夜の翼

オーディオ、音楽、車、ケータイなど好きなことを気ままに綴るブログです。

アンプセッティング(その4)

2013-01-06 07:19:36 | オーディオ
仕方がないので対策を考えました。
このときに気になっていたのは、アンプにつないだSILVERDRAGONの電源ケーブルです。
インレットとの接合部がちょっと緩くて、きちっとおさまらないのです。
長さは何とか足りたもののギリギリなので、電源ケーブルを純正に戻してみました。
そうしたら、これが大当たり。
電源ケーブルを替えただけなのに、個人的にはベストバランス。
まず、音の広がりが復活。中域の張り出しはなくなりました。
ただ、以前よりはボーカルが少々前に出るようになったものの、
音像はきゅっと締まって楽器の位置がよく分かるようになりました。
そして、問題の低音は以前の量的な不足はなくなり、適度な量を伴った弾む低音になりました。
音の滑らかさは、以前よりも良くなった感じすらします。
さらに、全体の解像度が上がり、すっきりした印象になりました。
これは、電源タップと同時に替えたBabyfaceの出力ケーブルのおかげかもしれません。
今まではBabyface純正のブレイクアウトケーブルのPhone端子から変換プラグを使ってRCAに変換していましたが、
聴き専の自分にはジャラジャラした純正ブレイクアウトケーブルは邪魔でしかなく、
変換プラグを使うことで接点が多くなるのが気になっていました。
所有しているBabyfaceは国内販売を始めて間もないころに買ったものなので、
RCA仕様のブレイクアウトケーブルが付属していないのです。
(現在の販売されているBabyfaceには、RCA用のブレイクアウトケーブルと
XLR用のブレイクアウトケーブルが両方付属しています。)
そこで入力端子のない出力専用ケーブルを導入しようと思っていたのですが、
Synthaxのオンラインショップで扱っているアコリバのRCAケーブルはちょっと高すぎて手が出ない。
そこでまた一部では有名な北九州にあるオーディオショップ「吉田苑」のBabyface用のRCAケーブルに目を付けました。
値段はアコリバの半分ほど。
吉田苑にもちょっと興味があったので、この際にこのRCAケーブルも入手しました。


こちらは実際手に取ってみると、非常に細いです。
一応ナイロンメッシュに覆われているものの、中の線は市販品では考えられないぐらい細いです。
ただ、これのおかげでBabyfaceの背面はとてもスッキリしました。
音の方では、電源タップの影響でよく分からなかったのですが、これの効果もあったようです。

もはや、なんじゃこりゃ、という感じの音の変化ですが、ともかく結果オーライ。
試しにスイープシグナルを鳴らしてみると、再生直後からスピーカーの音を感じることができました。
音のバランスを考えたら、ある程度の価格の製品の付属品は決して悪くない選択肢だということを痛感しました。
コストの問題はあるにせよ、変なことにはなりませんから。

アンプの電源ケーブルを純正に戻したことで、
SILVERDRAGONの電源ケーブルとオーディオクエストのAC POWER STRIPが余ってしまいましたが、
これは、PCからのノイズの問題もあるので、アンプと同じ重鉄タップから取っているPCの電源を
SILVERDRAGON+AC POWER STRIPから取ることにしました。
電源の取り方を変えたことで音の変化は特に感じませんでしたが、精神衛生上はよろしいようです。

これで一応電源周りは一段落。
次は、オーディオボードとインシュレーターの自作です。