線がどうも遅いので、au回線にしてみたら速度が安定した。

2年ほどmineoで使っていたが、契約時とは利用状況が変わり、毎月のデータ使用量が少なく、データ容量を無駄にしている。

mineoは3キャリア対応というところはいいのだが、他社に比べて料金が割高な上に、マイピタプランは、1GBと5GBの間がない。

現在の状況だと3GBもあれば十分なので、プランと実際の利用状況が合っていない。

低速定額のマイそくスタンダード(1.5Mbps)も使ってみたが、やはり1.5Mbpsではちょっと遅い。

 

そこでプランの見直しを考えてみた。

現在のデータ使用量は、2GBまでで収まることがほとんどで、多い月でも3GBを超えることはない。

テレビでの動画視聴をしたときはデータ容量を使うが、そもそも動画視聴の機会が少ない。

ということを考えると、データの使用量の上限を任意で設定できる従量制プランがよさそうだ。

問題は回線で、MVNOというとドコモ回線を使っているところが多いのだが、もともと実家はドコモの電波の入りが悪いうえに、昨今のドコモ回線パケ詰まり問題もあって、どこも改正は避けたい。

そうなると実家で実績のあるau回線か、スマホで速度がかなりでているのを確認しているソフトバンク回線かということになる。

以前はソフトバンク回線を使ったMVNOはほとんどなかったが、総務省の指導があったためか、現在はソフトバンク回線を取り扱っているMVNOが増えてきた。

この条件で考えると、候補となるのが以前使っていたことがあるb-mobileの190Pad SIM X。

以前はドコモ回線しか使えなかったが、現在はソフトバンク回線も選択できる。

ただ、ワイモバイルは5Gでつながることが多く、4G専用のLTEルーターWN-CS300FRでどうなるかはちょっとわからない。

MVNOなので当然ソフトバンク本体並みとはいかないと思うが、果たしてどの程度の速度になるのか。

1GBあたり税込み209円で利用できるので、毎月のデータ使用量が少なく、多くとも5GBぐらいまでに収まるのなら、かなりリーズナブルに使える。

データ容量の上限を月5GBにしておけば、現在契約しているmineoの料金を超えることはない。

 

対抗馬としては、HISモバイルが考えられるが、こちらはドコモ回線のみであり、実際に使っていたが速度が遅くてmineoに乗り換えた経緯があるので、今回も採用するのは難しい。

 

mineoをやめてしまうと、IP電話LaLaCallが使えなくなってしまうが、LaLaCallを利用しての通話料金削減効果を考えても、回線契約を見直した方が支出総額は少なくなる。

初期手数料がかかってしまうのが難点だが、そもそも頻繁に使っている回線でもないので、今回は料金重視でいってみよう。

初期手数料は、数ヶ月で回収できるはずだ。

 

■ソフトバンク回線のb-mobileが設定できない

いつものとおりネットで申し込み。

申込の段階で、データ容量の上限を決めさせられるが、この段階では5GBまでしか選べない。

それ以上にしたい場合は、契約後に行うことになる。

料金的なことを考えると、5GBを超えると割高になってしまうので、上限は5GBに設定した。

これで数日すると、群馬の契約センターから普通郵便でSIMが届くはずだ。

 

以前は普通郵便で送られてきた記憶があるのだが、今は宅急便で送られてきた。

相変わらず最小限の書類。

早速ルーターに取り付けてみると、つながらない。

入力したAPN情報の入力ミスかと思って、何度も確認したが設定が完了せずエラーになる。

mineoに戻すと当然つながる。

APN設定の画面で、プリセットされている回線があるのだが、mineoは含まれており、b-mobileは含まれていない。

b-mobileのホームページでは適合確認済み事業者に入っているのだがつながらない。

 

冷静になって、b-mobileから送られてきた書類を確認すると、使用前に開通手続が必要だった。

何という痛恨のミス。休日に貴重な時間をだいぶ無駄にした。

携帯電話で回線手続専用の番号に電話すると、自動音声に従って電話番号など必要事項を入力すると、開通手続が終了した。

5分後にはつながるはずだと書類には書いてある。

 

これでつながるはずと思ったが、やはりつながらない。

SIMの初期不良も疑われるので、手元にあった古いワイモバイルのスマホAndroid One X1(AQUOS Sense plusのワイモバイル版)でつながるかどうか試してみた。

