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あしたはどこへ・・・

後期高齢者だが 元気に豊かな気持ちで歩き続けたい・・

  親捨て山・・(静岡県民話から)

2023-01-12 16:08:16 | 日記
 70歳を過ぎると山に捨てられる‥深沢七郎の「楢山節考」は
山梨県を舞台にした短編小説で映画化もされた。
 静岡県の民話にも「親捨て山」があり「楢山節考」と同じだが 紹介します。

 静岡に「親捨て山」と云う山があって 年寄りは役に立たなくなって飯を食べる
だけで この山に捨てられていた。 ある家でお父さんがお爺さんを「背負い板」に
乗せて山に捨てに行くことになったが お爺さんが可愛がっていた孫も一緒に連れて
行った。 遠く深~い山奥にお爺さんを置いて別れをして「背負い板」も置いて
帰ろうとしたら「この背負い板を持って帰る」と孫が云う事をきかない‥
「何んでお前は云う事をきかんのか!!」と叱ったら「今度はお父さんを背負って
来るためです」と   あ~‥

 超高齢化 人生100年時代を迎えている日本 核家族化が進み 高齢者への虐待
・介護放棄などが増えている現状は「親捨て山」と変わらないのでは‥と思うが
 ひがみなのかなぁ~・・
       (写真は」ネットからお借りしました)

      
コメント (3)
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