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乱鳥の書きなぐり

5月、南座で 小笠原諸礼忠孝 五月、通し狂言『小笠原騒動』あり 

 

 京都四條南座

 五月花形歌舞伎

 

 小笠原諸礼忠孝

 通し狂言 小笠原騒動

 

 平成21年5月3日(日)~26日(火)

 

 


 

 五月、南座で『通し狂言 小笠原騒動』がある。

 若手だが、顔ぶれはいい。

 演目は、とても興味深い。

 これは面白そうだ。

 多分 行くかな・・・。

 

 チケット一般販売は四月十五日。

 友の会は その前日。

 

 夫は二月に懲りて、行かないという。

「ばぁ~かめぇ!」

と、仁左衛門丈風に、内心宣う。

 だから言った事じゃない。

 二月に観に行くといったのは、お前さんだよ・・・。

 

 そういうと、まだ 『女殺油地獄』の記録を書く気になれない。

 ぐずる私・・・。

 

 こういった感覚は、最近二回あったな。

 一回は猿之助劇団。

 歌舞伎は好きだが、この劇団の顔ぶれはごっちゃになる。

 覚えられない・・・。

 演目の内容も知らなかったものだから、二役されると頭は真っ白・・・。

 ニワカ歌舞伎ファンの私にとっては、猿之助劇団は難解中の難解(笑み)

 

 親切な方に二度 間違いを教えていただいたのに・・・結局最後まで記録できなかったな。

 何処のどなたかは知らないけれど、あの方にじっくりとお話を聴いてみたかった。

 

 あまりにわかりにくかったので、あのときばかりは番付を買おうと思ったが、番付は買わない主義なので、やめた。

 理由は・・・本棚がいっぱいになるからという単純さ。

 馬鹿だな・・・。

 買わずに後悔した講演もある。

 仁左衛門丈が代役された買ってから念願だった彼の『女殺油地獄』

 あのときは興奮して、三度も観に行ったよ。

 でも友人の話では、仁左衛門は番付に載らなかったとか・・・?

 友人も番付はもらわないそうだから、本当のところはわからない。

 

 歌舞伎か・・・。

 最近ぴんとこなくなったなぁ・・・。

 演目のせいかな。

 

 私が今一番みたい演目は我當丈の『近頃河原の達引』なんだ・・・。

 

 私は最近、無性に能楽に行きたいよ★^^★

 

 

 

松竹座 歌舞伎美人より 

物 語】
 ここは九州・豊前国。小笠原家では、お家乗っ取りを企む執権・犬神兵部(ひょうぶ)(橋之助)とお大(だい)の方(七之助)一味の陰謀が着々と進んでいた――。
 そんな中、狩りに出た藩主の小笠原豊前守(ぶぜんのかみ)(勘太郎)が白狐を射ようとするのを家臣の小笠原隼人(はいと)(愛之助)は押し止め、また藩政の乱れを意見するが、兵部やお大の方の言いなりとなっている豊前守の逆鱗に触れ閉門を言い渡される。
 兵部は、大望の妨げになると隼人に刺客を差し向ける。絶体絶命に陥った隼人の前に、最前助けた白狐の化身である奴菊平(愛之助)が現れ隼人を救い出す。

 隼人から分家小笠原遠江守(とおとうみのかみ)への密書を託された召使のお早(七之助)は、その道中で兵部に加担する足軽の岡田良助(橋之助)に殺され密書を奪われる。

 妻のお早を殺された飛脚の小平次(勘太郎)は、すぐさま敵が良助と知る。一方の良助は、お早の怨霊にとりつかれた末に自らの愚かさを悟り、真人間に改心するが、家族を一度に失ってしまう。
 それを知らない小平次は、水車小屋で激闘の末、良助を討つのだが、断末魔の良助から遠江守へ届ける兵部一味の連判状と訴状を託される。

 程なく通りかかる遠江守の行列に小平次は直訴をするのだが、その瞬間、一発の銃声が辺り一面に響いたのだった……。


【みどころ】
 享和三年(一八〇三)豊前小倉藩(現北九州市)に実際に起こったお家騒動に題材を採った『小笠原騒動』は、本外題を「小笠原諸礼忠孝(おがさわらしょれいのおくのて)」といい、明治十四年(一八八二)道頓堀戎座で三代目勝諺蔵が書き下ろした狂言です。
 この作品は、十年前に南座にて復活上演し、ストーリーの面白さ、水車小屋の本水を使った立ち廻りの迫力が話題を呼び、その後、新橋演舞場、御園座、博多座と全国でも上演され、絶賛を博しました。
 南座では待望の再演となり、今回は一昨年『霧太郎天狗酒醼』で好評を博した花形四人が挑みます。
 人気の花形役者が魅せる、清新で熱気あふれる、新たな『小笠原騒動』をたっぷりとご堪能下さい。

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