前回のブログを書いた後、ふと思い立ったことがありました。
HP-A3はバスパワー専用なのですで、必ずUSBケーブルを接続している必要があります。
光デジタルの入力端子は、PC以外のCDプレーヤーなどを接続して使うのを想定しているようです。
(実際HP-A3のマニュアルにもそのような記述があります。)
そこで、仮にPCに光デジタル出力端子があったとしても、
USBとの併用ができるのだろうかという疑問がわきました。
併用が出来ないのに、サウンドボードを買ったらそれこそ無駄になってしまうなー、と思って
念のためにPCの裏側を確認してみたところ、
ありました!光デジタルの出力端子(ただのうっかり)。
アナログの出力端子と別のところにあったので、今まで全く気づきませんでした。
そうなると、USBの併用が出来るか試したくなります。
そういえば、その昔PS2を買ったときにPS2と先代のAVアンプに接続するために
安い光デジタルケーブルを買ったな、というのを思い出しました。
いまではほとんど使うことのないPS2を見てみると、PS2に接続されたままでした。
数年ぶりに手に取ったそのケーブルは、とにかく細い!
「まあ、とりあえず音は出ますよ。」的な雰囲気を漂わせています。
使えないことはないだろう、ということで、
急遽USB出力と光出力の音の違いを試してみることにしました。
光デジタルの方は、オンボードの上に、たぶん1000円もしなかった安物の光デジタルケーブルなので、
その分は相当不利な状態です。
早速PC側のサウンド出力をオンボードに変更し、
HP-A3の入力を前面の切り替えスイッチで「USB」から「OPTICAL」に切り替えました。
音が出ません。
やっぱりUSBとの併用は無理なのかと思ったら、
サウンドプレーヤーの設定を変更するのを忘れてました(さらにうっかり)。
Lilithの設定をオンボード出力に変更すると、無事に音が出ました。
出てきた音はというと、そんなに悪くないというか、
一聴するとケーブルをアップグレードしたUSB出力とそんなに変わらないかな、
と思うほどよい感じです。
それでボリュームの位置はそのままで、同じ曲をUSB出力に切り替えて聴いてみました。
こうして比較してみると、やはり違います。
音に少し力がないというか、キレイではあるんだけれど躍動感に欠け、
同じ曲を聴いていても、いまひとつ楽しくない。
音のバランスが若干ハイ上がりで、高音がシャカシャカした感じになります。
意外だったのは、オンボード+安物ケーブルの組み合わせなので、
もっと差があるかと思いきや、それほどでもないですね。
光デジタルケーブルをそれなりのものに替えれば、
USB出力とほとんど変わらない程度になるんじゃないかな、と思います。
ここでさらに気になったことがひとつ。
この状態だと、バスパワーで作動しているHP-A3にとってUSBケーブルは、
単なる電源ケーブルとなっているわけです。
いまUSBケーブルはFormula2ですが、これをHP-A3付属のUSBケーブルに戻したらどうなるのか?
早速USBケーブルを付属のものに戻して聴いてみます。
そうすると、そんなに悪くはないのだけれど、高音のシャカシャカ加減が増したような、
ちょっとうるさい感じの音になってしまいました。
音の解像度は感じられるのだけれど、立体感は少し落ちます。
さらに比較のために、USB出力に切り替えて聴いてみました。
この違いは、比較的分かりやすいです。
音の解像度が落ちたのが分かります。
平面的でのっぺりした感じの音になりますが、
音のバランスは取れているので、あまりうるさく感じたりはしません。
ここで、USBケーブルをFormula2に戻して、USB出力で聴いてみると、
やっぱりこれが一番いいです。
音ひとつひとつの解像度が増して、全体的に彫りの深い音になりますが、
高音がうるさく感じたりはしません。
音楽的に訴えかける感じの音です。
この状態で聴くカレン・カーペンターの声は非常に魅力的で、いつまでも聴いていたい。
ということで、まとめると、音がよいと感じた順に
①Formula2でUSB出力
②Formula2で光出力
③付属ケーブルで光出力
④付属ケーブルでUSB出力
という結果になりましたが、その差は①>②>③>>④という感じで、
①と④の違いは分かりやすいですが、そのほかの違いは結構微妙です。
ブラインドで聴いたら、聴き分ける自信がありません。
光デジタルケーブルの場合は、今回使ったような安物以外は、
普及品と石英を使ったような高級品との差があまりないと言われているようなので、
そこそこの光デジタルケーブルに替えて、
どの程度音が変わるのか試しみたくなるところですが、
巷ではデジタル出力は同軸接続が一番よく、USBと光は同程度言われているようなので、
光デジタルケーブルをそれなりのものにしても、
USB接続より音がよくなる、ということはあまり期待できなさそうなので、今回はパス。
バスパワー駆動のHP-A3でPCから光デジタルで入力するのは、想定外というか
手持ちでそれなりの光デジタルケーブルを持っている方以外は、
ケーブル代が2倍かかるだけで、ほとんどメリットがないので、
やはり、HP-A3の光入力端子は、PC以外のCDプレーヤーなどとの接続に使うのものなのでしょう。
ただ、PCとの接続方式による音の違いには興味があるので、それはそのうち試してみることにします。
それより前に試してみたいのは、やはり電源ですね。
HP-A3はバスパワー専用なのですで、必ずUSBケーブルを接続している必要があります。
光デジタルの入力端子は、PC以外のCDプレーヤーなどを接続して使うのを想定しているようです。
(実際HP-A3のマニュアルにもそのような記述があります。)
そこで、仮にPCに光デジタル出力端子があったとしても、
USBとの併用ができるのだろうかという疑問がわきました。
併用が出来ないのに、サウンドボードを買ったらそれこそ無駄になってしまうなー、と思って
念のためにPCの裏側を確認してみたところ、
ありました!光デジタルの出力端子(ただのうっかり)。
アナログの出力端子と別のところにあったので、今まで全く気づきませんでした。
そうなると、USBの併用が出来るか試したくなります。
そういえば、その昔PS2を買ったときにPS2と先代のAVアンプに接続するために
安い光デジタルケーブルを買ったな、というのを思い出しました。
いまではほとんど使うことのないPS2を見てみると、PS2に接続されたままでした。
数年ぶりに手に取ったそのケーブルは、とにかく細い!
