乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

映画62; 『ジャンゴ すきやきウェスタン』 三池崇史監督

2010-08-18 | 映画



 
       映画62; 『ジャンゴ すきやきウェスタン』





 満足度 ★★★☆☆ ☆☆☆☆☆

 2007年 121分 

 三池崇史 監督




 笑えるかと思い借りた『ジャンゴ すきやきウェスタン』

 結果、最後までほとんど笑えなかったよ。




 ウエスタンが形で入っているのでこの映画もカッコつけてたな。

 伊勢谷友介さんは男前だったが、この映画では形だけって気がして、惜しかった。



 香川照之さんはこの映画では竹中直人さんの二番煎じ。

 なんだかね・・・。



 石橋貴明さんは少しは面白かったかな。

 でもね、弁慶って、やめてね。お願い。

 弁慶って注目してるんだからさ^^



 堺雅人さんはいいな。

 途中も、最後も。

 堺雅人さんの死に方って強烈。

 いいな、うん!いい。



 佐藤浩市さんも迫力あった。

 でも、この映画では、良さは引き出せてなかったな。



 わかいころの桃井かおりさんはよかったな。

 でもね、くるしいよ!今は、見てるの。

 アクションはやめようよ、ね。

 ついでに○○2のCMも、ギャグかなと感じる今日この頃。

 キャラを悟ろうよ、現実を見ようよ。

 辛口で、ごめんなさ~い。



 引き換え、木村佳乃さんはいいな。

 年々よくなるな。

 女性が見ていても、すごいよ、この人。



 今回塩見三省さんの上手さに驚いたよ。

 今後も注目だな、この役者さん。



 タランティーノさん

 ダメじゃない、すき焼き、食べたくなるじゃない。

 すき焼き鍋は闘いの場と熱く語る彼。

 砂糖が多い、すき焼きは白菜の甘さで・・・は大笑いしたよ。

 わが家では白菜、入れないな^^



 ところで初めは英語で見ていたんだ。

 香取慎吾さんとタランティーノさんまでは英語ですんなり聞いていたんだ。

 でも平家と源氏が出てきて、日本人の書く出演者が英語で話し出すのにはまいったよ。

 だって、義務教育のえっさっさ英語劇みたいだったんだもの。

 え?えっさっさって何かって?ESSだよ^^



 見てられないので、元に戻して日本語版で見たよ。

 あれって、英語でやる意味、あったのかな?



 切り捨て御免!辛口御免!



 あはははは

 なんだか、むずかしかったよ。(笑み)

 ぷぷ!

 わけがわからない むずかし~い映画だったとさ


               おしまい





キャスト

伊藤英明 ガンマン
佐藤浩市 平清盛
伊勢谷友介 源義経
安藤政信 与一
堺雅人 平重盛
小栗旬 アキラ
田中要次 平宗盛
石橋貴明 弁慶
木村佳乃 静
内田流果 平八
ホリケン。
香取慎吾
クエンティン・タランティーノ ピリンゴ
石橋蓮司 村長
塩見三省 伝七
香川照之 保安官
桃井かおり ルリ子











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136; 『日本発見 第16号 ふるさとの伝承』心のふるさとをもとめて  暁教育図書

2010-08-18 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登、折口信夫




2010年度 136冊目  

記録のみ





      『日本発見 第16号 ふるさとの伝承』心のふるさとをもとめて

  




 暁教育図書
 
 
 146ページ 値段不明




『日本発見 第16号 ふるさとの伝承』心のふるさとをもとめてを本日読了。

 50ページまでは丹念にノートに取りながら読んだが、そこまでで30行13ページ

 興味深いことが多く書かれすぎている(笑)


 どうにもこうにも時間が足りない。

 その後は黙読。

 これなら早い(笑)



 興味ある部分が多いので、時間を見つけては秋冬以降にもう一度メモをとりながら読みたい。

 それにしても気が急く今日この頃。

 そろそろイラン行きの用意をせねばなるまい。



『日本発見 第16号 ふるさとの伝承』では文字通り、色々な伝承が書かれている。

 芝居でなじみの、気になるものも多い。



 日本発見は非情に面白いが、これも観世流百番集と同様、冬まで封印。

 やはり、日本がいいなぁ^^と わたくしはしみじみと思う。


 
 柳田國男の仕分け方などの触れられていた池田 彌三郎氏の記述は興味深い。

 高校製の頃、池田 彌三郎や開口健を食通とあがめ奉っていた・・・というか、食べ物の話も面白いと、尊敬していた。

 池田 彌三郎さんか・・・

 何か読みたいなぁ^^


 





