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皆様、お久しぶりです。
早いもので、もう、12月になりました。
皆様、いかが、お過ごしでしょうか?
わたくしは、相変わらず、本を読んだりお散歩をしたり、博物館に行ったり、能楽やお芝居を観る日々でございます。
ただいま、中世の京都や戦国時代を研究されております、河内将芳先生の書物にはまっております^^
この十日間で『秀吉の大仏造立 シリーズ権力者と仏教』と『歴史の旅 戦国時代の京都を歩く』を読み終え、ただいま、『中世京都の民衆と社会』の途中です。
『歴史の旅 戦国時代の京都を歩く』は、元京都生まれの京都育ち(ただいまは奈良)の私にとっては、楽しすぎ、懐かしすぎで、中世の京都を思い浮かべながら、三度、四度と読んでしまいました。(これ、図書館でお借りしたものなんですが…。)この本を手に取りながら、京都の町をゆっくりと歩きたいと、切に思いました。
それにしても、懐かしい町名がいっぱい。
奈良の古文書を読んでいると、町名などが出てくることがありますが、わたくしには見当もつかず、名字なのか町名なのか、また、なんと読むのかが皆目見当がつかない状態で、困ってしまいます。><
しかし、京都は、(元)私の町です。町名を見るだけでも嬉しいのに、河内将芳先生のご本には、中世の様子まで詳しく書いてくださっています^^絵巻物の好きな私は、その内容を絵巻物の絵図のようなイメージで、思い巡らせて楽しんでいます。
京都文化博物館の近くには弁慶石(笑)が鎮座しています。
本書には『歴博甲本』の「へんけい石」(末の近くの弁慶石を重あげる男たちの絵)が載せられているが、その絵では、現在の原型石の形とは全く違い、丸い。
『臥雲日記禄(がうんにっきろく)』瑞渓周鳳(ずいけいしゅうほう)僧都の日記(十一月六日条)には、十月「二十日ころ」、「山階(山科)」から「弁慶石」なる石が送られてきて、「南禅」寺の「門前」に置かれた云々と記されていた。
弁慶^^そういえば一月松竹座で『勧進帳』があるなと、全く関係のないことを思い、一人ほくそ笑んだ。(アホやね!)
ここ二ヶ月ほどで、いろいろな本を読んだが、河内将芳先生の本が面白かったので、題名だけでもと思い、記録することにした。
河内将芳先生著
『中世京都の民衆と社会』思文閣史学叢書、2000
『中世京都の都市と宗教』思文閣出版、2006
『祇園祭と戦国京都』角川叢書、2007
『秀吉の大仏造立 シリーズ権力者と仏教』法藏館、2008
『信長が見た戦国京都 -城塞に囲まれた異貌の都-』洋泉社 歴史新書y、2010
『祇園祭の中世 -室町・戦国期を中心に-』思文閣出版、2012
『日蓮宗と戦国京都』淡交社、2013
『歴史の旅 戦国時代の京都を歩く』吉川弘文館、2014
『絵画史料が語る祇園祭 戦国期祇園祭礼の様相』淡交社、2015
『落日の豊臣政権-秀吉の憂鬱、不穏な京都-』吉川弘文館、2016
他 気になる方々
中村武生氏
下坂守氏
山路興造氏
拙ブログに、最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
感謝いたしますm(_ _)m
コメント一覧
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SiSiです
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てくっぺ
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てくっぺ
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てくっぺ
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てくっぺ
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てくっぺ
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てくっぺさんへ
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てくっぺ
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やまとなでしこあんさんへ
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てくっぺさんへ
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てくっぺ
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やまとなでしこあん
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てくっぺ
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てくっぺさんへ from Rancho
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てくっぺ
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てくっぺさんへ from Rancho
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てくっぺ
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『断食芸人』カフカ著 百年文庫 穴 ポプラ社
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『俵藤太物語絵巻』二度目を読む 23 三軸 秀郷は将門の屋形にいる女性に恋した。秀郷は、将門の周りの六人は陰であること、将門は金属の身であるが、蟀谷は肉身であることをききだした。
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『俵藤太物語絵巻』二度目を読む 22 三軸 将門に再度対面する秀郷 秀郷は偽って将門に対面した。
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『俵藤太物語絵巻』二度目を読む 21 三軸 北山の陣での対戦。影武者六人と並ぶ将門 秀郷たちの軍は将門の陣を攻めた。将門の体は金属で、同じ姿のものが六人いた。官軍は破れて退いた。
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『俵藤太物語絵巻』二度目を読む 20 中巻読了(次回から下巻) 東海道を行く官軍 朝廷からはさらに軍勢を下総に向かわせた。
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