乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

道頓堀川に『文楽船』や『落語船』が浮かぶ

2007年07月26日 | 舞台・音楽 雑感メモ

 

 七月二十五日。

 大阪では天神祭りが有名。

 用があって、この日は道頓堀に出た。

 

 午後三時半。

 道頓堀川まで行くと、『文楽船』や『落語船』が浮かんでいる。

 なにやら浴衣の衆が船に乗り込み、準備に追われている。

 男衆は腕をまくり、太鼓のバチを持った人もいた。

 祭りには、男衆がよく似合う。

 

 揃いの浴衣の女性たちは華やかだ。

 船に乗り込んだかと思うと、すぐに降りて、ビルの陰に身を潜める。

 団扇でパタパタと小ぜわしく扇ぐ姿は、浴衣から腕が見える。

 男性から観れば、こういった夏の風情は 色気があって、また良し! といったところだろうが、生憎 女の私には興味はない。

 

 祭りは四時過ぎからとのこと。

 生憎のようで、残念無念と、あきらめる。

 

 川沿いに、『山本能楽堂』の提灯を見つける。

 まだ知らぬこの能楽堂。

 何気に親しみを覚え、シャッターを押す。

 是非行って、能を楽しみたいと思う、ある夏の日であった・・・・・・

 

 

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大阪・天王寺~四天王寺わき道の路地で、プチ旅行気分

2007年07月26日 | お出かけ

 

 天王寺から四天王寺に行く途中、三井住友銀行がある。

 その左横に、細い路地がU字型に通っている。

 

 三井住友銀行の裏口がある、すぐ左横の路地にはレトロな菓子屋が軒を連ねている。

 駄菓子風のものが多く、よくみるとおまけのようなおもちゃや酒のあてのようなするめ類も多い。

 昔の一文菓子屋風の店は、小ぜわしいほど細かな菓子が 並べられている。

 

 菓子屋にはシャムネコまがいのお洒落な子が、ガラスケースの上に乗っかって、前足で頭をかいていた。

 レトロな菓子屋には、シャムネコが、ことのほか よく似合う。

 

 菓子屋のちょうど中央には、トイレがあり。

 入ってはいないがここには、『公衆便所』と書かれた シンプルな看板が合うこと、しきり無し。

 タイムスリップにあったようで、大通りとの時間の流れ具合うが全く違う。

 

 U字通路を曲がると、左の通りには、大衆の飲み屋が多い。

 なんだか離島か海のある、その土地の飲み屋の、軒を連ねたような場所。

 日本的というか、アジアン的というか、とにかく変わった場所だが、興味が引かれる。

 夫も私も、こんなところが天王寺にあったとは・・・・・・初めて知った。

 

 後で子どもに尋ねると、結構、煩雑なところの結構近くらしい。

 天王寺に詳しい子どもも、ここの路地は知ってはいたが、通ったことはないという。

 子どもに、少し説教を受ける。

 当の本人のバカ夫婦は、なんだかプチ旅行にいった感じで、小十分程度だが、楽しいひと時が送れた。

 

 大阪はあまり知らないが、他にも色々楽しいところがあるのだろうな。

 これは行かないわけには行かないぞ・・・

 大阪でわき道を探索する楽しみが一つ増えたかも・・・と、いつもになく 喜んでいる。

 

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