(写真は奈良の墨阪神社にて)
記録だけ
2008年度 147冊目
『河原にできた中世の町
~へんれきする人々の集まるところ~』
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網野 善彦 文
司 修 絵
岩波書店 (絵本)
1990年10月15日第5版
55ページ 1650円
網野善彦氏を検索の上、図書館に行く。
毎日賞をとったという目当ての本は貸し出し中。
でも、網野善彦氏の絵本を見つけたよ。
この絵本は、書庫にしまい込まれていた。
本は美しく、あまり貸し出された形跡はない。
巻末の説明は詳しく見事。
以前にも宮田登氏 文の絵本(同仕様・岩波)を楽しんだが、それと同じ形式。
とても詳しく、充実。
司 修氏の絵も見事に上手く描き出され、堪能。
絵本なので、イメージも広がりやすい。
歴史と民俗学を融合。
時代をとおして、人々の暮らしぶりが理解できるといった良書絵本。
今まで民俗学関係の本で度々出てきた内容が、川を支軸に丁寧に説明。
子供にも大人にも満足がいくよう 書き上げられていた。
理屈抜きで、楽しめる一冊。