2010年度 130冊目
記録のみ
『大人養成講座』
石原 壮一郎 著
ひさうち みちお イラスト
扶桑社
1995年4月
357 ページ 509円(税込)
とにかく面白く、一気読み、っていうか、途中でやめられない。
爆笑を押さえるのが大変。まぁ!おはずかしい。
ラーメンズに演じてもらいたいといったブラックユーモアに富んだ記述あり。
平たい笑いあり。
この面白さは暑さを吹き飛ばすよ!
といいたいが、面白すぎてとにかく暑い。
変なバラエティ番組を見てるよりは遥かに笑えるよ。
このノリは半端じゃない。
大人ギャグ入門は親父ギャグだな。(106)
中には今ではセクハラになるんじゃないといった内容もあり。
お堅い女性にはこの本は向かないかも。
おかしいんだ。1995年に書かれた本書を2010年の今読むとかえって。
また別の種類の大人ギャグ。今時
「ああうまかった。牛負けた。」
なんて言う人、いるのかなぁ?
こういう記述って、
「あっとおどろくためごろう。」
だよね(爆ーーーっていうか、何なの、この笑い)
そういったギャグ連発が、かえって現在には斬新で、笑いの壷にはまってしまったよ。
どうしてくれるのよ、この暑い夏。
どちらかというと男性向けに書かれたこの本。
357 ページを飽きさせないよ。
ごちそうさま。男性心理をちょい!垣間みたみたいで、楽しかったな。
笑いたい女性にお勧めします。暑くなって、盛り上がりましょう、はい。
詳細
「なろうなろう、明日は大人になろう」同僚や上司との付き合い方、仕事相手や取引先との交渉、アフター5の社外活動…さまざまなシーンであなた救う「大人のテクニック」の数々を収録。
「大人研究」の第一人者・石原壮一郎のデビュー作にして最高傑作が復刻!13年たっても色あせるどころか、ますます役立つ大人の指南書です。
第1編 大人のビジネス(上司、同僚との接し方;取引先、お得意様との接し方;社内におけるマナー;アフター5、休日のおつきあい)
第2編 大人のプライベート(酒場、カラオケにおけるマナー;日常生活でのルール;友人とのおつきあい;困った相手に対する会話術;「遊び」を楽しむ基礎知識)
第3編 大人の恋愛(デートにまつわる諸問題;セックスにまつわる諸問題;別れにまつわる諸問題)
第4編 大人の冠婚葬祭(結婚式、披露宴を極める;葬儀、通夜を極める;お祝い事、年中行事を極める;近所づきあい、親戚づきあいを極める)
著者紹介
石原壮一郎[イシハラソウイチロウ]
1963年三重県生まれ。コラムニスト。月刊誌の編集者を経て、1993年に『大人養成講座』でデビュー。世に「大人」の新しい概念と奥深さを知らしめた。以来、「大人」の第一人者として、大人シーンを牽引しつつ、ビジネスから恋愛まで幅広いジャンルで活躍中
ひさうちみちお[ヒサウチミチオ]
1951年11月17日、京都府生れ。漫画家。1976年『ガロ』でデビュー。本業の漫画・イラストのほか、テレビ・CMでも活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)