このスマホはSIMロックを解除してある。

いったん通信設定をリセットしてから、設定してみる。

すると、あっさりつながってしまった。

速度も20Mbpsほどでており、十分高速だ。

もともとソフトバンク回線用のスマホなので当然と言えば当然だが、これでSIMの不良ではないことが分かった。

 

そうすると濃厚なのは、WN-CS300FRとb-mobileソフトバンク回線との相性。

このルーターはSIMフリー使用で4キャリア対応ということにはなっている。

 

ルーターを設定していて気になった点がいくつかあった。

まず、APN認証方法の設定項目が初期設定の画面では出てこないこと。

通常の設定画面には出てくるが、以前あったはずの「PAPまたはCHAP」という選択肢がなくなっており、PAPとCHAPが個別に設定するようになっていること。

どうもファームウェアのバージョンアップの際に「PAPまたはCHAP」という選択肢がなくなったようだ(理由は不明)。

ただ、「または」なので、PAPかCHAPどちらかを選択してあげれば問題ないはずだ。

この設定自体はmineoも同じで、初期設定で認証方式の設定をしていなくとも、mineoは接続できているので、これが原因ではないだろう。

問題は、b-mobileのAPN設定情報で、APNタイプの設定について、ドコモは不要だがソフトバンクは必要となっていること。

スマホにはその設定項目があるのだが、このルーターには設定項目自体がない。

ソフトバンク回線を使うためには、APNタイプの設定が必須で、その設定ができないルーターは使えないという可能性が高い。

ただ、不思議なのは以前ワイモバイル回線でこのルーターを使っていたことがあり、その時は問題なかった。

キャリア本体とMVNO回線では違うと言うことなのか。

 

試しにスマホのAPN情報のAPNタイプを空欄にして設定を保存してみたが、空欄にはならずデフォルトと思われる設定情報が自動的に入力されてしまい、APNタイプを設定しないことができなかった。

 

b-mobileでもAPNタイプの設定の必要がないドコモ回線であれば、このルーターでも使えそうだ。

実質b-mobileと回線は同じHISモバイルドコモ回線をこのルーターで使えていた実績がある。

 

■サポートを受けたら設定できた

今後の対応を考えた。

まずは、b-mobileの問い合わせをしてみるが、これは望み薄。

回線事業者側で機器の適合情報は持っていないからだ。

むしろルーターの製造元IO DATAに問い合わせてみた方がいいかもしれない。

IO DATAのサポートに問い合わせてみた。

 

回答は単純だった。

〇接続確認済みの通信事業者は製品リリース時の古い情報なので、b-mobileのソフトバンク回線では接続確認をしていない。

 

この点はまあそうだろうと思っていた。

それならいつの情報なのか情報の時点を入れておいてほしい。

 

〇インターネットの接続は、通常のAPN情報だけで設定できるはず。もう一度やってみて。

 

APNタイプが怪しいと思っていたが、サポートによるとAPNタイプは関係ないらしい。

 

それならばということで、もう一度設定し直してみた。

ただ、今までと同じのやり方では、また同じ結果になりかねないので、やり方をっちょっと変えてみた。

〇本体を初期化する際、いままではSIMを取り付けた状態で行っていたが、SIMを外した状態で本体を初期化する。

〇「本製品のインターネットへの接続方法を設定します。」という設定項目があり、

「[Auto(4G/3G)][4G][3G]」から選択するのだが、今まではデフォルトの「[Auto(4G/3G)]」のままにしていたが、今回は「[4G]」にした。

 

そうすると、前回までと初期設定までの画面遷移が違うような気がするが、必要なAPN情報を入力した。

認証方法については、入力する項目が表示されなかった。

 

そうするとどうだろう、IO DATAのサポートの神通力かあっさりと設定が成功し、インターネットに接続することができた。

何がよかったのか全く分からないが、とりあえず結果オーライ。

これでだめなら、同じ190Pad SIM Xのドコモ回線の方を申し込もうと思っていたので、初期費用を無駄にしないで済んだ。

 

