室生寺の石仏 一面八臂(はっぴ)の「軍荼利明王」(ぐんだりみょうおう)
「軍荼利明王」(ぐんだりみょうおう)は 忿怒の形相。
四面四臂 または 一面八臂(ひ)。そのうち一組の手は胸元で交差。
法輪、戟(げき)などを持ち、火炎の中に立っています。

軍荼利明王は、宝生如来の化身と伝えられる。
五大明王の一人

軍荼利明王の「軍」は次のような意味があるとされる。
絡みつくもの A
とくろを巻く A
甘露の壷 B
A 軍荼利明王の腕や足に蛇が絡みついている。
B 甘露は神々の飲み物とされ不老不死の効果が伝えられる。
軍荼利明王は
息災延命にご利益があるとされ信仰される。
軍荼利明王は障害を除き、何事もなしとげるとされる。
明王→ 調伏や敬愛に功徳があるとされる。

天神社拝殿

天神社拝殿左後ろにある 石仏「軍荼利明王」(ぐんだりみょうおう)


文字が刻まれている。

石仏「軍荼利明王」(ぐんだりみょうおう)に近づいてみる。

室生寺の石仏「軍荼利明王」(ぐんだりみょうおう)

室生寺の石仏「軍荼利明王」(ぐんだりみょうおう)を斜めから拝む
2010年11月 室生寺 「軍荼利明王」(ぐんだりみょうおう)