日記
奇跡の動物園 ‘‘朝日山動物園物語’’
楽しめど★★☆☆☆
脚本 相良敦子
原作 『旭山動物園の奇跡』(扶桑社刊)
キャスト 山口智充
津川雅彦
伊東四朗
倍賞千恵子 他
朝日山動物園には空を飛ぶように、華麗に水中を泳ぎまわるペンギンの見られるトンネルが有名。
獲物を狙うホッキョクグマが、観客めがけて豪快にダイブし、生き生きと躍動する動物たちの姿に、大きな歓声がわきあがる。
だが10年ほど前までは訪れる客も少なく、旭山動物園は廃園の危機に瀕していた。
現在では日本一有名な動物園となった、北海道・旭山動物園の涙ながらの努力の物語である。
いまやこの動物園は、新聞の旅行ツアーの折込にも入るくらい任期のある有名動物園であるが、昔は・・・・・・。
30年程前に飼育係兼獣医として旭山動物園にやってきた一人の獣医。
坂内(山口智充)は、寝てばかりで活気のない動物たちを見て、心を痛める。
同時に、閑散とした園内の様子にショックを隠せない。
「なんで動物を檻に閉じ込めるんですか!」
と園長(津川雅彦)にも反発する日々が続く。
そんな坂内にベテラン飼育係の牧原(伊東四朗)は、
「やめるんなら、この子熊を育ててからにしろ。」
と、小さな命を預ける。
それは森で親を失い、保護された野生の子グマだった。
幼い頃から動物好きで様々なペットを飼ってきた坂内は、自信に満ちていた。
早速子グマの世話をはじめる。
しかし、数ヶ月たっても子グマはまったく坂内になつこうとはしない。
人間に依存せずに生きようとする子グマの姿に、坂内は『野生の命の気高さ』を痛感。
坂内に新たな情熱が生まれる。
だが・・・・・・
客の入らない動物園は『金喰い虫』と批判を受ける。
動物園の園長と飼育係たちはあきらめることなく、理想の動物園の夢を語り合い続けた。
またそんな中、動物園の存続をゆるがす出来事は起きる。
一時的に休園を強いられるが、各自の思いは一層大きく膨れる。
理想の動物園とは一体何なのか。
動物本来の生命力や、驚くべく能力を見せる工夫はできないものか?
飼育係たちは各自る層の動物園を心に、そして絵に描きあげる。
彼らは市長(市)の予算などの許可もおり、着実にできることから一つ、また一つと理想の動物園に近づけて行く。
動物と動物園に対する愛と夢と努力を兼ね備えた、感動のドラマでした。
奇跡の動物園 ‘‘朝日山動物園物語’’
楽しめど★★☆☆☆
脚本 相良敦子
原作 『旭山動物園の奇跡』(扶桑社刊)
キャスト 山口智充
津川雅彦
伊東四朗
倍賞千恵子 他
朝日山動物園には空を飛ぶように、華麗に水中を泳ぎまわるペンギンの見られるトンネルが有名。
獲物を狙うホッキョクグマが、観客めがけて豪快にダイブし、生き生きと躍動する動物たちの姿に、大きな歓声がわきあがる。
だが10年ほど前までは訪れる客も少なく、旭山動物園は廃園の危機に瀕していた。
現在では日本一有名な動物園となった、北海道・旭山動物園の涙ながらの努力の物語である。
いまやこの動物園は、新聞の旅行ツアーの折込にも入るくらい任期のある有名動物園であるが、昔は・・・・・・。
30年程前に飼育係兼獣医として旭山動物園にやってきた一人の獣医。
坂内(山口智充)は、寝てばかりで活気のない動物たちを見て、心を痛める。
同時に、閑散とした園内の様子にショックを隠せない。
「なんで動物を檻に閉じ込めるんですか!」
と園長(津川雅彦)にも反発する日々が続く。
そんな坂内にベテラン飼育係の牧原(伊東四朗)は、
「やめるんなら、この子熊を育ててからにしろ。」
と、小さな命を預ける。
それは森で親を失い、保護された野生の子グマだった。
幼い頃から動物好きで様々なペットを飼ってきた坂内は、自信に満ちていた。
早速子グマの世話をはじめる。
しかし、数ヶ月たっても子グマはまったく坂内になつこうとはしない。
人間に依存せずに生きようとする子グマの姿に、坂内は『野生の命の気高さ』を痛感。
坂内に新たな情熱が生まれる。
だが・・・・・・
客の入らない動物園は『金喰い虫』と批判を受ける。
動物園の園長と飼育係たちはあきらめることなく、理想の動物園の夢を語り合い続けた。
またそんな中、動物園の存続をゆるがす出来事は起きる。
一時的に休園を強いられるが、各自の思いは一層大きく膨れる。
理想の動物園とは一体何なのか。
動物本来の生命力や、驚くべく能力を見せる工夫はできないものか?
飼育係たちは各自る層の動物園を心に、そして絵に描きあげる。
彼らは市長(市)の予算などの許可もおり、着実にできることから一つ、また一つと理想の動物園に近づけて行く。
動物と動物園に対する愛と夢と努力を兼ね備えた、感動のドラマでした。