さて、190Pad SIM Xは任意で上限容量を設定することができるが、とりあえず3GBにしておいた。

3GB使っても、627円。現在使っているmineoマイピタ5GBの半分以下だ。

今までのデータ使用実績からすると2GBで収まるので、418円。

ワンコインで済む計算だ。

 

実際に使う実家にSIMをセットしたWN-CS300FRを再設置して、速度を計測したところ、通信の込み合う時間帯ではないものの、4G回線なのに30Mbps出ている。

同じ時間帯で、ドコモ回線のHISモバイルは1Mbps程度、au回線のmineoは10Mbpsだったが、b-mobileらしからぬスピードが出ている。

スピードが上がって、料金は今までより安くなったのだから言うことはない。

今回の回線の乗り換えは成功と言えるだろう。

今後使用するデータ容量が増えても、できればこのままでいきたい。

 


OPPO Reno9Aレビュー

2024-05-28 04:44:44 | ケータイ

○電波の入り具合

自宅は2波とも問題なくバリ5立っているが、職場ではワイモバイルはバリ5だがpovoの電波が弱く、常にアンテナは2~3本の状態。

ワイモバイルの方は5G接続になっていることが多い。

 

○DSDVの使い勝手

通話発信の際の発信電話の選択については設定できる。

①通話ごとに選択する ②ワイモバイルで固定 ③povoで固定

の3パターンから選択できるが、当面①にしている。

ちなみに、通信の切り替えは設定画面から行うが、アイコンになっているのでわかりやすい。

 

○重量

Reno5 Aが182g、Reno9 Aが183gとわずかにReno9 Aの方が重いことになっているが、

ケースの重量のせいか、重心のバランスのせいか、Reno9 Aの方が若干軽い感じがする。

 

○大きさ

ディスプレイの大きさはほぼ変わっていないが、厚みがReno5 Aの8.2mmからReno9 Aの7.8mmと0.4mm薄くなっている。

本体エッジの形状が違っていることもあり、数字以上に薄く感じる。

 

○デザイン

周囲部がガラスではなくアルミに変わっており、少し前のiPhoneみたいな印象だが、Reno5 Aよりは見た目がすっきりしていて気に入っている。

箱といい、本体が包まれていたパラフィン紙といい、iPhoneの影響が大というか、ほぼパクリ。

 

○ディスプレイ

Reno5 Aの液晶も悪くはなかったが、やはりReno9 AのOELDは鮮明で色鮮やか。

また、リフレッシュレートが90Hz対応になっており、スクロールが滑らかに感じる。

標準の60Hzにすると省バッテリーにはなるようだが、せっかくなのでこのまま使う。

OPPO端末は最初からディスプレイの保護フィルムが貼ってあるが、Reno5 Aの保護フィルムは指紋跡が付きやすかったが、Reno9 Aはあまり付かない。

ガラスフィルムも買ってあるのだが、しばらく純正の保護フィルムのまま使ってみる。

 

○ケース

ラスタバナナのケースしてみたが、ちょっと滑りやすいかもしれない。

投げ売りされていたOPPO純正のケースにすればよかったかな。

 

○RAM

RAMが6GBから8GBになっていることもあり、若干動きはスムースか。

スクロールがもたつくことはなく、ストレスは感じない。

ストレージに余裕がある場合RAM拡張ができるので最大の+8GBに設定しておいた。

 

○SoC

SD765からSD695なっているが、SoCの世代が異なるのでベンチマーク的にはほぼ同等の性能と思われる。

気になっていた、PikminBloomの動作はほぼ変わらず。

アプリの起動時間が若干早くなったが、画面が切り替わってから操作が有効になるまでちょっと待たされるのは変わっていない。

iPhone15での起動の爆速具合を見ているので、比較してはいけないがA16Bionicは強力すぎる。

    

○音質

Reno5Aよりはいい。(イヤホンはfinal のE3000使用)

Reno5Aで感じた音のこもりというか、高音の抜けはよく感じるが、低音の分解はいまひとつで音の輪郭が曖昧になる。

これならまたスマホで音楽を聴いてもいいかな。

比較のために、SONYのBAイヤホンで聴いてみたが、E3000の優秀さを再確認した。

E3000は音が立体的に聞こえ、楽器の分離もよい。

BAシングルなので低音が足りないのは分かっていたが、音楽を楽しむためには明らかに低音が不足している。

音が平面的に聞こえるのが一番大きな差だ。

 