       池田 彌三郎



「芸能」 岩崎書店 1955年(民俗民芸双書)
「文学と民俗学」 岩崎書店 1956年(民俗民芸双書)
「日本人の芸能」 岩崎書店 1957年 (写真で見る日本人の生活全集)
「はだか風土記」 大日本雄弁会講談社 1958年 (ミリオン・ブックス)
「日本故事物語」 河出書房新社 1958年 のち文庫
「はだか源氏」 講談社 1959年 (ミリオン・ブックス)
「民俗故事物語」 河出書房新社 1959年
「日本の幽霊」 中央公論社 1959年 のち文庫
「江戸時代の芸能」 至文堂 1960年 (日本歴史新書)
「枝豆は生意気だ」 河出書房新社 1961年
「まれびとの座 折口信夫と私」 中央公論社 1961年 のち文庫
「日本芸能伝承論」 中央公論社 1962年
「ゆれる日本語」 河出書房新社 1962年
「芸文散歩 池田弥三郎随筆集」 桃源社 1962年
「東京の12章」 淡交新社 1963年
「ふるさと・東京」 東峰出版 1963年
「ことばの文化」 河出書房新社 1964年(日本の民俗)
「光源氏の一生」 講談社現代新書 1964年
「銀座十二章」 朝日新聞社 1965年 のち朝日文庫
「私の食物誌」 河出書房新社 1965年 のち岩波同時代ライブラリー
「東京横浜安心して飲める酒の店」 有紀書房 1965年
「俳句・俳人物語」 ポプラ社 1966年
「おとことおんなの民俗誌」 講談社 1966年 (ミリオンブックス) 「性の民俗誌」と改題、講談社学術文庫
「わたしの源氏物語」 講談社 1966年 (ミリオン・ブックス)
「塵々集」 雪華社 1966年
「酒、男、また女の話」 有紀書房 1966年
「逆立ちの青春像 青年へのガイダンス」 池田書店 1966年
「わが師わが学」 桜楓社 1967年
「言語のフォークロア」 桜楓社 1967年
「空想動物園」 コダマプレス 1967年
「ふるさと日本」 鹿島研究所出版会 1967年
「広重の江戸」 講談社 1968年 (原色写真文庫)
「日本詩人選 高市黒人・山部赤人」 筑摩書房 1970年
「私説 折口信夫」 中公新書 1972年
「日本橋私記」 東京美術 1972年
「日本の旅人 在原業平 東下り」 淡交社 1973年
「わたしのいるわたし」 三月書房 1973年
「世俗の芸文」 青蛙房 1973年
「食前食後」 日本経済新聞社 1973年
「百人一首故事物語」 河出書房新社 1974年 のち文庫
「日本のことわざ 暮らしのなかの知恵」 ポプラ社 1975年
「露地に横丁に曲り角」 新人物往来社 1975年
「日本人の手紙」 白馬出版 1975年
「池田弥三郎対談集 日本人のこころ」 新人物往来社 1976年
「町ッ子土地ッ子銀座ッ子」 三月書房 1976年
「たが身の風景」 読売新聞社 1976年
「暮らしの中の日本語」 毎日新聞社 1976年 のち、ちくま文庫
「芸能の流転と変容」 実業之日本社 1976年
「ことばの中の暮らし」 主婦の友社 1977年
「日本文学と民俗」 桜楓社 1977年
「わが戦後」 牧羊社 1977年
「万葉びとの一生」 講談社現代新書 1978年
「わが幻の歌びとたち 折口信夫とその周辺」 角川選書 1978年
「わが町 銀座」 サンケイ出版 1978年
「東京の中の江戸」 国鉄厚生事業協会 1979年
「話のたね」 文春文庫 1979年
「山手線各駅停車」 保育社 1979年(カラーブックス)
「池田弥三郎著作集」 全10巻 角川書店 1979年 - 1980年
「聴いて歌って」 音楽鑑賞教育振興会 1979年 (音楽随想)
「行くも夢止まるも夢」 講談社 1980年
「日本人の心の傾き」 文藝春秋 1980年
「郷愁の日本語 市井のくらし」 あずさ書房 1980年
「三田育ち」 東邦経済社 1980年
「魚津だより」 毎日新聞社 1982年
「池田弥三郎北陸を語る」 対談シリーズ 読売新聞北陸支社 1983年









