こゆきの経過が思わしくありませんでした。
「でした」と言いましたが、いまだ危険区域から脱出したわけではありません。
鮮血尿が続き、常にたらたら垂れている様子で、本人もがんばって出そうとするものの血餅は出ない。
お腹の下は、もう胸までまっかっかのずぶ濡れでスプラッタ。
とても画像でお見せできる状態ではありませんでした。
おととい、お薬を変えました。
飲み薬じゃ単位が足りないだろうと、抗生剤を錠剤に。
それと、「腫瘍じゃなさそう」「肉芽腫でもなさそう」「もちろんただの膀胱炎でもない」となると、もう一つ考えられるのが「間質性」。
これは免疫不全の様なものでしょうか。自分自身の細胞を攻撃してしまうらしいです。
(人間の間質性膀胱炎を読むと、理論的確定はされておらず、免疫不全とは書いてありません)
この場合は、大量のステロイドが効くことがあるそうで、おとといからいつものステラロールにぺリアクチンも加えて、かつ増量して投与となりました。
もちろん胃腸を動かすためにプリンぺランと、止血剤に痛み止めも。
胃腸が動いていないので、果たして吸収されるのだろうか?とは思うのですが、少なくとも病院では皮下補液で薬剤も入れているので、その分は効くはず。
飲ませる薬が何だかあれこれ種類が多くて、今のかーさんでは時間がたつと怪しくなると見て、先生は紙に書いてくださいました。
(昔は口頭指示だけだったのが、最近は書いてくださいます:笑)
昨日の朝は、まだ鮮血尿でした。
日中もう気が気じゃありません。
なんたって、唇の色が青黒くなっているんです。あれだけ出血しているのですから、貧血にもなります。
最悪失血死だって、おかしくありません。
それに食べていませんから、脱水症状を起こすことも、それに伴いケトアシドーシスを起こすことだって・・・
いない間にショックを起こしたらどうしよう。最悪の場合だってあり得る。
いやいや そんな最悪なことを考えていると事態を呼んでしますから、思っちゃダメ!と言い聞かせながら・・・
帰宅してみると、かろうじて朝と同じような状態でいてくれました。
それに、なんだか尿漏れが止まったみたい。
止まったのはいいのですが、果たしてそれが「脱水症状で出るものが出なくなったのであって、出血は続いて膀胱にたまっている」と言うのだってある。
様子からは、何とも判断が付きません。
少なくとも、スイッチはキレ気味ですが、ショック症状ではなかった・・・と言うところでしょうか。
ものへの反応も悪く、薬を飲ませてもなかなか口を動かしません。
もちろん強制給餌なんて、全然ダメ。
そして本日。
病院で皮下補液と薬剤注入。
あまりのスプラッタに、先生が洗ってくださいました。
お尻洗いは自宅でしていますが、今の状態でやってショックでも起こしたら、かーさんには対処の仕様がない。
二次感染も考えると、洗いたいのはやまやまですが、何しろ乾かすのに30分はかかりますから、ショックが怖くて出来ませんでした。
その点病院でなら、何かあってもそれなりの処置はできます。
乾かすのに時間がかかるのが難点ですが、どうにかみられるくらいにはなりました。
処置が終わって・・・
「元気がありませんね」と先生。
「脱水症状も貧血も起こしていません。今 一生懸命に血を作っているんだと思います。
同じように生きるか死ぬかをやっている子がいるのですが、その子は目の粘膜が真っ白なんです。」
確かに目の粘膜は確認しているのですが、うっすらピンクです。
でも 唇の色が悪いですもの。
「体が冷えていますね」
ああ 補液のせいもあるでしょうが、体が冷えていても唇の色は悪いかも。
ちょうど学校のプールの授業で、寒くてがたがた震えるほどだと唇が紫色になるでしょう?