「まあ、とりあえず音は出ますよ。」的な雰囲気を漂わせています。
使えないことはないだろう、ということで、
急遽USB出力と光出力の音の違いを試してみることにしました。
光デジタルの方は、オンボードの上に、たぶん1000円もしなかった安物の光デジタルケーブルなので、
その分は相当不利な状態です。
早速PC側のサウンド出力をオンボードに変更し、
HP-A3の入力を前面の切り替えスイッチで「USB」から「OPTICAL」に切り替えました。
音が出ません。
やっぱりUSBとの併用は無理なのかと思ったら、
サウンドプレーヤーの設定を変更するのを忘れてました(さらにうっかり)。
Lilithの設定をオンボード出力に変更すると、無事に音が出ました。
出てきた音はというと、そんなに悪くないというか、
一聴するとケーブルをアップグレードしたUSB出力とそんなに変わらないかな、
と思うほどよい感じです。
それでボリュームの位置はそのままで、同じ曲をUSB出力に切り替えて聴いてみました。
こうして比較してみると、やはり違います。
音に少し力がないというか、キレイではあるんだけれど躍動感に欠け、
同じ曲を聴いていても、いまひとつ楽しくない。
音のバランスが若干ハイ上がりで、高音がシャカシャカした感じになります。
意外だったのは、オンボード+安物ケーブルの組み合わせなので、
もっと差があるかと思いきや、それほどでもないですね。
光デジタルケーブルをそれなりのものに替えれば、
USB出力とほとんど変わらない程度になるんじゃないかな、と思います。
ここでさらに気になったことがひとつ。
この状態だと、バスパワーで作動しているHP-A3にとってUSBケーブルは、
単なる電源ケーブルとなっているわけです。
いまUSBケーブルはFormula2ですが、これをHP-A3付属のUSBケーブルに戻したらどうなるのか?
早速USBケーブルを付属のものに戻して聴いてみます。
そうすると、そんなに悪くはないのだけれど、高音のシャカシャカ加減が増したような、
ちょっとうるさい感じの音になってしまいました。
音の解像度は感じられるのだけれど、立体感は少し落ちます。
さらに比較のために、USB出力に切り替えて聴いてみました。
この違いは、比較的分かりやすいです。
音の解像度が落ちたのが分かります。
平面的でのっぺりした感じの音になりますが、
音のバランスは取れているので、あまりうるさく感じたりはしません。
ここで、USBケーブルをFormula2に戻して、USB出力で聴いてみると、
やっぱりこれが一番いいです。
音ひとつひとつの解像度が増して、全体的に彫りの深い音になりますが、
高音がうるさく感じたりはしません。
音楽的に訴えかける感じの音です。
この状態で聴くカレン・カーペンターの声は非常に魅力的で、いつまでも聴いていたい。
ということで、まとめると、音がよいと感じた順に
①Formula2でUSB出力
②Formula2で光出力
③付属ケーブルで光出力
④付属ケーブルでUSB出力
という結果になりましたが、その差は①>②>③>>④という感じで、
①と④の違いは分かりやすいですが、そのほかの違いは結構微妙です。
ブラインドで聴いたら、聴き分ける自信がありません。
光デジタルケーブルの場合は、今回使ったような安物以外は、
普及品と石英を使ったような高級品との差があまりないと言われているようなので、
そこそこの光デジタルケーブルに替えて、
どの程度音が変わるのか試しみたくなるところですが、
巷ではデジタル出力は同軸接続が一番よく、USBと光は同程度言われているようなので、
光デジタルケーブルをそれなりのものにしても、
USB接続より音がよくなる、ということはあまり期待できなさそうなので、今回はパス。
バスパワー駆動のHP-A3でPCから光デジタルで入力するのは、想定外というか
手持ちでそれなりの光デジタルケーブルを持っている方以外は、
ケーブル代が2倍かかるだけで、ほとんどメリットがないので、
やはり、HP-A3の光入力端子は、PC以外のCDプレーヤーなどとの接続に使うのものなのでしょう。
ただ、PCとの接続方式による音の違いには興味があるので、それはそのうち試してみることにします。
それより前に試してみたいのは、やはり電源ですね。