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2012年 本
120: 『神と旅する太夫さん』国指定重要無形民俗文化財「伊勢大神楽」
岩田書院
(2009/01)
104ページ 1575円
内容(「BOOK」データベースより)
「伊勢大神楽」は、獅子舞と放下芸(曲芸)とで構成される神事芸能で、昭和56年に、国の重要無形民俗文化財の指定を受けている。演目は「鈴の舞」「四方の舞」から「剣三番叟」「魁曲」までの16曲で、これらを演ずることを総舞(総舞わし)と呼び、これが狭義の伊勢大神楽であるが、広義には、これらを演ずる太夫たちをもそう呼ぶ。太夫たちは、伊勢国桑名郡太夫村(三重県桑名市)と東阿倉川村(四日市市)の二か所を拠点に、檀那場となっている地域を訪れ、各戸で竃祓い・悪魔祓いの獅子を舞い、かつては伊勢神宮の、現在では伊勢大神楽講社の神札を頒つのであるが、そうした彼らの活動全般をも、やはり伊勢大神楽と呼んでいる。本書は、神と一体となって旅に生きる太夫さんの姿を、永年にわたる密着取材による魅力的な写真と、学術的な裏付けのある判りやすい文章とで、再現する。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
北川/央
1961年大阪府生まれ。神戸大学大学院文学研究科修了。現在、大阪城天守閣研究副主幹。織豊期政治史ならびに近世庶民信仰史、大阪地域史専攻
出水 伯明
1960年大阪市生まれ。民俗カメラマン。(社)日本写真家協会会員。広告写真スタジオを経て独立、1990年映像工房出水を設立。文化財、民俗文化財の写真・映像撮影・航空写真を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
わたくしがこどもの頃、お正月になると獅子舞が門口にこられて頭を噛んでいただいた。
父の話によると、頭を噛んでいただくと、頭が良くなるらしい。
二人組、獅子舞ひとつといった小規模なものだった。
『神と旅する太夫さん』国指定重要無形民俗文化財「伊勢大神楽」を見ていると猿田彦や三番叟や歌舞伎の『どんつく』さながらの神楽があるらしい。
夫に言わせれば、夫のこどもの頃に一度見たような気がするというが、京都にはあまりまわってこられてなかったように思うとのこと。
以前読んだり聴いたり見たりした
『まことに めでとう そうらいける『万歳』』、
『演者と観客 生活の中の遊び』(日本民俗文化大系7)第3章(222-254)の一部、
秋篠音楽堂で聴いた公開講座 「大和萬歳と伊勢萬歳」 前半 講師:鶴岡正生氏(現状と取り組み)、
初めて見た「大和萬歳と伊勢萬歳」 村田社中
などは伊勢神楽とは言わないのかもしれないが、そういったものを思い出した。
門口にまわってこられる獅子舞以外もこられるという華々しい神楽と言うものを見たかった。
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『俵藤太物語絵巻』二度目を読む 23 三軸 秀郷は将門の屋形にいる女性に恋した。秀郷は、将門の周りの六人は陰であること、将門は金属の身であるが、蟀谷は肉身であることをききだした。
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『俵藤太物語絵巻』二度目を読む 23 三軸 秀郷は将門の屋形にいる女性に恋した。秀郷は、将門の周りの六人は陰であること、将門は金属の身であるが、蟀谷は肉身であることをききだした。
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『俵藤太物語絵巻』二度目を読む 23 三軸 秀郷は将門の屋形にいる女性に恋した。秀郷は、将門の周りの六人は陰であること、将門は金属の身であるが、蟀谷は肉身であることをききだした。
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『俵藤太物語絵巻』二度目を読む 23 三軸 秀郷は将門の屋形にいる女性に恋した。秀郷は、将門の周りの六人は陰であること、将門は金属の身であるが、蟀谷は肉身であることをききだした。
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『俵藤太物語絵巻』二度目を読む 22 三軸 将門に再度対面する秀郷 秀郷は偽って将門に対面した。
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『俵藤太物語絵巻』二度目を読む 21 三軸 北山の陣での対戦。影武者六人と並ぶ将門 秀郷たちの軍は将門の陣を攻めた。将門の体は金属で、同じ姿のものが六人いた。官軍は破れて退いた。
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『俵藤太物語絵巻』二度目を読む 20 中巻読了(次回から下巻) 東海道を行く官軍 朝廷からはさらに軍勢を下総に向かわせた。
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『俵藤太物語絵巻』二度目を読む 19 中巻 秀郷は、三井寺斗その守護神である新羅大明神に参拝して加護を祈り、下総に向かった。
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