ちょうどあんな感じです。
食べるものを食べずに、失血だけしていたのですから、低体温になるのは当たり前(--)
自宅で補液をするためのポイントを教えていただきました。
今晩と、明日の朝晩、それに土曜の朝です。
自宅なら、冷たくないほどに補液を温める事ができます。
かーさんの経験ですが、麻酔後低体温になってひたすら寒いのと同じように、点滴で冷えたことがあります。
発熱しているならともかく、体温が下がっている時に冷たい点滴では、ますます体温が下がるんです。
ただし・・・
「直腸洗浄(浣腸)で、暖かいのを使うと、低温やけどをすることがあります」
なるほど。うさぎが体温が高いからと言って、人肌になんて温めたら、下手をすると組織がやけどをするわけですね。
それなら冷たいままの方がマシ。
せめて室温に戻してから、やりましょう。
「あとは、エンファリトゾーンでも腎臓がやられますので、その薬と言うのもありますが、今これだけあれこれ薬を使っているので、これ以上はやめておきましょう」
もう少し今の薬の様子を見てから、どうしてもとなれば・・・ですね。
「まだ 血尿は出ると思います。」
きっとまた血尿が出たら、かーさんがショックだろうとそうおっしゃるのだと思います。
(;;) でも茶色くなっていればいいな。
「緑色になれば、いいのですが」
緑? ああ かさぶたなど完全に血液が凝固すると、赤黒いというか一部玉虫の緑っぽくはなりますね。
そんな尿なら、血が止まったと思っていいと。
今のこゆきの状態ですと、1時間半の通院ですら負担になります。
ほら 具合が悪くて病院に行くと、帰宅してぐったり寝込む・・・というアレです。
現在は、そんな状態でしょうか。
おとといも今日も、先生は予約の方をすっ飛ばしてすぐにこゆきを見てくださいました。
まさに待ち構えているように、待たせずに。
それほど悪いと言う事です。
ともあれ、どうか出血は止まっていますように。
薬が効果を現しますように。
体力がもちますように。
ひたすら祈る かーさんです。
「でした」と言いましたが、いまだ危険区域から脱出したわけではありません。
鮮血尿が続き、常にたらたら垂れている様子で、本人もがんばって出そうとするものの血餅は出ない。
お腹の下は、もう胸までまっかっかのずぶ濡れでスプラッタ。
とても画像でお見せできる状態ではありませんでした。
おととい、お薬を変えました。
飲み薬じゃ単位が足りないだろうと、抗生剤を錠剤に。
それと、「腫瘍じゃなさそう」「肉芽腫でもなさそう」「もちろんただの膀胱炎でもない」となると、もう一つ考えられるのが「間質性」。
これは免疫不全の様なものでしょうか。自分自身の細胞を攻撃してしまうらしいです。
(人間の間質性膀胱炎を読むと、理論的確定はされておらず、免疫不全とは書いてありません)
この場合は、大量のステロイドが効くことがあるそうで、おとといからいつものステラロールにぺリアクチンも加えて、かつ増量して投与となりました。
もちろん胃腸を動かすためにプリンぺランと、止血剤に痛み止めも。
胃腸が動いていないので、果たして吸収されるのだろうか?とは思うのですが、少なくとも病院では皮下補液で薬剤も入れているので、その分は効くはず。
飲ませる薬が何だかあれこれ種類が多くて、今のかーさんでは時間がたつと怪しくなると見て、先生は紙に書いてくださいました。
(昔は口頭指示だけだったのが、最近は書いてくださいます:笑)
昨日の朝は、まだ鮮血尿でした。
日中もう気が気じゃありません。
なんたって、唇の色が青黒くなっているんです。あれだけ出血しているのですから、貧血にもなります。
最悪失血死だって、おかしくありません。
それに食べていませんから、脱水症状を起こすことも、それに伴いケトアシドーシスを起こすことだって・・・
いない間にショックを起こしたらどうしよう。最悪の場合だってあり得る。
