乱鳥の書きなぐり

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奈良 春日大社 南門 前の「神石」の伝説(磐座、出現石、額塚) (3景)

2011-05-07 | 民俗考・伝承・講演



    奈良 春日大社 南門 前の「神石」の伝説(磐座、出現石、額塚)








 春日大社参道を東に進み、二の鳥居をくぐって暫く行くと 南門。

 ここには昔当初、居がたっていたという。

 治承3年(1179年)に楼門に改められた。

 春日大社南門は重要文化財に指定されている。





 南門前に 神石。

 写真がそれである。

 地表に出ている部分は小さいが、地下の部分の大きさはわからないといわれる。





 この石は



    磐座=  神様が降臨する憑代(よりしろ)として祀られた(太古の昔)

    出現石= 赤童子(春日若宮御祭神)がここから現れたとされる。

    額塚=  宝亀3年(772年)の落雷により落下した社額を埋めた。




など、諸伝説がある。


 いずれにしても神がかりの石。

 三輪神社など日本の多くの神社にある磐座だったとすると興味深い。五穀豊穣云々を祈願して神饌を備え神主が参られる場合を聞くが、ここではどうなのかが気にかかる。

 また赤童子(春日若宮御祭神)がここから現れたとされる出現石だとすると、ありがたい気がする。

 落雷により落下した社額を埋めたとされると言うのも納得がいく感じがする。

 いずれにしても「神石」煮色々な言い伝えがあるのは楽しいものだ。



 




 見て下さいまして、ありがとうございます。






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5 コメント

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鹿島神宮 (じゅんたさんへ☆)
2011-05-09 19:41:59
 じゅんたさん、こんにちは(*^.^*)
 興味深いページをありがとうございます(*^^*)

 鹿島神宮の要石は柳田國男氏の鯰の項目に書かれていましたので、一層興味深いです(*^^*)
 また、昨日から読みはじめている宮田登氏『救いの神とお冨士さん』の弥勒と冨士信仰の関係で、ちょう鹿島が出てきましたので、嬉しいです☆
 いつも教えていただき、お気遣い下さいまして、感謝しています(^^)
 鹿島神宮は鯰や聖や常世虫などとも深く関係し、行ったことが無いのですが、たいへん興味のあるところです。ありがとうございます☆
 お教え下さいましたページは丁寧に読んで楽しみたいと思います♩

 伝承や地元に大切にされている石は、日本の至る所にありますね(*^-^*)
 弥勒菩薩の下生信仰などと石は、磐座を初めとして非情に関わりが深いように感じます^^
 
 じゅんたさん(*^D^*)
 これからもよろしくお願いします♫
 これからもいろいろ教えていただけましたら、嬉しいです♩
返信する
Unknown (じゅんた)
2011-05-09 14:34:02
Ranchoさん
こんにちは
茨城県の鹿島神宮にも
似たような石がありますよ↓
http://www.rekishinosato.com/essayW_8.htm
由緒は違っていますけど・・・
あはははは
返信する
追記 (SiSiさんへ☆)
2011-05-08 01:44:40
 最近gooの調子が変で、コメントが途中で切れてしまうことが度々あります。><
 
 大山の賽の河原は一見切り通しのように見える大山の間にあるのですね。(*^^*)
 ここもお一人だったのですね…行ってみたいですが、一人では怖いです^^

 ところでsisiさん、大山のカラス天狗さんは伝説は有名なのですね。失礼いたしました。勉強になりました!ありがとうございます。(*^-^*)
 そういうと先日見た歌川国芳展でもカラス天狗の絵を見ました。(*^.^*)
 
 素敵な旅をなさいましたね!たいへん楽しく、興味深いです。
返信する
ありがとうございます^^ (SiSiさんへ☆)
2011-05-08 01:33:53
 とても嬉しいコメントをいただき、感謝しています☆(*^^*)
 SiSiさん、ありがとうございます。(*^-^*)

 今日は大阪に出かけていて、夜遅くに帰ってきました(^^)
 返事が遅くなりごめんなさいm__m

 随分話が折れますが、さざれ石は芝居「壺坂霊験記」で有名な奈良の壺阪寺で見たことがあります。(笑)
 おっしゃるように、石には不思議な力が宿ると考えられる場合が多いのかもしれませんね(*^.^*)
 恐山に行った時、絶対に石を持ち帰らないようにと注意されたことがあります。(*^o^*)
 忠告は守ったのですが、他の観光地では石や陶磁器の破片を持って帰ることが多いです。これって、良くなかったのですね(怖)おとろちィ~(泣)
返信する
さざれ石のいわおとなりて… (SiSi)
2011-05-07 18:29:34
よく神社には神様とは別に石が祀られていますね。石には不思議な力が宿るのかもしれません。能や神楽の殺生石は九尾の狐の物語りです。我が国の国歌君が代にも石が成長する様を詩でよんでいますよね。
昔の人がよく言っていたのは、観光地で石は拾うて持ち帰るなって。魂が宿っている?
アア、おとろちィ~。
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