大阪の夕日丘から天王寺に向かう途中、「風除風天尊」と記されていた。
矢印方向を見るが、あるのはビルのみ。
おそらくもとはここにも風天尊が鎮座されていたのであろう。
もしくはビルの中には今も何らかの形が残されているのかも知れないと勝手な判断。
風天尊は全国にあるようだが、四天王寺別院の清水寺で見られるという。
四天王寺は子の関係でなじみ深い期間があったが、当時は別段気にも とめていなかった。今更のように惜しいと後悔。
ここ天王寺近く「風除風天尊」すぐ側にも「四天王寺別院」があるが,それは次回に記録する予定。
「風除風天尊」を少し歩くとビルには「逢坂1丁目1-1」とある。
ほほう,ここは逢阪か。1丁目1-1とはなんと小気味がいいことか。
そんなこんなでカメラを向けると,家族少々あきれ顔。
逢坂とは多分「境界」という意味。
坂とつく限りはそういったことも考えられると妙に納得し安堵する。
よって逢坂という地名は近畿内でも重要な境界部分で見られることも多い。
Wikipedia(2010、6/26)で調べてみると次のような具合だ。
滋賀県大津市逢坂
逢坂山 - 逢坂山トンネル
逢坂関
大津市立逢坂小学校
大阪府大阪市天王寺区逢阪 - 地名および地名の由来である天王寺七坂のひとつ、逢坂 (大阪市)
大阪府四條畷市逢阪
奈良県香芝市逢坂
なるほど、地図で確かめると面白いことがわかりそうな香りがする。