○バッテリー

バッテリー容量が4000mAから4500mAと増えている上、端末が新品ということもあり、普通に1日使って残量が60%程度。

特に省バッテリーの設定は行っていなかったが、この状態だと充電なしで2日は持つかどうか微妙なところなので、ディスプレイの設定をダークモードにした。

 

〇カメラ

一見Reno5Aと差がないように見えるが、よく比較するとやや画質が劣る。

特に暗部の撮影が弱いようだ。

もともとあまり写真を撮る方ではないので、今のところそれほど支障はないが、暗いところで手ぶれしてまともに撮影できないというのが一番困る。

さすがに前々機種のAndroid One X(AQOUS Sense Plus)みたいにほぼ夜の撮影は不可ということはないと思うが、少々残念だったところ。

 

◎総評

ごく普通の端末だが、カメラを重視する人には向かない。

カメラ性能を重視しない、ゲームをしない人にはコスパがよいと思う。

個人的には、オンラインストアの通常販売価格(機種変)25000円程度では買わない。

前機種のReno5Aは機種変で実質18000円で入手できているので、性能が同等なので2万円以下なら妥当だと思う。

端末負担は年1万円以下に抑えたいので、この端末なら1年使えば元が取れるが、せっかくなので2年ぐらい使う予定でいる。


OPPO Reno9Aをワイモバイルとpovo2.0のデュアルSIMでセットアップする

2024-05-27 04:44:44 | ケータイ

スマホの機種変更を自分でやるようになってこれが3台目だが、最近どうもその作業が億劫になりつつある。

その原因の一つが、ワイモバイルの初期設定マニュアルが簡単すぎて分かりにくいことだ。

そのせいで、前回の機種変更の手続きは散々悩んだ。

こういう場合は必要、こういう場合は不要とはっきり書いていないので、設定の途中で迷うことが多かった。

特にSIMの切り替えを新端末の初期設定が終わってから行うのか、初期設定を行う前でもいいのかが分からない。

今回は新端末で初期設定を行った後にSIMを入れることにした。

 

その前に旧端末でやっておかなくてはならないことがある。

○電子マネーの残高移行

○LINEのトークバックアップ

○MMSのバックアップ

○オンラインバンキングのソフトトークン解約

今回自分の場合はこんなところだったが、ゲームの種類によってはゲームデータのバックアップも必要になるようだ。

LINEの機種変更作業というと、一昔前は手順を誤るとLINEが起動しなくなるということがあったが、

かなり改善されたらしくトークのバックアップ以外はログインをし直すだけでよくなっていた。

 

さて、ここからは新端末での初期設定となるが、その前にSIMの切り替えが必要となる。

ワイモバイルストアで端末を機種変更で購入すると、理由はよく分からないが新しいSIMが送られてくる。

この場合は、旧SIMから新SIMへの切り替え手続が必要となるが、時間が限定されており、

機種変更の場合9時から22時30分までが受付時間となっている(年中無休)。

夜の時間帯にSIMの切り替えをやってみたが、手続を行った瞬間に旧SIMが使えなくなるのは以前と同じだった。

 

新端末の初期設定は、ワイモバイルウェブサイトに端末ごとの初期設定マニュアルがあったので確認すると、

旧端末から新端末へのデータ移行・設定移行については、iPhone並に旧端末から新端末へ転送ができるようになっていた。

これは大変便利。

iPhoneと違うのは転送の方法で、iPhoneではBluetoothでの無線転送だが、AndroidではWi-Fiでの無線転送かUSBケーブルでの有線転送となる。

Wi-Fi環境かUSBケーブルがないとデータの転送ができないという点では、新旧の端末さえあれば中身のコピーができるiPhoneの方が便利かもしれない。

自分の場合、Wi-Fiでもよかったのだが、買ったばかりのかみさんのiPhone15の数少ない付属品のなかに両端USB-CコネクターのUSBケーブルがあったので、

せっかくだからそのUSBケーブルを使った有線転送にしてみた。

転送時間そのものは10分程度で終わった。

端末ごとのコピーのいいところは、アプリをインストールし直す必要がないこととW-Fiの設定までコピーしてくれるところだ。

これができるおかげで設定の手間が大幅に省ける。

 