コメント (2)
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イラン ヤズドのコイン博物館  1  (14景)

2010-08-18 | 美術・文様・展示物





           イラン ヤズドのコイン博物館  1






    コイン

         博物館    



 

 海外用につくられた?日本の壷      水差し
(或は水・酒入れ)



 

 印                   水差し



 

 屋外の壷             部屋に入る通路から
  
 イランの博物館では        庭を望む
 庭に壷がおかれているのを
 よく見かける。





 見上げても壷
 チャイセット




 細工はすばらしい
 が
 さぞ、重たかろう





 ナン焼き釜かな?





 竃

 鍋は手づくり
 今でもエスファハーンや
 他の町の鍛冶屋さんでは
 色々なものを作っている




 優しい明かり取り




 これもリュトンか?

 ふふ、まるっこいな。




 銃に工芸が




 コイン博物館は美しい建物の中に昔の生活用品が陳列された民俗博物館。

 大掛りなものから小さなものまで含めると、イランには博物館が多い。

 イランの歴史は長いので、恐ろしく古い壷なども庭に雨ざらしになっていることも。

 海外に持ち出されたものも多いが、それでも、古い美術品や遺跡や生活用品は山ほど残っているのだろう。

 日本では考えられないことだ。



 時間や条件が合えば博物館を見つけると入館。

 コイン博物館は比較的新しいものが多いが、現地でガナートが見られるという情報をいただき、訪れることにした。



 これまでに数多くのイランの博物館を見ているが、写真の整理ができないでいる。

 





 最後まで見て下さいましてありがとうございます。

 感謝しています。









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映画61; 『ミスト』 スティーヴン・キング原作  フランク・ダラボン監督・脚本

2010-08-18 | 映画







              映画61; 『ミスト』

     




                 The Mist











 満足度 ★★★★★ ★★★★☆

 表情と心理の揺れ動き ★★★★★ ★★★★★


 

 2007年 アメリカ

 原作 スティーヴン・キング

 監督・脚本 フランク・ダラボン

 出演 トーマス・ジェーン
    マーシャ・ゲイ・ハーデン
    ローリー・ホールデン
    ジェフリー・デマン





 パニックホラーと思っていた『ミスト』

 見始めると人々の表情や心理的パニック、心の揺れ動きの表現のゆたかさに驚いた。

 本当に怖いのは霧の中の未確認生物ではなく、「人」

 まずは宗教を唱える女、藁にもすがる思いで取り巻きすがる人々。

 自分たちの信じる正のための犠牲(生け贄)

 人は窮地に立たされると、あのようなおぞましい心になるのだろうか。

 しかし怖いのはこれが一歩間違えば割合に身近な現実の世界だということ。

 それは戦争であったり飢饉であったり・・・。

 こういった行いは日本においてもそう遠くはない過去に行われていたのかもしれない。

 そう思うと、恐ろしさは倍増する。




 ガソリンが切れ、これが最後と、車内の人々を先に(死の世界へ)

 自分の分のたまは無い。男は車の外に出て
「くるならこい」
と叫ぶ。

 そして皮肉にも霧の霧の隙間から見たものは・・・。

 この終わり方に、わたしは後味の悪さというよりは映画としての上手さを感じた。

 映画が終わりスタッフ紹介が終わっても、救助隊などの車屋へりの音は聞こえ続ける。

 やはり、後味が悪いか・・・。

 男の心の悲しみはいつまでも残る。同時に息子の、
「僕を殺さないでね。」
の言葉は、わたしの頭からは消えることは無い。

 






 最後になりましたが、このような素晴らしい映画を教えて下さいました◯様、ありがとうございました。

 心より感謝申し上げます☆


        ありがとうございます。

 








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