いやいや そんな最悪なことを考えていると事態を呼んでしますから、思っちゃダメ!と言い聞かせながら・・・
帰宅してみると、かろうじて朝と同じような状態でいてくれました。
それに、なんだか尿漏れが止まったみたい。
止まったのはいいのですが、果たしてそれが「脱水症状で出るものが出なくなったのであって、出血は続いて膀胱にたまっている」と言うのだってある。
様子からは、何とも判断が付きません。
少なくとも、スイッチはキレ気味ですが、ショック症状ではなかった・・・と言うところでしょうか。
ものへの反応も悪く、薬を飲ませてもなかなか口を動かしません。
もちろん強制給餌なんて、全然ダメ。
そして本日。
病院で皮下補液と薬剤注入。
あまりのスプラッタに、先生が洗ってくださいました。
お尻洗いは自宅でしていますが、今の状態でやってショックでも起こしたら、かーさんには対処の仕様がない。
二次感染も考えると、洗いたいのはやまやまですが、何しろ乾かすのに30分はかかりますから、ショックが怖くて出来ませんでした。
その点病院でなら、何かあってもそれなりの処置はできます。
乾かすのに時間がかかるのが難点ですが、どうにかみられるくらいにはなりました。
処置が終わって・・・
「元気がありませんね」と先生。
「脱水症状も貧血も起こしていません。今 一生懸命に血を作っているんだと思います。
同じように生きるか死ぬかをやっている子がいるのですが、その子は目の粘膜が真っ白なんです。」
確かに目の粘膜は確認しているのですが、うっすらピンクです。
でも 唇の色が悪いですもの。
「体が冷えていますね」
ああ 補液のせいもあるでしょうが、体が冷えていても唇の色は悪いかも。
ちょうど学校のプールの授業で、寒くてがたがた震えるほどだと唇が紫色になるでしょう?
ちょうどあんな感じです。
食べるものを食べずに、失血だけしていたのですから、低体温になるのは当たり前(--)
自宅で補液をするためのポイントを教えていただきました。
今晩と、明日の朝晩、それに土曜の朝です。
自宅なら、冷たくないほどに補液を温める事ができます。
かーさんの経験ですが、麻酔後低体温になってひたすら寒いのと同じように、点滴で冷えたことがあります。
発熱しているならともかく、体温が下がっている時に冷たい点滴では、ますます体温が下がるんです。
ただし・・・
「直腸洗浄(浣腸)で、暖かいのを使うと、低温やけどをすることがあります」
なるほど。うさぎが体温が高いからと言って、人肌になんて温めたら、下手をすると組織がやけどをするわけですね。
それなら冷たいままの方がマシ。
せめて室温に戻してから、やりましょう。
「あとは、エンファリトゾーンでも腎臓がやられますので、その薬と言うのもありますが、今これだけあれこれ薬を使っているので、これ以上はやめておきましょう」
もう少し今の薬の様子を見てから、どうしてもとなれば・・・ですね。
「まだ 血尿は出ると思います。」
きっとまた血尿が出たら、かーさんがショックだろうとそうおっしゃるのだと思います。
(;;) でも茶色くなっていればいいな。
「緑色になれば、いいのですが」
緑? ああ かさぶたなど完全に血液が凝固すると、赤黒いというか一部玉虫の緑っぽくはなりますね。
そんな尿なら、血が止まったと思っていいと。
今のこゆきの状態ですと、1時間半の通院ですら負担になります。
ほら 具合が悪くて病院に行くと、帰宅してぐったり寝込む・・・というアレです。
現在は、そんな状態でしょうか。
おとといも今日も、先生は予約の方をすっ飛ばしてすぐにこゆきを見てくださいました。
まさに待ち構えているように、待たせずに。
それほど悪いと言う事です。
ともあれ、どうか出血は止まっていますように。
薬が効果を現しますように。
体力がもちますように。
ひたすら祈る かーさんです。