データ転送が終わり、Wi-Fiにも無事接続していることを確認してから、いったん電源を切り、

端末とともに送られてきた新しいSIMを入れて電源を入れると、特に設定や操作は不要でアンテナピクトが表示された。

SIMから新SIMへの切替えの手続でトラブルになったことはないが、毎回ちょっとだけドキドキする。

 

ここからは、アプリの設定作業をひたすら行う。

電子マネーの残高移行作業は事前の作業をちゃんとやっておけば、何の問題もない。

事前の移行作業が必要ないアプリについては、基本的にはIDとパスワードを入れ直すだけでよいのだが、

アプリの数が多い上に、パスワードはランダムにしているのでパスワードの入力だけでかなり疲れてしまった。

前回はなかったマイナポータルの移行作業を新端末で行ったが、

マイナカードの認証基盤暗証番号とマイナアプリ用の認証基盤暗証番号が別なのをすっかり忘れていて、

危なくマイナカードの暗証番号をリセットするところだった。

これには注意が必要だ。

 

夜中になり疲れてきたので、翌朝から新端末の設定作業の続きを行った。

入れ忘れていたmicroSDカードを新端末に入れて、写真と動画を本体ではなくSDカードに保存するよう設定を変更した。

 

残すは、副回線のpovo2.0の方設定だ。

新端末OPPO Reno9 Aを購入する前に、au回線の周波数帯に対応していることは確認していたが、

改めてpovo2.0のサイトで確認してみたら、対応端末の中にワイモバイルOPPO Reno9 Aがしっかりと記載されていた。

ワイモバイルの方にはデュアルSIMについて何も触れられていないが、povo2.0の方ではワイモバイル版のReno9 Aでも検証をしていたようだ。

ワイモバイル版は物理SIM2枚でのデュアルSIMができないだけ(物理SIM+eSIMは可能)で、他の機能はSIMフリー版と同じようだ。

 

そうとなれば、povo2.0のアプリから機種変更手続を行うだけだ。

これも手続を行う時間が決まっていて、9時30分から20時までとなっている。

新端末にpovo2.0のアプリをインストールした上で、Wi-Fi接続で手続を進める。

基本的にはeSIMの再発行手続ということになるが、全てオンラインで手続が完結する。

オンラインで行う本人確認手続も2回目なので勝手が分かっている。

本人確認手続が終了した後に、eSIMの有効化の申請を行って、プロファイルをインストールし、APNを設定すればOKのはずだが、

本人確認完了のメールがなかなかこない。

前回はそんなに時間はかからなかった記憶があるのだが、時期によるのかなかなか来ない。

3時間ほど経ってようやくメールが来たので、eSIMの有効化の手続を進めた。

その後の極めて手続は簡単。

APNの設定もアクセスポイント名、APN名、APNプロトコルの3項目の設定のみでOKだ。

最後に発信テスト用番号に電話をかければ通話の方の手続は終了。

通信の方は、Wi-Fiを切ってpovo2.0のサイトが表示されれば開通手続は完了となる。

 

そして、新端末OPPO Reno9 Aのディスプレイにアンテナピクトが2つ表示され、待望のDSDV環境を手に入れることができた。

主画面のアンテナピクトの左側には「VoLTE」の表示があったが、さらにその右隣に1と2という数字が表示されるようになり、

両キャリアともVoLTEで通話ができることが確認できる。

また、ロック画面には、通信キャリア名として「Ymobile」と「povo」と表示されるようになった。

 

自分の意思とは関係のなくウイルコムPHSとドコモガラケーの2台持ちになってから10数年、通信キャリアでいうと

主:ウイルコムPHS+副:ドコモ3G

→主:ウイルコムPHS+副:b-mobile

→主:ウイルコムPHS(音声)と3G/4G(通信)のデュアル契約+副:b-mobile

→主:ウイルコムPHS(音声)と3G/4G(音声+通信)のデュアル契約+副:なし

→主:ワイモバイル+副:ワイモバイルPHS

→主:ワイモバイル+副:楽天モバイル

→主:ワイモバイル+副:povo2.0

と変遷を経てきたが、ウイルコムのDignoDual2を手放してから8年ぶりで2台体制から脱却できた。

これでようやく2台分の充電と通知確認から解放される。

ワイモバイルの通信容量が足りなくなったときはpovoのトッピングを利用してテザリングで通信をしていたが、

これからは通信回線をワイモバイルからpovoへ切り替えるだけで済む。

 

