PCオーディオ用のメインPCに使っていたUSB接続の無線LAN子機 NECのWL900Uが壊れました。
2、3日前から動作がおかしく、突然ネットワークにつながらなくなったりしていたのですが、ついにアクセスアンプが点灯しなくなり、息絶えました。
WiFiルーターとのセット品で3年ほど使いましたが、PC自体毎日に使っているわけでもないので、少々寿命が短かったかなと思います。
さて、その代替です。もちろんこのWL900Uをまた購入するという手もあるのですが、WL900Uは11ac対応の割には速度が出ないし、
PC起動時にPCがうまく認識せず、度々再起動をしなければならず、ちょっと使いにくいものでした。
以前はPCのLANポートからLANケーブルで接続する無線LANコンバーターというものを使用していたのですが、
USB接続と違い、OSを立ち上げると同時にネットワークにつながるし、動作も安定していたのでとても重宝しておりました。
USB接続のWiFi子機にはいい思い出がないので、ETHERNET接続にしたいところですが、
AV機器にもWiFi機能が標準となりつつある現在では、この無線LANコンバーターは需要がないらしく、
11nにしか対応していない旧製品の流通在庫のみの模様。
では、ETHERNET接続にしたい場合はどうするかというと、いまの無線LANルーターは、もちろんいわゆる親機としても使えますが、
子機あるいは中継器としても使えるものがほとんどなので、無線LANルーターを子機として使えばいいわけです。
実は、現在使っている無線LANルーターWG1400HPもそのような使い方をするための2台セットがあったにはあったのですが、何せお値段約2倍。少々高過ぎたのと、PC周りに置くには少々大きかったこともあり、USB子機セットの方を選択したという経緯があります。
さて、無線LANルーターはずっとNEC党なので、現在のラインナップを見てみると、
無線LANコンバーター並みに小さく(単にLANポートが1つしかないだけ)、11ac対応でそれなりの実効スループットがでるらしいWG1200CRという機種を発見。
実売価格を見たらこれが安い。旧式の無線LANコンバーターはおろかWL900Uより安いので、これに決定です。
さて、セットアップですが、現在はほとんどWPS対応なので設定が超楽。本体のスイッチをコンバーターモードに切り替えてボタンを押すだけ。
本体のアクセスランプが点灯して無事無線の設定終了。
WG1200CRとPCをLANケーブルでつないで、PCを起動させてネットワークへの接続確認をして終わりです!
と思ったら、ネットワークにつながらない。親機とは間違いなくつながっているが、なぜかネットワークにつながっていない。
トラブルシューティングを実行すると「有効なIP構成がありません。」という表示が。なんでしょうこれは?
ネットワークで困ったときの例の呪文を発動しますか。
コマンドプロンプトで「ipconfig」を入力。
ん、IPアドレスが「168.254.XXX.XXX」ってなんですか。
家のWiFiにつないでいるスマホのIPを確認すると、やはり「192.168.XXX.XXX」である。
どうもPCがIPアドレスをうまく取得できていない模様。
ここから問題の切り分けにかかった。
この時点では、子機として使っているWG1200CRの問題なのか、PC側の問題なのか、親機ルーター側の問題なのかよくわからなかったため、
もう1台あるWIN10のPCに子機を接続してみたら、全く問題なくネットに接続できる。子機には問題はないようだ。
次に自分のPCをLANケーブルで直接無線ルーター親機に接続してみると、これも問題なくネットワークに接続される。
WG1200CRに付属していた短いLANケーブルを使って問題が発生しているので、念のため先ほど問題ないことを確認した5mのLANケーブルを子機に接続してみると、
やはりネットワークに接続できない。LANケーブルの問題ではなさそうだ。
ネットで対策を調べる。168.254.XXX.XXXの問題はけっこう見受けられるようで、いろいろと解消方法を見つけることができた。
それを片っ端からやってみたが効果なし。
使いたくはないがUSB接続の子機WL900Uを買いなおすか、10mのLANケーブルを引き回して有線で接続するか、WG1200CRを使わない方法が頭をよぎる。
さらにネットを調べていくと、いろいろ試したがダメで最終的にPCの電源ケーブルを一度引っこ抜いたら直ったという記事を発見。
なんか故障して回らなくなったセルモーターをJAF隊員のおじさんにハンマーで叩いて直してもらったことを思い出した。
車の履歴 Part7~HP10、最後の抵抗~
まさかそんなとは思いながら、ピンとくるものがあり、試してみる。
PCをシャットダウンし、電源のスイッチをオフにしたうえで、電源ケーブルを抜いた。そういえばPCの電源をオフにしたのって半年ぶりぐらいかな。
30秒待って、電源ケーブルをつなぎ、電源をオンにしてPC起動。
あっさり直りました。
IPを確認すると、もちろん「192.168.XXX.XXX」になっています。
なんで直ったか原因は不明ですが、PCのボードに搭載のLANはWake-on-LANに対応しているので、
シャットダウンだけではTCP/IPのリセットをしても効果がなかったのではないかということ。
しかし、なぜLANケーブル直結だとつながって、間に無線LAN子機をはさむとダメだったのか謎のまま。
とくにかく直ってよかったのですが、かなり時間と労力を使いました。
WiFiがらみでは苦労することが多いのですが、今回もまたです。ほかでトラブルことはあまりないんですが。
接続後は快調そのもの。USB接続のように接続確立に時間がかかるということもなく、OS起動と同時にネットワークに接続。
スピードもWG1200CRの実行スループットとして表示されているスピードに近いぐらいは出ているようで、
ファイルサーバーへのファイルのアップロードがとっても速くなりました。
これがわずかウン千円で手に入るなんて、いい世の中だなぁ。この件がなければ…
