夜の翼

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Qobuzのリスニング環境~その3

2024-11-18 04:44:44 | オーディオ

■光デジタル出力の問題

同軸出力時のプチノイズ問題は、新しい同軸デジタルケーブルが届いてからじっくり検証するとして、光出力時の問題の原因を特定しておきたい。

考えられる原因としては、次の3つが考えられる。

①iPurifier S/PDIF

②DDCの光デジタル出力

③光デジタルケーブル

 

まず、①のiPurifier S/PDIFについては、ずっとこれを介してDACと接続していたので、これを外した状態で、直接DDCとDACを接続してみる。

iPurifier S/PDIFを使うと同軸変換になり、同軸デジタル入力端子に接続していたが、DACには光デジタル入力端子もあるので、直接光デジタル入力端子から入力する。

直接光デジタル入力端子からの入力に切り替えてみたが、176.4kHz/24bitのプチノイズは聞こえるが、iPurifier S/PDIFを通して再生したときのように、音が途切れるようなことはなかった。

iPurifier S/PDIFを通すと、信号が減衰してしまって、音が途切れるような症状が出たのか。

 

②のDDCの光デジタル出力だが、手元にFX-D03Jがあるので、

 FX-D03J→WiiM Pro付属ケーブル(iPurifier S/PDIFなし)→DACで試してみる。

そうすると、以前試した時は全く音が鳴らなかった88.2kHz/24bitが普通に再生できる。

おそらくiPurifier S/PDIFに引っかかっていたと思われるが、なぜ88.2kHz/24bitのみ音が出なかったのかは謎のまま。

 

③の光デジタルケーブルだが、現在はWiiM Proの付属品を使っていたが、まともな光デジタルケーブルも持っている。

まともな光デジタルケーブルとは、AUDIOTRAKのGLASS BLACKⅡplusというガラス製の単芯コアつかったケーブルだが、iPurifier S/PDIFとレシーバーとの接続に使用している。

こうしておくとDACを介さずに、PC側のデジタル音声信号を直接レシーバーに送ることができるので、この光デジタルケーブルはDDCには使っていなかった。

この際DDCにこのケーブルを使ってみようと思ったが、つなぎ替えが面倒なのでやめた。

どのみち同軸ケーブルで接続することになるだから、やめておいた。

 

こうしてみると、どうもWiiM Pro付属の光デジタルケーブルとiPurifier S/PDIFの相性が悪かったようだが、同軸だとほとんど問題が出ないのかは分からない。

176.4kHz/24bitでプチノイズが入る問題も、ケーブルを替えるとなくなるだろうか。

 

■仕上げは同軸デジタルケーブル

さて、仕上げは同軸デジタルケーブルだ。

今までは、それしかなかったので20年物のオーディオテクニカの古い同軸デジタルケーブルを使っていたが、いまどきアース線のある同軸デジタルケーブルなんて見たことないので、同軸デジタルケーブルを新調し、OAYIDEのDST-75RV2に更新した。

単芯のケーブルなので、硬くて取り回しが悪いのではと心配していたが思ったほどではなく、なんとかDDCとDACを接続することができた。

音については、そもそも大きな変化を期待していなかったが、若干すっきりしたような気がする程度で、実際はほとんど変わっていないだろう。

プチノイズも相変わらずあるなと思って、今まで聴いたことがなかった192kHz/24bitの曲を連続で再生していたら、音が途切れるようになった。

ノイズが入ると言うことではなく、単純に音が途切れる。

いままで発生していなかった症状で、原因がよくわからなかったが、とりあえずiPurifier S/PDIFを外してみたら、音の途切れはなくなり正常に再生できる。

Qobuzのハイレゾストリーミング再生において、トラブルの原因はiPurifier S/PDIFだったのか?

とりあえず、正常に再生できているので、iPurifier S/PDIFは使わないようにする。

レシーバーへの光出力については、DDC FX-D03J+が同軸と光の同時出力に対応しているので、DDCの光出力端子とレシーバーの光入力端子を、手持ちのまともな光デジタルケーブルGLASS BLACKⅡplusで接続する。

こうしておくと、今までどおりDACを介さずPCの音源をレシーバーのDACで鳴らすことができる。

 

■まとめ

Qobuzを普通に聴きたいだけなのに、それだけなのにトラブルが次から次へと発生したが、いったんこれでQobuz再生のデスクトップ環境整備は終了。

今回は、USB-DACの前段に使うDDCの効果を再確認した。

考えてみれば、Diretta USB Bridgeも一種のDDCということができる。

ただ、USB-DACの前段にDDCをはさむと、PCとDACが直接接続されない状態になり、DACのASIOドライバーが使えず、ASIO接続ができないという問題がある。

そこへいくとFX-D03J+はWindows標準ドライバーで動くので、ASIO接続はできなくともWASAPI接続は使えるメリットがある。

 

あとは、やはりUSBバスパワー機器の電源強化は効果がある。

5年前手放したBusPower-Proを買い戻し、死蔵品となっていたFIDELIXのACアダプターをまた復活させることになるとは思ってもみなかったが、その効果は十分感じられた。

とりあえずこれで行こうと思うが、プチノイズが取り切れていないという問題が残っており、当面この体制で使ってみてどうしても不満を感じるようであれば、Audirvana導入を検討することになるだろう。

 



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