現在はスマホ上でLaLa CallというIP電話アプリを利用しているので、LaLa Callの設定もしておこう。

LaLa Callは新端末で利用開始手続を行うと、自動的に旧端末での利用ができなく仕様になっているとのこと。

設定作業自体は簡単ですぐに終わり、発着信テストを行うと発信はできるが、

着信の方は着信履歴は残るものの、スマホが鳴動せず、着信した電話番号も表示されない。

調べてみると、これはOPPO端末とLaLa Callアプリとの相性問題のようで、OPPO端末でLaLa Callアプリを使う場合、もう一手間設定が必要だった。

 

一部のオウガ・ジャパン製端末(OPPOシリーズ)は、スリープ時などに着信しない場合があります。

そのため、LaLa Callアプリを起動していない時に、プッシュ通知を受けることができない場合があります。

この場合、「自動起動」、および「バックグラウンド実行」を「許可」することで、プッシュ着信ができるようになります。

また、一部の端末(「OPPO Reno3 A」など)については、スリープ時に関係なく、

「フローティングウィンドウの設定」を「許可」する必要があります。

 

指示された設定を行うと、これまでどおり着信すると相手方の電話番号が表示され、電話を取ることができるようになった。

 

これで、DSDV環境でIP電話まで使える端末を手に入れた。

こうなると気になるのは、バッテリーの消費だ。

DSDVで2つの電波を常につかんでいる状態の上に、IP電話アプリLaLa CallアプリはIP電話アプリという性格上

常時アプリが起動している状態になっているので、バッテリーの消費という面ではちょっと厳しくなることが予想される。

その辺も含めて、OPPO Reno9Aのレビューをしてみよう。


スマホ機種変更~またしてもOPPO

2024-05-26 04:44:44 | ケータイ

現在主で使っているスマホは、OPPOのReno5 A。

ワイモバイルのキャリアモデルの前期型なのでeSIMが使えないnanoSIM専用だ。

このモデルにしたのは、発売当初だったにもかかわらず、機種変更でも割引が大きくて実質18000円くらいで購入できたからだ。

自分が必要とするスペックはひととおり満たしていた。

もともとバッテリーの持ちがいい方ではなかったが、使い始めて約3年が経過し、

外出してスマホを触る機会が多い日だと、バッテリーが1日もたないようになってきたので、いよいよ機種変更を考えなくてはいけなくなってきた。

 

その前に、OPPOのReno5 Aの総括をしておこう。

・性能は必要にして十分。

・カメラは十分使える品質になった(特に夜)。

・背面にある指紋認証ボタンは使いやすい。

・AndroidカスタムOSのColorOSだったが、意外と癖がなかった。

・本体がちょっと重く感じる。

・バッテリーの持ちが悪い(2日は持たない)。

・当初マイナンバーカードの読み取りに対応していなかった(アップデートで対応)。

・前機種に比べてイヤホンジャック出力の音質が悪い(このせいでスマホで音楽を聴かなくなってしまった)。

 

性能的にはごく普通で、自分の使い方では特に支障はなかった。

ただ、おっさんのくせにPikmin Bloomのユーザーなのだが、最近Pikmin Bloomの動作が重くなってきており

、起動時に待たされる時間がかなり長くなってきた。

 

さて、次のスマホに要求することは特に変わっていないが、副で使っているRakuten mini(回線は楽天モバイルではなくpovo)の方も

バッテリーが厳しくなっているため、この際DSDV対応機種にして1台にまとめたい。

この数年でスマホの価格がかなり高くなっており、ミドルレンジとなるともう5万円以上するが、

低スペックモデルにしてしまってストレスがたまっては仕方がないので、5万円程度ミドルレンジのモデルから候補を選んでみた。

 

①Google Pixel7a

Androidスマホのミッドレンジを代表するモデル。

性能的には十分。

microSDカードが使えなくなるが、ストレージ容量は特に問題ないだろう。

それよりも、発熱が大きいとか、外れロットが多いとかの口コミが意外と多く、ちょっと気になる。

イヤホンジャックがないので、イヤフォンはワイヤレスにするしかなくなる。

 