何かの参考になればと思いブログにしてみました。
2、3日前から動作がおかしく、突然ネットワークにつながらなくなったりしていたのですが、ついにアクセスアンプが点灯しなくなり、息絶えました。
WiFiルーターとのセット品で3年ほど使いましたが、PC自体毎日に使っているわけでもないので、少々寿命が短かったかなと思います。
さて、その代替です。もちろんこのWL900Uをまた購入するという手もあるのですが、WL900Uは11ac対応の割には速度が出ないし、
PC起動時にPCがうまく認識せず、度々再起動をしなければならず、ちょっと使いにくいものでした。
以前はPCのLANポートからLANケーブルで接続する無線LANコンバーターというものを使用していたのですが、
USB接続と違い、OSを立ち上げると同時にネットワークにつながるし、動作も安定していたのでとても重宝しておりました。
USB接続のWiFi子機にはいい思い出がないので、ETHERNET接続にしたいところですが、
AV機器にもWiFi機能が標準となりつつある現在では、この無線LANコンバーターは需要がないらしく、
11nにしか対応していない旧製品の流通在庫のみの模様。
では、ETHERNET接続にしたい場合はどうするかというと、いまの無線LANルーターは、もちろんいわゆる親機としても使えますが、
子機あるいは中継器としても使えるものがほとんどなので、無線LANルーターを子機として使えばいいわけです。
実は、現在使っている無線LANルーターWG1400HPもそのような使い方をするための2台セットがあったにはあったのですが、何せお値段約2倍。少々高過ぎたのと、PC周りに置くには少々大きかったこともあり、USB子機セットの方を選択したという経緯があります。
さて、無線LANルーターはずっとNEC党なので、現在のラインナップを見てみると、
無線LANコンバーター並みに小さく(単にLANポートが1つしかないだけ)、11ac対応でそれなりの実効スループットがでるらしいWG1200CRという機種を発見。
実売価格を見たらこれが安い。旧式の無線LANコンバーターはおろかWL900Uより安いので、これに決定です。
さて、セットアップですが、現在はほとんどWPS対応なので設定が超楽。本体のスイッチをコンバーターモードに切り替えてボタンを押すだけ。
本体のアクセスランプが点灯して無事無線の設定終了。
WG1200CRとPCをLANケーブルでつないで、PCを起動させてネットワークへの接続確認をして終わりです!
と思ったら、ネットワークにつながらない。親機とは間違いなくつながっているが、なぜかネットワークにつながっていない。
トラブルシューティングを実行すると「有効なIP構成がありません。」という表示が。なんでしょうこれは?
ネットワークで困ったときの例の呪文を発動しますか。
コマンドプロンプトで「ipconfig」を入力。
ん、IPアドレスが「168.254.XXX.XXX」ってなんですか。
家のWiFiにつないでいるスマホのIPを確認すると、やはり「192.168.XXX.XXX」である。
どうもPCがIPアドレスをうまく取得できていない模様。
ここから問題の切り分けにかかった。
この時点では、子機として使っているWG1200CRの問題なのか、PC側の問題なのか、親機ルーター側の問題なのかよくわからなかったため、
もう1台あるWIN10のPCに子機を接続してみたら、全く問題なくネットに接続できる。子機には問題はないようだ。
次に自分のPCをLANケーブルで直接無線ルーター親機に接続してみると、これも問題なくネットワークに接続される。
WG1200CRに付属していた短いLANケーブルを使って問題が発生しているので、念のため先ほど問題ないことを確認した5mのLANケーブルを子機に接続してみると、
やはりネットワークに接続できない。LANケーブルの問題ではなさそうだ。
ネットで対策を調べる。168.254.XXX.XXXの問題はけっこう見受けられるようで、いろいろと解消方法を見つけることができた。
それを片っ端からやってみたが効果なし。
使いたくはないがUSB接続の子機WL900Uを買いなおすか、10mのLANケーブルを引き回して有線で接続するか、WG1200CRを使わない方法が頭をよぎる。
さらにネットを調べていくと、いろいろ試したがダメで最終的にPCの電源ケーブルを一度引っこ抜いたら直ったという記事を発見。
なんか故障して回らなくなったセルモーターをJAF隊員のおじさんにハンマーで叩いて直してもらったことを思い出した。
車の履歴 Part7~HP10、最後の抵抗~
まさかそんなとは思いながら、ピンとくるものがあり、試してみる。
PCをシャットダウンし、電源のスイッチをオフにしたうえで、電源ケーブルを抜いた。そういえばPCの電源をオフにしたのって半年ぶりぐらいかな。
30秒待って、電源ケーブルをつなぎ、電源をオンにしてPC起動。
あっさり直りました。
IPを確認すると、もちろん「192.168.XXX.XXX」になっています。
なんで直ったか原因は不明ですが、PCのボードに搭載のLANはWake-on-LANに対応しているので、
シャットダウンだけではTCP/IPのリセットをしても効果がなかったのではないかということ。
しかし、なぜLANケーブル直結だとつながって、間に無線LAN子機をはさむとダメだったのか謎のまま。
とくにかく直ってよかったのですが、かなり時間と労力を使いました。
WiFiがらみでは苦労することが多いのですが、今回もまたです。ほかでトラブルことはあまりないんですが。
接続後は快調そのもの。USB接続のように接続確立に時間がかかるということもなく、OS起動と同時にネットワークに接続。
スピードもWG1200CRの実行スループットとして表示されているスピードに近いぐらいは出ているようで、
ファイルサーバーへのファイルのアップロードがとっても速くなりました。
これがわずかウン千円で手に入るなんて、いい世の中だなぁ。この件がなければ…
何かの参考になればと思いブログにしてみました。