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乱鳥の書きなぐり

『東京タワー』 ぼくとおかんと、時々、おとん   渡辺美佐子 オダギリジョー 内田也哉子 樹木希林 

   映画 『東京タワー』 ぼくとおかんと ときどき おとん




 家族と一緒に、映画 『東京タワー』を、テレビでみたよ。

 出だしにわくわく感あり。

 いったいどんな芸術作品に仕上がるんだろうと期待しちゃたな。(笑み)

 オダギリジョーも男前。

 おかんの若い頃を演じた本当は美人の女優さんが,樹木希林さんに見えたな。名前は内田也哉子さんというらしいが,今後も注目しとこう。

 いっとき舞台となる炭坑の村景色にも魅了された。

 今思うと,全体を通して、そつなく楽しめる映画だったかな。


 途中、説明がくどい部分がいくつか鼻に付いたな。

 ベッドで,おかんが、
「茄子のみそ汁,温めてのみや・・・茄子のみそ汁・・・、」
・・・・・・。(息子の表情)
・・・。(間)
「なにいうてんのや。おかん。」
・・・。(間)
・・・。(景色 夜の東京タワー.桜.雪)
・・・。
〈この桜の季節に雪が降っている.今日はエプリールフール。何が本当で何が嘘なのか・・・・・・。(ナレーション)〉



 上展開は さぁ,観客諸君、心行くまで邦画の良さを味わってくれ!といった監督の意図が色濃い。

 くどさ感と観客を小馬鹿にした感が拭えないのが残念だ。



 この映画で最も心を奪われたのは,渡辺美佐さんの老母役。

 おかんが子供の頃の僕を連れて小倉の実家から身を引き,バスでたつ場面。

 老母がひょいと現れる。

 自然に気負いなく肩を落とし、しげしげと子孫を見つめる表情は 見事だ。

 日本にこういった役者がまだ健在であることに,私は喜びを感じた。

コメント一覧

原村 様★^^★
追記
菜の花と山がとても美しいですね。
住んだ空気が,こちらにまで伝わってきて,元気がわいてくるようです。
すてきなページを拝見させていただいて、ありがとうございます。これからも楽しみにしています★^^★
原村 様★^^★
東京タワー
ご訪問とコメントをいただき,ありがとうございます。
とてもうれしいです。

規模は雲泥の差ですが、京都駅周辺は大変身したのに,京都タワーは原村産のおっしゃいます昭和ロマンを感じます。

東京タワーも昭和30年代にはとてもハイカラで斬新なものだったのでしょうね。
未来に希望が持てた良き時代・・・いい響きですね。
関西の私は大阪万博の太陽の塔を思い出します。
未来に夢があると信じていたあの時代を,もう一度味わいたいものですね。
原村
東京タワー
http://blog.goo.ne.jp/akagera63363556
こんにちは。
この映画は未だ見ておりません。
東京タワーと聴くと何故か大正浪漫ならぬ昭和浪漫を感じてしまいます。
昭和浪漫などという言葉があるのかはしりませんが。

未来に希望が持てた良き時代なんでしょうか。
現実は貧しい世であっても、開けいく前途を思い描く事が出来た良き時代なんでしょうか。
今がそんな夢を持てる時代であった欲しいです。
かび臭いコメントでスイマセン。
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