②Sharp AQUOS Sense6

これもミドルレンジの中心モデルの一つ。

①ほど性能的には高くないようだが、OPPOのReno5 Aの前に使っていたAndoroid ONE X1(AQUOS Sense Plusと同等品)が好印象だったので、

またシャープでもいいかなと思っている。

このモデルの前のモデルまではいろいろとトラブルが多かったようだが、このモデルになってようやく安定してきたようだ。

イヤホンジャックもあるが、デュアルSIMでのトラブルが多く報告されているのが気になるところ。

 

③OPPO Reno9 A

現在使っている機種の後継機種だが、性能的にはほとんどかわっておらず、ワイモバイルのキャリアモデルでも割引が少なく、あまり魅力を感じない。

 

主の回線の方は、しばらくワイモバイルを継続する予定なので、ワイモバイルのキャリアモデルでもいいのだが、

機種変更になると端末の割引額がぐっと少なくなる。

ワイモバイルでもPixel7aの取り扱いが最近になって始まったが、SIMフリーモデルと大して金額が変わらない。

Pixel7aはイヤホンジャックがないのが致命的なので、AQUOS Sense6のSIMフリーモデルにしようかと考えていた。

 

しかし、である。

ここになって、ワイモバイルが現在の端末を1年以上使っているユーザー向けに割引を増額するキャンペーンを始めた。

機種はモデル末期のReno9 Aだが、現端末を1年以上使っているユーザーに限り機種変更でも9800円で入手できる(オンラインストア限定だと思う)。

正直なところ、スマホに5万円以上出すのはどうかな、と思っていたところなので、渡りに船というか、自分の考えを見透かされているようでちょっと怖い。

この価格なら1年も使えば十分元が取れるし、このOPPO Reno9 Aが12台買えてしまうかみさんのiPhoneを買ったばかりということもあり節約の意味もあり、またしてもOPPOということになった。

色は黒と白しかないが、このところスマホは白と黒とを交互に買っており、今の端末が黒なので今回は白にしてみた。

ケースは選択の幅が狭い。

OPPO純正が直営ショップで投げ売りされていたのでそれにしようかなとも思ったが、

送料が本体価格の3倍かかるのでやめて、ラスタバナナのケースにした。


iPhoneでワイモバイルのメールを使うのは要注意

2024-05-06 04:44:44 | ケータイ

かみさんのiPhoneを機種変更して初期設定完了!と思っていたのだが、

セットアップしてから数日後かみさんからメールが使えないと言われた。

クイックスタートでメールの設定も新端末に移行できていたと思っていたが、そうではなかったらしい。

 

ワイモバイルのメールをiPhoneで使用する場合、使用する環境が特殊なので注意が必要だ。

ワイモバイルで使えるメールは3種類。

○Y!mobileメール(×××××@yahoo.ne.jp)

容量無制限のPOP・IMAP両対応のEメール

○MMS(×××××@ymobile.nejp)

通常のキャリアメールと思いきや、実はメールアドレスを使ったメッセージサービス

○SMS(電話番号)

ショートメールと呼ばれているが、Short Message Serviceの略

 

いわゆるキャリアメールであるMMSの他に容量無制限のY!mobileメールが使えるのはいいのだが、それを使うためのアプリが問題だ。

Androidの場合、「Y!mobileメールアプリ」が提供されており、上記の3つのメールに加え、

いわゆるYahooメール(×××××@yahoo.co.jp)も1つのアプリで利用することができる。

タブで切り替えられて、SMSだけでなく+メッセージにも対応しているので、とても便利だ。

 

ただ、iPhoneで利用しようとすると話は変わってくる。

 

そもそもiPhone用の「Y!mobileメールアプリ」というものが存在しない。

(「Y!mobileメールアプリ」はAndroid専用)

AppleStoreで検索しても「Y!mobileメールアプリ」が出てこないのは、そもそもiPhone用のアプリが存在していないからだ。

 

