死期の迫ったぶどう作りの農夫が一つだけ心配な事がありました。
それは3人の怠け者の息子たちでした。何とか一人前にしたいものだ‥と
思って息子たちを呼び寄せて云った。「お前たちに贈り物がある。わしが死んだら
ぶどう畑を掘り返してみろ 宝物がいっぱい埋まっている」と云って死んだ。
息子たちは鍬や鋤を手にぶどう畑の隅から隅まで掘り返したが‥いくら掘っても
金貨や宝石どころか皿一枚も出てこない‥「オヤジの嘘つき」と鍬や鋤を放り出した。
ところがだ‥ 秋になると雑草も生えない程掘り返したので ぶどうが何倍も
実をつけたのです。 「人間にとって一所懸命働き苦労する事が宝物なのだ」との
父の遺言だったのです。(イソップ童話より)
私は子供たちに残す「宝物」は何一つ無い‥ あるとすれば子供たちを社会人と
して生活できるまでに育てたのが「宝物」なのかも知れません。
平均寿命もとうに過ぎ この世から去る日も近づいているが「うるさいオヤジが
居たっけなぁ~」と子供や孫たちが 時々思い出してくれれば‥ ありがたい・・
(写真はネットらか)
それは3人の怠け者の息子たちでした。何とか一人前にしたいものだ‥と
思って息子たちを呼び寄せて云った。「お前たちに贈り物がある。わしが死んだら
ぶどう畑を掘り返してみろ 宝物がいっぱい埋まっている」と云って死んだ。
息子たちは鍬や鋤を手にぶどう畑の隅から隅まで掘り返したが‥いくら掘っても
金貨や宝石どころか皿一枚も出てこない‥「オヤジの嘘つき」と鍬や鋤を放り出した。
ところがだ‥ 秋になると雑草も生えない程掘り返したので ぶどうが何倍も
実をつけたのです。 「人間にとって一所懸命働き苦労する事が宝物なのだ」との
父の遺言だったのです。(イソップ童話より)
私は子供たちに残す「宝物」は何一つ無い‥ あるとすれば子供たちを社会人と
して生活できるまでに育てたのが「宝物」なのかも知れません。
平均寿命もとうに過ぎ この世から去る日も近づいているが「うるさいオヤジが
居たっけなぁ~」と子供や孫たちが 時々思い出してくれれば‥ ありがたい・・
(写真はネットらか)