しかし、ワイモバイルの初期設定マニュアルでは、Y!mobileメールはY!mobileメールアプリで使うみたいなことが書いてあるが、この説明が正しくない。

iPhoneで使用できるメール

iPhoneで使用できるメールには下記のようなものがあります。こちらでは、Y!mobileメールアプリを利用する際の「一括設定」をご案内いたします。

一括設定を行うことで、Y!mobileメール、ソフトバンクWi-Fiスポット設定などiPhoneに必要な設定をとめて行うことができます。

 

「iPhoneで使用できるメール」の説明なのに、存在しないiPhone用の「Y!mobileメールアプリを利用する際」という説明になっている。

 

「Y!mobileメールアプリ」となっているところ「Y!mobileメール」と読み替えれば意味は通じるが、

おそらくAndroid用の説明をそのままコピペしていることが原因かと思われる。

しかも「まとめて行う」が「あとめて行う」になっており、内容についても推して知るべし。

 

その下の「Y!mobile メールの設定」の説明がまたひどく、説明になっていない。

①で「Y!mobileメールアプリを起動」というアイコンを押下して進めとあるのに、

Y!mobileメールアプリを起動は起動されず(iPhone用のY!mobileメールアプリなど存在しないのだから起動されるはずがない)、

一括設定用のプロファイルをインストールした上で、⑬では「Yahooメールアプリ」を入手することになっている。

最後の⑭では「Y!mobileメール(@yahoo.ne.jp)とYahooメール(@yahoo.co.jp)のメールが同じメールボックスで表示されます」という大事な説明がイラストの中で説明されている。

さらに、その下にはiPhone用のメール設定の説明ページにもかかわらず、

「Y!mobileメールアプリの詳しい使い方はコチラ」というリンクが、でかでかと掲載されている。

Android用の説明を流用しているため、説明が不正確と言うより間違っていて、

これをキャリアのサポートページに掲載し続けている(3年前から変わっていない)というのは、もはや悪意すら感じる。

 

結局のところ、iPhoneの場合、Y!mobileメールを使う場合、Y!mobileメールアプリではなく

、Yahooメール用のYahooメールアプリを使うのが、ワイモバイルとしては標準的な使い方ということになる。

だが、異なるメールが同じメールボックスに入るなんて使いにくいことこの上ない。

3年以上の前のことですっかり忘れていたが、この仕様が使いにくいとかみさんに文句を言われたので、

iPhoneの標準メールアプリでY!mobileメールが受信できるように設定しておいたのだった。

(実はiPhoneの標準メールアプリでY!mobileメールが使えるのにそれを勧めていないのは、会社の都合かな?)

しかし、クイックスタートで移行作業を行った場合、この標準メールアプリの設定が消えており、新端末側で再設定が必要だった。

 

さらにややこしいのは、MMSは標準メールアプリで使えず、標準メッセージアプリで使うような設定となっている。

(MMSは、Multimedia Message Serviceだから当然と言えば当然か)

ただ、一般的には、MMS=キャリアメールという認識なので、このあたりがY!mobileメールの不正確な説明と相まって、

ライトユーザーには到底理解できないメール設定マニュアルとなっている。

 

結論として、ワイモバイルのメールをiPhoneで使う場合は、ワイモバイルおすすめの仕様ではなく、

○Y!mobileメール → 標準メールアプリ

○MMS → 標準メッセージアプリ

○SMS → 標準メッセージアプリ

 

という使い方がシンプルで使いやすい。

ただ、Y!mobileメールが使えるのに、機能で劣るMMSを使う必要はないので、自ずとMMSは使わなくなる。

(実際にかみさんはこの使い方で使っていたため、MMSの存在すら知らない。)

 

まあ、かみさんの場合は、機種変更前からY!mobileメールを標準メールアプリで使っていたのでまあいいだが、

iPhoneでのワイモバイルのメールの仕様はなんとかならないものか。

少なくとも、iPhone用のメール設定の説明だけは、正しく直してほしい。

Android用のY!mobileメールアプリが非常に使いやすいだけに、特にそう感じてしまう。

 

iPhoneXRは5年使ったので、SIMフリーのiPhone15も5年ぐらいは使ってもらわないと元は取れない。

iPhoneXRは初期化して中古屋に売り飛ばすが、まだ1年半ぐらいはiOSのサポート対象になることもあって、結構いい値段が付きそうだ。

 

5年後のiPhoneはどうなっているのか。

意外と変わっていないのかもしれない。